たにさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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湯殿山麓呪い村(1984年製作の映画)

2.7


サスペンスという割にはトリックがお粗末過ぎる。
ストーリーも冗長で面白いかと言われると正直微妙で同監督の「人魚伝説」が良かっただけに少し肩透かしでした。

ミイラのビジュアルは良かった。

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.5


カッコウの托卵を最悪な形で人間が体験するという狂気の設定。
かなりミニマムなシチュエーションスリラー、観ている人は情報不足もありジワジワと心が抉られます。

というか子供が怖すぎる。
ラストはもう一
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.6


冒頭のダンスシーンが圧巻、それだけで見応えあり。

その後は終始地獄絵図です。
登場人物たちのトリップが進むにつれてカメラワークも方向感覚を失いめちゃくちゃになっていく。
途切れることの無いカメラの
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オールド(2021年製作の映画)

3.6


そのビーチにいるだけで猛スピードで老いてしまう。

ターゲットにされた家族は何かしらの精神疾患を抱えており、追い込まれた状況でのそれぞれの反応が見もの。

子供達が歳を取ると身体だけでなく精神も成長
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ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

3.6


『グッドナイト・マミー』のセヴェリン・フィアラ&ヴェロニカ・フランツ監督コンビの二作目の作品。

前作同様じわりじわりと心を抉ってくる内容が最高。
心霊現象などが無くても人に恐怖を与える心理的な演出
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コーンヘッズ(1993年製作の映画)

3.8


地球に不時着したトンガリ頭の宇宙人が巻き起こすドタバタコメディ。

こんな頭で地球で馴染めるのかよという心配を他所に、意外にも行く先々の地域に馴染んでいくトンガリ達。
この地球人とトンガリの絡みだっ
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.8


主人公一同が亡き母親が出演した80年代のスラッシャー映画に迷い込んでしまうというメタ要素満載のコメディホラー映画。

80年代スラッシャーの王道を抑えつつメタ要素で切り込みつつ、しっかりとコメディで
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来る(2018年製作の映画)

3.7


後半の心霊パートより前半の日常パートの方が地獄に感じました。
こういうのを幸せって言うんだよね?をまじまじと突きつけられる。見ていて中々辛かったです。

幽霊の正体は最後までぼかされて終始「あれ」と
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.7


原作は読んでてアニメは未視聴。

戦闘シーン盛り沢山でかなり見応えあり。作画もめちゃくちゃ良くて迫力満点。BONES流石の一言!!

A組の皆んなにそれぞれ活躍の場面があり、しっかり楽しめる内容だな
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A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

4.0


カットありインターナショナルver視聴後にどうしても気になり、エロシーン満載のノーカットの海外版を即座にAmazonでポチりました。

ストーリー的にはインターナショナルverでも充分に理解できるけ
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劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)

2.5


フリクリの皮を被った何か。

フリクリといえばの尖りまくった台詞回し、演出、キャラクター、ここぞというタイミングで流れるthe pillowsのかっこいい音楽。
オルタナではそれが全て丸く削ぎ落とさ
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REDLINE(2010年製作の映画)

3.8


SFカーレースアクション映画!
単純明快なストーリーだがそれに負けない個性が強すぎるキャラクター達とド派手なアクション&映像!!

とにかくキャラクター達が暴れ回るシーンは見ていて爽快です。
あと音
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エレファント(2003年製作の映画)

3.9


1999年に起きたコロンバイン高校銃乱射事件を題材にした作品。
ただ実際に起こった事件を題材にした他の映画とはかなり毛色が違っており、ドラマチックな脚色とは無縁です。

学生たちのそれぞれの日常を淡
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.8


2というわけで続編っぽいタイトルですが内容はリメイクに近い。
1と同じく主演はブルース・キャンベル。

ただ1に比べてスプラッタ描写の方向が完全に笑わせに来てるw
悪魔に取り憑かれた自分の手と格闘す
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.8


サム・ライミ監督の長編デビュー作品。

間違ってリメイクの方を先に鑑賞してしまったけど、若干内容の違いはあれど大筋の内容は同じ。

セットやメイクは手作り感が否めないけど、雰囲気作りや容赦ないスプラ
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.8


リチャード・ギア、エドワード・ノートンの2人の物語。

一才の情報を遮断して鑑賞するのがオススメ。
哀愁漂うリチャード・ギアの姿で締め括られるエンディングが切れ味たっぷりです。

「真実とは何か」

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

4.2


かなりの良作ホラー。
リメイク版と気付かずに鑑賞してました。
(80年代の映画にしては映像が綺麗すぎるとは思ってた)

悪魔の儀式をしてしまい主人公五人組が酷い目に遭うっていう、まぁ今では良くある展
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プレデター(1987年製作の映画)

