最後の「これ、大豆田とわ子」がすごく良かった。人生全肯定ドラマ。
素晴らしかった。今、現実社会で進行中の隠蔽体質を笑ってしまうくらい滑稽に描いたブラックコメディ。最終的に木嶋みのりさんの意志が巡りめぐって実ったというラストも良かったな。後は松坂桃李の名演。この人、ど>>続きを読む
スピン・オフってことだったけど、思っていた以上にMCUの中核の話で、事実上の「キャプテン・アメリカ４」だった。多様な正義、問題がある中で、アメリカという国が過去と、そして現在に犯してきた罪に真正面から>>続きを読む
あくまでもポップに、笑えるように作ってあるけど、社会的な問題を正面から扱った作品だった。後、長瀬智也の引退作として完璧すぎた。正直、長瀬智也は俳優として凄く好きだったので、引退は悲しい。
去年録画したやつ。ようやく見た。見ている間、3.11を思い出してた。震災で心の傷を負った人の話と似たような話が描かれてた。心の傷を癒すため、人に寄り添い続けた人生で、安先生の台詞一つ一つが優しくて、と>>続きを読む
ディズニー+にて見ました。アメリカのTVドラマ史を辿るかのようなストーリー、ユニバースを意識したかのような配役、そしてワンダの正体など、何重にもメタ的な要素が込められたドラマ。１作目がこれって攻めすぎ>>続きを読む
いやね、もうチャプター15まででも十分面白いんですけど。先行映画からのオマージュ満載だし(モロ『用心棒』回あったし)。でもさ、やっぱり最終話だよね。俺、『スター・ウォーズ』そんなに興味なかったんだけど>>続きを読む
原作既読。完璧な露伴先生。この人なら蜘蛛くらい味見するだろうし、金やチヤホヤされるためではなく「読んでもらうため」に漫画を描いているだろうという「リアリティ」がある。要はちゃんとヤバイ奴に見える。実写>>続きを読む
いやー、面白かった。『スター・ウォーズ』はぶっちゃけそこまでハマってないのだけど、いち西部劇ドラマシリーズとして凄く楽しめた。基本的に１話完結モノで、それぞれの話が『七人の侍』だったり『エイリアン』だ>>続きを読む
顔芸と大芝居と怒鳴り合いがパワーアップし、ギャグ化に拍車がかかった続編。基本的にやってることが銀行員というか警察か探偵だったけど、前作のクリフハンガーをしっかりと回収したりしたのはいいね。笑いながら楽>>続きを読む
誰の人生にも分岐点があって、ちょっとした偶然で犯罪の道に走ってしまう。それを事前に食い止めるための「4機捜」なんだと思う。「アンナチュラル」とは世界観的にもテーマ的にも姉妹作品で、それが交差した8話は>>続きを読む
「呪いの家」を中心として、「呪怨」が伝染し、実在の凄惨な事件を思わせる事件が起こっていく様を描いた作品。ホラーは苦手なんで、オリジナル版は観ていません。
見終わると、とても気分が悪くなる。何故か>>続きを読む
坂元裕二脚本のドラマを見るのは初めて。凄いなー、テンポと台詞回しのセンスが凄く良い。私刑を行おうとする松たか子と、それを止めようとする阿部サダヲの関係は、人の意識とそれを抑制しようとする意識だよね。>>続きを読む
アラン・ムーアの「ウォッチメン」は、「現実にヒーローがいたら？」を描いた作品でした。「世界を平和にする」という最終目的を達成するため、ヒーローは何をするのだろうか？ということを突き詰めた内容で、それ>>続きを読む
「ウソの代償は？」
本作は作中で何回もこう語りかける。この「ウソ」とは、チェルノブイリ原発の事件を引き起こす原因となった原発にあった問題の国家ぐるみの隠蔽のことです。本作は、１９８６年に起こったチ>>続きを読む
遂にジミーが悪徳弁護士街道まっしぐら！・・・かと思いきや、「優秀だけど孤独な兄貴と、出来は悪いけど人から好かれる弟」という構図がハッキリして、どちらもどちらに嫉妬して、互いが気に入らないからと画策を>>続きを読む
世の中には、様々な苦しみがあり、それだけ人生がある。生きることは苦しいけど、喜びもある。それをコミカルなタッチとテンポのよい脚本で描いてみせた秀作。
メインの脚本家を大幅に入れ換えたことで話のクオリティがアップ。ここ数年では最高の出来だった。しばらくはこの布陣で続けていってほしい。新規の脚本家さんが担当した回は２つとも素晴らしい出来。特に斎藤陽子さ>>続きを読む
