あーやさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あーや

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落下の王国(2006年製作の映画)

4.4

目がしあわせ。

絶望を愛と希望でつつむような、ピュアな少女の一生懸命な英語がとてもキュート。

大人ファンタジーに現実をちくりと差し込んで。

一回見たら忘れられない映画だなって。

ちいさいころき
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サンキュー、ボーイズ(2001年製作の映画)

4.0

いつかもうすこしでも陽の目をみないかなあ、という映画ってたくさんあると思うんですが。

ドリューとブリタニーってことはさぞかし可愛い映画なんでしょうね?そんな気持ちでみたら、なんとまあとてもステキなス
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ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ(2007年製作の映画)

3.8

サイモン•ペッグって

たとえば、ゴミ箱に投げ入れようとしたゴミがうまくはいらなくてそれが原因でテーブルの物を全部ひっくり返って大惨事になりました。

っていうかんじの

些細な横着が大きなアンラッキ
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.5

この3人のつくる映画がすきだから、納得のいかないところもそこはそうじゃなくてもっとこうして欲しかったーーなんて部分も、ある。

あるんだけど、好きなんだな。

話がどんどん壮大になるとこも、おなじみの
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.7

おしゃれな群像劇かとおもわせといて!

ホールのあっちこっちでいろんな人たちの事情やら思惑がひしめいていて、ディスイズニューヨーク!なレストランのおいしそうなお料理とその裏であわただしい厨房と。

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ヒッチコック(2012年製作の映画)

3.6

内助の功という言葉がありますが。
天才とか偉人とかそう言った方々の背景にはおおよそ芯のある女性がいる。

ヒッチコックの映画作りに対する情熱やら執念。あととっても嫉妬深い方だってこと。

そんな夫を、
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.9

食わず嫌いはするもんじゃないなって、突然うたいだしたり踊りだしたりしますけど!インド映画ですけど!胸をはっておすすめできる作品。

とてもよい。

きっとうまくいく、なんだかそれだけでよーし!って少し
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.4

これの面白さがまったくわからなかった7年前。
なんか、ようやく今、これすごいかもって思い出してる。

普通ってなんなのか。それは人それぞれだしそもそも何をもって普通というのか。
美しさとか可愛さもそう
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.8

ギャングの映画はあまりみないのですが、これ観やすくてほどよくはらはらどきどきでとっつきやすかった。

あの状況下で唇を奪いにかかるゴズリングにやられ、女性を逃すジェントルマンなゴズリングにやられ、ミー
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

-

この中毒性はなんなのかな、と。怖いもの見たさってやつ。

ぜったいみないんだからな!!
…みちゃったよ。

の、繰り返し。

ひたすら不気味でどこまでもごはんが美味しそうでない。音がとっても肌に合わな
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王になった男(2012年製作の映画)

4.0

ねーーー!いい映画でしょ!!!ね!!!って、言いたくなる作品でした。

はりつめた空気が、じんわりと柔らかくなっていくのを感じていける。目に見えるような。

よかったね、ってこちらも笑顔になったりして
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.3

偏愛している方々の映画なので、多少のグロさも我慢できます。します。

レコード投げて戦うところにこういう作戦だよ!オッケー!!というあのお顔が、好きすぎる。

このシーンのここがね!とかもうあらゆるす
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.0

熱量がすごい。
強くて激しくてロックンロールないのに、とんでもなく繊細。

それがびしびしとワンシーン毎に伝わるので。

すごいのよ、この映画。

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.8

ウディ・アレンが好きなので、イライラさせるあのパパがいるだけで大満足ではあるのだけど。

この映画をみて、1発セクシャルな話をして、教養のあるふりをして、突拍子も無いことを言ったらモテるということを知
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Dear フランキー(2004年製作の映画)

3.9

いい意味で、とてもいい意味で地味な作品。淡々と静かにすすんでいく、媚びないこの感じ。好き。

優しさゆえの嘘と自分を保つための嘘がとてもせつなくて、一生懸命で、嘘なんだけどそれは息子への愛情であって。
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恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.5

ぶっとんでんなーと思うかもしれないけど、一歩引いてみてみるとそれはそれは人間臭さが満載なんじゃないかな、この登場人物たちは。

誰だって自分が一番かわいいと思うし、これは正しいと思い込んでるところがあ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

ひねくれものなので、こぞって良い!という作品に対して喧嘩腰で接するところがあるんですけど、素直に楽しんでおりました。

まずね、70年代の最高な音楽にのせてスペースだのギャラクシーだのやってるところが
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.5

親友に「ジュマンジ、ちょう怖いよ」と言われたのが小学生の頃。なんとなく話のあらすじを知ってしまってから観ずに十年以上がたち、先日鑑賞。

太鼓の音が頭から離れない!
これはたしかにトラウマになる、と納
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.5

