hさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.6

言葉にするんむずいけど、恋と愛の境界とか、人を人たらしめる根拠とか、そういうのに焦点が当たってて、テーマは考えさせられるし、かなりむずい。
別ベクトルで話題になっちゃったんが残念とは思う。
ストレスな
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ムズすぎるんか、単純に俺がアホなんかわからんかった。くらいわからん。
主人公が統合失調症とか多重人格とか乖離性パーソナリティ障害とかそういう類のオチかなとか、ジェイクの家庭の記憶や車内での会話で社会に
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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

3.5

こういうドキュメンタリーって結局何もわからずに終わるみたいなんが定番やねんけど、ちゃんとどういう経緯で平手が辞めたかみたいなんが大雑把にでも伝わるストーリーになってて期待値よりも遥かにスッキリする終わ>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.2

人と人の巡り合わせに焦点を置いた映画。終始MVっぽさはあるものの、展開のスピード感、少ない台詞で映像を見せる感じは映画として見やすいなと思った。シンプルに感動したし、親と子の絆に心を打たれた。主演菅田>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

2.6

どこにでもある日常と、劇的に見せるためのフィクション的要素をぶちこんで、でも伝えたいことはいたって普通っていう作品。でも浜辺美波可愛かったし、美化されたあの日の思い出に帰りたくなったからいい映画。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.0

恥ずかしながら21歳にして千と千尋を初見しました。純粋に楽しめる部分と、皆が言ってるあれはこのシーンか、とか、このキャラてこんな重要やったんやとかそういうのも含めて上映中ずっと色んなこと考えて見てた。>>続きを読む

劇場(2020年製作の映画)

3.6

原作読んでないけど、多分原作読んでたら固定観念で斜に構えて見てたと思うからこの場合は読んでないうえでのこの評価になるけど、自分が自分を生きることと、自分が人の中で生きることと、自分が人と生きることとの>>続きを読む

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.2

どこにでもある虚像と、誰にでも訪れる日常の先にある普通に全員がただ同じようにたどり着くだけってのは実感としてあるから共感しかなかった。何者かや漠然とした夢に打ちひしがれて、何者でもなくなっていって、そ>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.3

登場人物が全員ダメで腹が立つし、人を見透かしたような描き方にも虫唾が走る。でもそう思わせるための作品で、そう思った自分がいるってことはどっかで既視感があるってこと。わかった上で情緒を揺さぶられたってこ>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.2

最初めちゃめちゃ意味わからんくて、ほんまに途中で見る気なくしたけど、後半での巻き返しが凄い。SF要素が濃すぎてところどころ集中力削がれるけど、愛をテーマにしててそれが恋愛や家族や種族っていう部分にまで>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

分かりやすいストーリーにいい音楽の映画って結局見やすくて良いってなっちゃう。ティーン特有の無謀さとか、不安定さも脚色はあるけど納得いくし、兄弟愛に感動してまうよね。何はともあれ良い。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

タクシードライバーに影響受けてるとは聞いてたけど、それにしてもモロに受けてんな。映像もストーリーも然り。でもこっちの方が主人公のバックグラウンドや社会の廃れ方が詳細に描かれててわかりやすく感情移入でき>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

音楽と映像が綺麗で良くも悪くも壮大なMVっぽい。扱ってるテーマや人物の心情とマッチした音楽は良いので、こっちに訴えかけてくるものはあるなと感じた。映画館で観た方がいい。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

好きや嫌いの上澄みを掬ったような恋愛と、愛は全くの別物で、言い表しようのない何かの一つの側面を見せてくれる作品。互いが愛し合うからこそ、常識や社会通念に囚われない関係性があって、間違いも正解もないんや>>続きを読む

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.2

脚本はありがちな感動モノなんやろうけど俳優が素晴らしすぎて見入ってまう。90分弱ってのもめちゃめちゃちょうどいい。劇団ひとり演技上手すぎる。どんな自分でも少しだけ愛おしく思えるし、どんな親でもめちゃめ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.5

軽率に感動した。しんのすけがおらんくなって、ひろしが探しに行くときに「しんのすけがいない世界に未練なんかない」って言ってたのが印象的で、ラストはとても感動する。運命は信じてないけど、運命づけるのは嫌い>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

背景はたくさんあれど、それぞれの「愛」を感じる作品だった。色んなことの答えがこの映画に詰まってたと思う。

今日、キミに会えたら(2011年製作の映画)

2.0

共感や賛同はないし、恋愛脳な2人を見てるのは滑稽やったけど、それでも誰かや何かに固執できるってのは愚かで馬鹿馬鹿しくて素敵なんかもしれん。

天気の子(2019年製作の映画)

2.5

ファンタジー要素が弱い割に、現実味も薄くて、ヌルッとしてんなってのが感想。東京の街を綺麗に描写したいのが強いんやろな。とはいえ思惑通り映像美とRADの曲で感動してしまったので。