しばらくウディ・アレンを追ってなかったらいつの間にかこんな辛い映画を作るようになってたとは……。でもこれ、『イカとクジラ』なんかと同じような意味でのコメディなのかな?
際どいネタに切り込んだ意欲作ではあるのだか、なーんか集中できなかった。生真面目すぎるんだよな。『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』を再見すべきか。
何が起こってるのかはわかるのになんでそんな芝居をするのかさっぱりわからんシーン満載のやけに不気味な演劇的ホラー。この映画のことは忘れても、具合の悪い晩にこの映画にインスパイアされた悪夢とか見ちゃいそう>>続きを読む
作品クオリティ的には一作目にまるっきり及ばないものの、SF的にはここからが本番。
当時の観客がどれほどの衝撃を受けたのかを感じたくて、自分が全く内容を知らないという体で再鑑賞したのだが、まあ無理よね。ここでわかっちゃうんじゃない? ここはどうなの? などといちいち野暮なことを考えて>>続きを読む
ロンドンでのバトルはゲームの『ポータル』に似ている。ロキと滝藤賢一は似ている。
西洋の人が東洋思想を題材にすると微妙な感じのオカルトSFに陥りがちな気がします。
シナトラ主演だけあって調子のいい痛快娯楽脱走モノとして観てたんだけど、敵も殺さぬ人道派と思いきやイタリア兵に対してだけでドイツ兵には容赦なかったり、捕虜にしたドイツ将校が連れてるイタリア女の扱いでいき>>続きを読む