たにさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

超絶居心地の悪いホラー。
気持ちの悪い描写が多すぎて(特に後半)思わず笑ってしまうシーンもある。


アリ・アスター監督曰くこの映画はホラー映画ではなく恋愛映画とのこと。

確かに主人公ダニーとその彼
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


かなり前に興味を持って観たいリストに入れてましたが、そんなことも忘却の彼方。
知人のひょんな発言から思い出し観賞しました。
どんな内容かも完全に忘れていたので、フレッシュな頭で観ることが出来ました。
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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

3.4


ウィジャ盤を題材にしたホラー映画
口が縫われたドリスのヴィジュアルは結構好き
悪霊はお母さんではなく実は娘だったってオチ、考えればわかりそうなものなのに予想もしてなかった。
単純なストーリーだから頭
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.7


"あの世に触れた"ことのある人達を集めて降霊実験を行う所謂「百物語」的な物語。

登場人物達がそれぞれの体験を話していくところはカルト的な雰囲気も手伝い、中々に怖いです。

後半の低予算故の低クオリ
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.5


清水崇の御家芸でもある文脈を無視したホラーは健在しつつも、物語としては綺麗に収まっていました。

映画の冒頭はYoutuberみたいに検証する映像を撮るカップルの二人が犬鳴村に侵入するというPOV形
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


知人にオススメされてこのシリーズを知ったもののずっと見る機会もなく放置していましたが、ひょんな切っ掛けで鑑賞することとなりました。

この手のモキュメンタリーホラーは大好物!
OPの投稿映像も気持ち
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

1978年に制作されたハロウィンシリーズ第一作からから40年の時を経て復活した新作『ハロウィン』、ってことを全く知らずに鑑賞。
前作を観てから今作を観れば良かったと後悔。

ただ前作も知らずに鑑賞して
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

家庭を顧みなかった男の苦悩と後悔、
そして家庭を取り戻していく様を描いた物語。

ポラロイド(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

このポラロイドで写真を撮られたものは不可解な死を遂げる、って言う定番のホラー設定。
なんだけどホラーにしては珍しく筋の通った展開。謎を突き止めていく展開の中でも二転三転するのは面白い。
がしかし保安官
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

性悪ビッチ女が誕生日に突然殺害される……目覚めるとまた殺された日を繰り返しているっていういわゆるループ物。

こういうループものって主人公はどんどん追い詰められてネガティヴになってくイメージだけど本作
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都市伝説物語 ひきこ(2008年製作の映画)

2.8

昔のpcホラーゲームみたいな画質かと思ったら2008年製作

CG故の顔の怖さとお姉ちゃん?の動きの不気味さは評価

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


綺麗な叙述トリックの小説かのようなお話。
自然豊かな田園風景や心穏やかになる兄弟愛の暮らしに潜む不穏な空気。

後半からはホラーというよりサスペンスに近いんだけど、蓋を開けてみれば「最初から終わって
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MAMA(2013年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます


母親霊の狂気の愛を描いた中身としてはグッとくる良い話系のホラー、なんだけど臨んでた展開と違って少し残念。

序盤の子役二人の不気味さや母親霊の匂わせ方は良かったです。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます


グエムルの造形と初っ端からフルパワー全開で襲いかかってくる勢いが最高、けどそれ以外は特筆すべき点は特にないのが残念

物語のカタルシスは殆どなし、まぁこれが現実でしょと言わんばかりの主人公たちの行動
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

2020年元旦に先行上映にて鑑賞。
新年の一発目に相応しい、めちゃくちゃ面白い内容。

先の読めない展開に鑑賞中はのめり込むけど、鑑賞後に気付くテーマやメッセージなどもあり、観た後も楽しめる映画。
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デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

二転三転通り越しての四転五転する展開は見ていて面白い。

オチのどんでん返しも観てる人を良い意味で馬鹿にしたようなオチで個人的に結構ツボでした。

回路(2000年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます


邦画ホラー特有の嫌な雰囲気と粘っこい怖さ、嫌な音などてんこ盛りの序盤、最高
2001年にとられた映画でインターネットが普及していた当時の時代も作品にマッチしてていい雰囲気。

特に最初の開かずの間、
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震える舌(1980年製作の映画)