様々な「普通の人」の思いが連なって合わさって、1964年の東京オリンピックへと結実する。クドカンの脚本力の凄まじさよ。「大河」という名前にふさわしいドラマだった。
正しいことをしても決して認められず、ラストでふっ切れるジミーの姿は痛快ながら少し悲しい。
やってることは全く変わってないけど、飯の量がどんどんインフレしていってる。今シーズンで新鮮だったことは結構な割合で値段が分かること。やっぱかなり散財してたんだな。どーなっとんだ彼の財布事情は。
寅さんの過去が映画で聞いてたよりもマイルドになってた気がする。でもファンサービスあり、泣き笑いありで楽しんで見れた。井上真央も良かったけど、最も光ってたのは毎熊克哉だったと思う。
やっぱ疲労の極致のときは不健康なカロリーたっぷり飯だよね。３つのエピソードを通して「料理を作る」ことが相手を大切に思うことに繋がっていく内容はやっぱり見てて良いよ。
最後まで楽しんで見れたけど、微妙な点も多いのも事実。キャスト、主題歌、演出と、徹底的に前作と同じにした関係で、違う点=女性陣に対する違和感が最後まで消えなかった。役者は頑張っていたと思う。でも、前作の>>続きを読む
ようやく完走。『あまちゃん』以来の朝ドラ完走作。
開拓者が開拓し、その意志を継いだ人間がまた別の場所を開拓していく。そうやって人は家族を作り、世界は豊かになっていく。アニメーションは１つの題材でしか>>続きを読む
何でもない日常をオフビートな笑いに包んで描く手腕に脱帽。笑いの中にしっかりと人生の苦みや悩みが描かれてて、成長したデフのラストシーンは小さな感動があった。
迷惑な男だと思う。ドラマの後半では、自分の自己満足のために周囲の人間に迷惑をかけ、取引先でもない会社に押し掛けて会社員を残業させ、島貫部長には脅迫まがいの土下座を繰り返して見積書を書かせ、手違いとは>>続きを読む
まだプロファイリングという概念が無かった時代に、猟奇殺人鬼の研究を重ねた人々の話。
スタッフはデヴィッド・フィンチャーを始め、実力派が揃い、中身はまるで映画のよう。
猟奇殺人とＦBＩと聞けば>>続きを読む
ネバーエンディングストーリー
過去２作の続編というより、ファンへのボーナス作品という感じ。シーズン２以降のキャラクター達を見られたのはとても良かった。
ただ、事件に規模は妙に小さいし、敵も冷戦の影>>続きを読む
※ドラマの感想としては長文になりました。
１話１話見るのに非常に体力を使うドラマでした。というのも、本作は現代に生きる私達が直面している問題を真正面から取り上げ、且つそれに対して分かりやすいカタル>>続きを読む
前シーズンで残った謎と消化不良に終わった要素を上手く消化した第２シーズン。本作では前作のホラー、SF的要素はそのままに、若干『エクソシスト』も加わっていたと思う。
また、前シーズンでは咬ませ感が>>続きを読む
本編のトリックの説明と古畑の推理の穴をメタ的に突っ込んでいくショート・シリーズ。今泉と桑原君のやり取りが漫才みたいで面白い。毎回大いに笑わせてもらった。
毎週、見ていて心が洗われるドラマだった。正直、私にはこれが「ゲイカップルの物語」としてどうかは分からない。でも、お互いがお互いを大切に思っていることはちゃんと伝わってくる。
ここはOPが反則級の>>続きを読む
ウィル・バイヤーズの失踪から幕を開けるSFジュブナイル。スティーブン・キング、『E.T.』、『グーニーズ』を彷彿とさせるキャラ、舞台設定が非常によく、毎回ワクワクさせられた。
小さな街で起こった>>続きを読む
ようやく見た。実利のみが幅を効かせる政治の世界で、自分の知略と極悪な戦術で問題を片付けていくフランクの姿は、胸糞悪くなるときもあるけど、痛快そのもの。１話１話が綺麗にまとまっているので、まるでそれぞれ>>続きを読む
冠城４シーズン目。新規脚本家が参入するも、中々良い出来の回が多く、満足度は高い。ただ、最終回は金井さんに任せなくても良かったんじゃないかな。
新規の方の中だと、根本ノンジさんと児玉頼子さんに期待>>続きを読む
