ふるちさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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シャザム!(2019年製作の映画)

3.3

中身は子供で体は大人のポップなDCヒーローもの。エンターテイメントに長けた作品ではあるが主人公のビリー君は繊細で垢抜けないキャラクターなのにシャザムになると急にアホになることに違和感。イコールに感じな>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.6

40数年かけた壮大なスカイウォーカーサーガ完結編。最後のジェダイの散らかした後のお掃除がJJエイブラムス監督は大変だったろうと余計な雑念が残る感じでとって付けた補足が多くエンターエイメント映画としても>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

DCヒーローによる海洋アドベンチャースペクタル。主人公のキャラクターがユーモアに溢れているため、いつもの暗いDCワールドは薄れてエンターテイメントに富んだ作品。ただし、豪快にビールを飲む姿、荒削りな戦>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.9

ターミネーター2からの正当な続編となる本作。二十数年の時を経てサラコナーとT800の変化の対比に魅せられる。多種多様化された今の現代に合った新キャラクター達も逞しくて儚くて素敵。ターミネーターの本質は>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.3

七人侍のリメイクの荒野の七人のリメイク。現代に通用するようにダイバーシティでスタイリッシュなウエスタン映画に仕上がっておりエンターテイメントに溢れた作品に仕上がっている。少数VS多数の王道のカタルシス>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.4

過疎化した田舎で過激ないじめの末に両親を失った少女の復讐劇。序盤の湿度高めのいじめに目を塞ぎたくなるものの、主人公が容赦なく復讐していく姿に魅入られていく。残虐描写で展開されるほどリアルティには欠ける>>続きを読む

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

2.9

現状に不満を感じる高校生達がゾンビパンデミックに巻き込まれる青春ミュージカルゾンビ映画。ふざけたコメディー映画かと思いきやしっかりとミュージカルしていてしっかりとゾンビ映画。しかし化学反応を起こせず、>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

金も仕事もない男が事件専門のパパラッチという天職にめぐり合い、次第にのめり込んでいく話。元々自己顕示欲が強い主人公が組織に溶けこめるわけがなく、失敗するかなと思いきや予想外の展開。この職業自体にモラル>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.8

1995年南アフリカ自国開催されたWカップの裏でスプリングボクスを支えたマンデラ大統領の実話。貧困や人種問題をラグビーを通して国を改善していく壮大な「ノーサイドゲーム」2019年日本代表のスローガンは>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

バットマンの宿敵、ジョーカー誕生までの話。病の母を看病と自身の持病を抱えながら懸命に生きるアーサーの転落人生を痛々しく描いており、途中までDCコミックのキャラクターだという事さえも忘れてしまう。孤独か>>続きを読む

アフターショック(2012年製作の映画)

3.2

イーライロス制作・出演の災害パニック+アルファの映画。ホステルにストーリー構成が似ており、序盤は男三人のおバカ道中から地獄に落とされる展開はお約束。理不尽極まりない展開に慣れてしまったせいか、冷静に見>>続きを読む

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.0

いじめられ子といじめっ子グループが偶然に出会した怪物を捕獲した事から彼等の歯車が変わっていく青春ホラー。開始5分でどっかで聞いた歌だなと思ったら、「あの頃、君を追いかけた」の主題歌だった。関連性を調べ>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.6

実際にあった事件をモチーフに作られた園子温監督久しぶりのエログロ不快指数MAX作品。ゆっくりとゆっくりと話が進み、不快感が増していく。見ているこっちは気がつくと心が荒んでゆく。冷たい熱帯魚を見たときに>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.8

Filmarksの試写会にて鑑賞。超平和バスターズ作品の第三弾。日常生活に突然舞い込むちょっとした不思議がキーとなるこのシリーズ。今回は13年前に別れてしまった姉の元カレが13年前と同じ姿で妹の前に現>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

90年代に発行された漫画で2018年に実写ドラマ化され、その続編の映画化。愚直で不器用な営業マン宮本が最大の試練に立ち向かう本作。TVシリーズから主人公の言動に共感できないでいたが物語が進むつれ、無意>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.3

ゲットアウトの脚本、監督のジョーダンピールの新作ホラー。前回は社会派ホラーだったが今回はトワイライトゾーンのが一編にありそうな話。「あっち」側の人達が不気味で恐怖を誘うが震えあがる程ではなく、オチも予>>続きを読む

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.5

事故で死んでしまった高校生は地獄に落ちてしまい、現世に戻るために奮闘するコメディ。和洋ロック好きにはたまらないマニアックもチラホラ。主題歌が耳から離れなくなるストレスフリーな作品。

天気の子(2019年製作の映画)

3.1

家出少年と天気を操れる少女が出会い、日本全体に影響を及ぼすことになる話。
ボーイミーツガール、無知で独りよがりで周りお構いなく暴走する感じ。やっぱり新海誠監督作品は苦手です。街並みや風景は素晴らしかっ
>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.9