映画館でみてよかったな、と。

拍手を送りたいのは素敵な映像と音楽、そしてお話がすすむにつれていきいきしてくるベン・スティラーの表情。

自分をかえよう、そんな安易なきれいことを並べた物語ではない。
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

やられた感満載。

ウェスの遊び心がすき、ほんとうに些細なワンシーンやセリフや色や小物にときめいて仕方ない。

どの作品でもそうだった。
だからどんどん好きになるよね。

こんなにうっとりさせてしまう
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.8

ショッキングな内容でしたが、淡々と進むストーリー展開にスペイシーの癖になる演技。だんだんと明らかになる真実から目を離せなくなる。

快い映画ではございませんが、良い作品。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

コーエン兄弟の淡々とした描きかたが、なんだか妙にクセになる。

すこし冷めた目で、鼻で笑っているような、そんな感じの描きかた。

うまい。

ブシェミが変な顔変な顔言われてるのがなんだかとってもかわい
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

いやいやいや、これはまた。
独特な世界観と雰囲気で体当たりしてくる映画ね。

共感したくないけど共感してしまうくらいには、わたしもなかなかこじらせた女かもしれない。

嫌いじゃなくてむしろ好きなんだけ
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.5

このノリが気に入ってるからよし。普通じゃないのがこの作品のいいところ。

めちゃくちゃで容赦なくて下品で爽快感満載。

ヒットガールがやっぱりかわいくてかっこよい。それだけでなかなか満足します。

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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.5

またすごい映画に出会った感があった。

お話の展開、緩急の付け方がすごく巧い。それにゴズリングが加わるとなればもう最強なんじゃないだろうか。彼の間のとりかたや表情は非常にお見事。化けるなあ、とみるたび
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バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

4.2

口があいてしまうほど、ショッキングな映画だったのを覚えてる。

内容はもちろんだけど。

なにがって。

ディカプリオが。

ギルバートグレイプもすごいけどこれもすごい。

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.0

つくづくよくできた映画だな、と思います。

1はフロドとホビット庄の景色に目頭があつくなり、2は美しく若さのせいかやんちゃで性格の悪いレゴラスにときめき、3はどうなるんでしょう。スマウグ強すぎますね。
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ザ・マペッツ(2011年製作の映画)

3.7

マペッツとかセサミとかディズニーで育ってきたので、もう胸があつくなってきちゃう!

マペッツたちの動きが本当に昔から大好きで、感情もわかるのってすごいと思うんです。

カーミットとミスピギーの相変わら
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G.I.ジョー(2009年製作の映画)

3.0

映像すごい、でもストーリー単調だな、とかちょっと文句いっちゃう映画だったんだけど。

お?ブレンダン・フレイザー?!いま、ブレンダン・フレイザーいたね??とか、イムホテップの人も!という部分でテンショ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

慰めあえば強気になれるテルマ&ルイーズみたいに、という安室ちゃんの歌をきいててそういえば観たことなかったなと。

悲劇でしかないのに、どうしてこんなにすがすがしいんだろう。

束縛された日々から解放さ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.5

息するタイミングがわからなくなる。
ストーリーはとてもシンプルなもので、放り出された宇宙空間から地球への生還。

なのに、強烈な「生」のメッセージがあらゆるところに散りばめられてる気がして。ライアンの
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グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

2.7

ああ、THE GOOD THE BAD THE WEIRDだったんだ!良い人悪い人変な人ってことね!なるほど!

ものすごく今更、RED2をみてイ・ビョンホンてかっこいい!!!と思ってしまって選んだこ
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.8

今回も順調にじいさんたちが暴れてくれました。大満足。
2の方が好みなのはきっと、女性陣がパワーアップしちゃったからかな。女は強い。あとビョンホンの惜しみなく披露されるあのお身体。ごちそうさまでございま
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メリンダとメリンダ(2004年製作の映画)

3.5

おもしろい作り方。どことなく共通しているのに、考え方またはその人次第で喜劇にも悲劇にもなっちゃうのかしら。

大胆にも劇中で物語を入り組ませてくるから、またこれウディ・アレンにやられちゃった感が満載。
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人生万歳!(2009年製作の映画)

4.0

とんでもない屁理屈で悲観的なじいさんが主人公。これはお決まりで、冒頭からもうぐいぐい引き込まれる。この切り口だいすき。

出てくるキャラクターがこれまたぶっとんでて、それにまた拍車をかけるような変身を
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.8

まるでジェットコースターみたいな映画。なかなか痛い映画なので少々苦手な部分もあるんだけど、ナイスなセンスのユーモアでカバーしてくれるのでお気に入り。

いろんなところにヒントをちりばめといて、のんきに
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