3.9


怖い映画と聞いてたからてっきりホラーかと思えば全然違う、違うんだけどめちゃくちゃ怖い。


見ていて痛々しい描写や、冒頭からラストまでのほとんどが重々しすぎる内容で観賞するのにかなり体力を使った映画
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます


押見蓮介原作「ミスミソウ」の実写化
大好きな原作がついに実写化ということで期待に胸を膨らましての鑑賞(タイミング逃して公開から二年近く経ってしまったが……)


漫画原作の実写化というタブーとされが
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.0

死霊館シリーズ最新作
時系列的には『アナベル 死霊博物館』と『死霊館 エンフィールド事件』の間の物語。


これぞホラーの予定調和と言わんばかりに来るシーンで来てくれるサービス精神のラ・ヨローナ。
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

1.8

ここまで登場人物が誰一人として共感出来ない映画も珍しい。

取り扱ってるテーマ的にも観ていて気持ちのいい映画ではない。

主人公のイケメンさとラストシーンは良い

コンジアム(2018年製作の映画)

3.8


やっぱりPOVホラー最高

後半に畳み掛けるような心霊現象!
最近こういったホラー見てなかったからめちゃくちゃ楽しめた。

実在する超弩級の心霊スポットを突撃するYouTuberという今風な題材にし
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


鑑賞前にあらすじを見たときに、どんだけ奇抜な設定やねん……って思いながらいざ鑑賞。

ただその設定だけに終わらないのがこの監督の手腕ゆえなんだろう。


盲目という「共通点」で愛を確立するために目に
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9


実写は一度も見たことなくて、海外のアニメ版では腐るほど見たバットマン。
ヴィランとして圧倒的カリスマ性を誇るジョーカーの誕生秘話を描いた物語。

ジョーカーのシンボルでもある笑い方を病気という設定に
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

カニバリズムを題材にしているものは数あれど、この手の映画のジャンルでは中々ないんじゃないだろうか

思わず目を背けたくなる悍しいシーンが目立つけど(もちろん良い意味で)、広げた風呂敷を綺麗に畳んでいく
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「怖い」というより「厭な」映画という表現がしっくりくる本作。


幸せな家庭を気付いている心臓外科医のスティーブンはある時、自分の手術で父親を死なせてしまったマーティンという青年を家に招く
そこから家
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アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前作の幽霊ネタからどう進化させたのかと思ったらまさかの全く別ベクトルの話

話の引き込み方やテンポの良さは前作の方が良かったけど、今作も十分楽しめる内容

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます



日頃の些細な出来事の積み重ねから疑心暗鬼になっていくローズマリーの心情にクローズアップしてホラーを演出してくる、粘着質のある怖さ


その疑心暗鬼がローズマリーの誇大妄想なのか、はたまた悪魔崇拝者
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


最初に見たのいつやっけ
台風19号接近に伴い引きこもりを強いられるタイミングで久しぶりに観賞。


映画の大半は母親クリスと悪魔が取り憑かれるまでの娘リーガンとの関係性やカラス神父の苦悩についてが描
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6


D. It is written (運命)


B. He is luckey ではなく神が定めた運命であったと、観る人達に共感させる映画全体のストーリーが展開されており、魅せ方も上手い。

ジャマ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0


実話を基にして作られた映画。
微かな幼少期の記憶を頼りに、養子先のオーストラリアから幼少期に住んでいたインドの田舎の実家を探し出す、嘘のような本当の話。


幼少期の思い出にかなり時間を割いており、
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


前情報一切無しで鑑賞、映画はやっぱりこれに限るかも


刑務所帰りの夫を待ち続けたルーニー・マーラが鬱病と戦っていく物語かと思いきや、夫を刺したシーンから雲行きが怪しくなってくる。


というか無表
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アス(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


ジョーダン・ピールが監督をつとめた前作の「ゲット・アウト」が最高に好みの映画だったので今作も期待値高めで一人で映画館鑑賞。


主人公アデレードがトラウマとなったきっかけとなった幼少期の事件から物語
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.6


キャリー・マリガンがとにかく可愛い。

ライアン・ゴズリングは無口なキャラながら時折見せる表情に彼の人間性が垣間見える。

カヴィンスキーのNightcallもめちゃくちゃカッコいい

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0


友達にオススメされまくってたけど、中々踏み切りがつかずずっと放置してた映画をやっとこさ観賞


ティム・ミラーがクリエイティブ・ディレクターを務めたOPの映像のインパクトから世界観に吸い込まれる
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