Filmarksの試写会にて鑑賞。
盲目の元警察官の女性とスケーターの青年が女子高生連続拉致事件に巻き込まれていく話。前半は刑事役のある方が主役2人を完全に食っており主役が誰だかわからなくなった。後半
>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.2

最先端技術を生かしたSNS会社に就職したヒロインが社会全体に影響を及ぼす存在になってしまう映画。もう少し現実味溢れる設定かとおもいきや、未来的で身近な感覚が薄れた。出世欲に溺れ、同僚にマウンティング、>>続きを読む

ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

1.7

輩兄弟VS友達のいないサイコパスの残虐無慈悲ドラマ。コンセプトはとても楽しめるものの、全体的に雑。何言ってるか全然聞き取れない。劇中にちらっとある戦争を描いたアニメや、震災ボランティアを皮肉に描いてい>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.3

ピクサーの大ヒットシリーズの第2弾。ウッディが誘拐されしまうという話。だけれども、社会における自分の立ち位置を考えさせられる内容となっており、自分だったらどうするかを見終わった後にふけってしまった。答>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.1

細田守監督の長編アニメ。過去作品で垣間見えたリアリズムが今回にもあるのだが、子どもゆえの傍若無人の行動に見ているこっちはイライラとする。本年度のオスカー、長編アニメ部門にノミネートはされたものの、あま>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.4

エンドゲーム後、そしてフェーズ3最後の作品。公開直後のため、詳しくは書けないが自分の期待値を上回るわけではなく、良くも悪くもスパイダーマン的な内容だった。今回はハッピーそしてMJが良い味を出しており、>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.5

買収問題でFOXで最後のX-MENとなった本作。具体的に書くとネタバレになるので書けないが非常に面白くなかった。前作のアポカリプスはあまりの評価は低かったがX-MENらしさが溢れて秀作だった。今回のは>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

プロデビューを果たした対照的な性格の二人の行く末は?という事で後編です。色々と説明するとネタバレになるので書けませんが後編はすごかった。とにかく演者さん達の熱量とストイックさ。特に最後の試合は圧巻。最>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.7

少年院あがりのギラギラした青年と床屋に努める赤面症で内気な青年、そんな二人がプロボクサーを目指す話。明日のジョーのような泥臭い昭和感満載な展開の中で、時代設定が近未来という不思議な物語。愛に恵まれずに>>続きを読む

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.2

恥ずかしながら初めて鑑賞。アンディ君のお気に入りおもちゃは誰だ!からの友情のお話。ずっと飽きさせない無駄のない展開が素晴らしい。各キャラクターも良い味だしている。おそらく今まで見たピクサー作品の中で一>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.6

新世代の波が到来し、自分の限界を感じはじめ、自分の引き際を考えるマックイーンの話。前ニ作と比べるとかなりビターで大人向けな展開となっていて、最後はほろっとなる。ただやはりマックイーンの決断が毎度毎度解>>続きを読む

カーズ2(2011年製作の映画)

2.4

世界ツアーの中で親友メーターがとある事件に巻き込まれていく話。今回はレッカー車のメーターが主役のスパイアクション活劇となっており、エンターテイメント色が強い、一方でメッセージ性は非常に薄い。どうにも空>>続きを読む

カーズ(2006年製作の映画)

3.0

自信家で目立ちたがり屋のレーシングカー、マックイーンがあるきっかけでとある田舎町に住むクルマたちと触れ合い、結果的に自身が成長していく話。ドクハリウッドかアイアンマン3か、結構ありがちな展開であり、マ>>続きを読む

101回目のプロポーズ 〜SAY YES〜(2012年製作の映画)

3.4

リンチーリンさんご結婚記念。結婚願望があるが不器用で振られてばかりの冴えない男と前の彼氏を忘れられない美しきチェロ奏者の恋の話。ご存知日本の人気ドラマを中国にて映画化。現代風アレンジされており新鮮では>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.7

triggerのオリジナルアニメーション作品。
他のレビューでも書かれてるがグレンラガン×キルラキルといった感じでアニメーターさん達の作画への熱量を感じられる作品。終始熱さを感じられる110分でした。

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.3

かなり久しぶりに鑑賞。誰もが知ってるシュワルツェネッガーの代表作シリーズの原点。2以降のハイバジェット作品ではない分、アナログ感が半端ないが脚本が素晴らしく、どちらが悪者なのか、何故サラコナーなのか、>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.2

80年代、サイドAとサイドBからなる男女の恋模様。原作も未読で予備知識なしで鑑賞したものの、サイドAでの違和感に薄々と感づいてしまい、案の定、想定通りのオチだった。前田敦子がキンタローよりな演技だった>>続きを読む

チリンの鈴(1978年製作の映画)

3.9

アンパンマンのやなせたかし原作×サンリオ製作のアニメーション。ふんわりとしたファンタジー色が強いかと思いきや、衝撃的な作品。野生で生き抜く術を描き、強く生きていく故の矛盾を投げかけた秀作。