3.3


銃撃戦は意外に大味。
見えない敵との駆け引き、狩るか狩られるかの緊迫感のあるラストバトルは手に汗握ります。

シュワちゃんのムキムキっぷりが凄い。

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.7


ずっと気になってた作品がニューマスター版でレンタル開始ということで鑑賞。
色々な人に影響を残した作品としても知られてるみたいです。


神出鬼没の正体不明の殺人鬼演じるルドガー・ハウアーにしつこく追
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.6


イザベル・ユペール演じる未亡人のストーキング&執着っぷりが中々に不気味。

立ってるだけで怖い、何を考えてるか分からない"幽霊より人の方が怖い"というのをを上手に見せています。

女友達がひたすらに
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8


抑圧された女性が解放されるまでの葛藤や闘いを異食症というテーマを通して描いた本作。

異食症ということで最初はビー玉から始まり徐々に飲み込むものがエスカレートしていく様子は思わず目を背けたくなるよう
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樹海村(2021年製作の映画)

1.5


○○村シリーズ第二弾。

久しぶりにここまで酷いホラーを見たかも。どこをとっても魅力がない。

人が死ぬシーンや恐怖演出もどれを取ってもパッと来ない。急に死ぬならアングルや音や間の取り方でもう少し怖
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.5


大好きなドーンオブザデッドの監督が何年ぶりかに撮るゾンビ映画ってなったら観るしかないでしょ。

もう一つの潜入チーム、ゾンビのボスに噛まれたらアルファという少し知能高めのゾンビになる、ゾンビタイガー
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.5


とある科学者がひょんなことからハエと融合してしまい、人が人で無くなっていく過程をこれでもかと見せつけてくれる映画です。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8


実際に韓国で起こった事件を題材にした映画、というのは観賞後に知りました。

古き良き時代系の刑事と近代的な犯罪心理学に基づいた捜査を行う刑事の対照的な二人が、物語が進むに連れて交差していく二人の心理
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ワナオトコ(2009年製作の映画)

3.7


元妻の借金返済のため泥棒に入った主人公と人間蒐集をしてるサイコ殺人鬼が現場で鉢合わせ。
殺人鬼は家の中にこれでもかと殺人トラップを仕掛けており、主人公はこれを交わしながら家を脱出しようとするという中
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0


王道ミステリー作品。
所謂探偵モノのお約束を守りながらも予想を裏切る展開が面白い。

序盤の伏線なども綺麗に回収されていて鑑賞後の気持ちよさったら無かったです。
探偵の完璧すぎないところもいい味出て
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.8


左派、右派をどちらも盛大に皮肉った(最早イジリ)作品。

序盤では生死のバトンリレーの如く主人公視点が変わりますが、本当の主人公であるクリスタル見ていて安心する強さがカッコいい。
勘違いにより誘拐さ
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3


B級映画風に見せた風刺映画なのか?

前半の冗長にも感じる日常シーンから徐々に違和感がばらまかれ、後半の怒涛の展開。

いい意味で観賞後にしこりが残る映画です。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6


新感染シリーズ第二弾

前作に比べるとゾンビ単体の恐怖は薄くなっており、あくまでゾンビを舞台装置とした人間同士の争いがメインって感じでしたね。

韓国のスーパースター、ドンソクがいないですが今回はカ
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Zoom(ズーム!)(2000年製作の映画)

3.3


アンフレンデッドのzoom版。
あっちの方が細かい設定とかもこだわりがあって展開的にも面白かったかな。

ただこういう映画は細かい部分ツッコミ始めればキリがないんでそこはご愛嬌ということで。


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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.3


モンハンのアクション映画と思ってたらモンハンの要素を取り入れたパニック映画という感じ。

大して期待はしてなく予想通りの大味な展開。ただ映画館のスクリーンで所狭しと暴れるモンスター達を見れるだけでか
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.8


LUPIN THE ⅢRDシリーズ第三弾。

今回は怪しい色気たっぷりの峰不二子が主人公。
60分前後と短い尺ながらも非常に満足度の高い内容となっています。

ルパンと不二子の関係性もしっかりと描か
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.7


TV版の流れをある程度擬えながらも大きく違う展開を見せる今作。

旧作を知っているほど予想の斜め上をいく展開に度肝を抜かれる。手に汗握るとはまさにこのことか!
徐々に人間味を帯びていくレイ、人と接す
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.5


「シン・エヴァ」に向けて復習がてらに鑑賞。

新劇場版シリーズで序だけは鑑賞済みで久しぶりに見たけど今見ても映像の綺麗さが半端ない。
公開当時(もう14年も前なのに驚き)、地上波と比べて映像のクオリ
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.8


息もつかせぬ解剖サスペンス。
飽きさせない展開でかなり楽しめました。

電話を介しての解剖や数珠繋ぎで死体を解剖して犯人を突き止めていく展開は面白かったです。