kmgさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

4.0

何かを始めるのに遅いってことはないってよく言うけど、80歳になってからランジェリーショップを開くことなんてできる?
自分の長年の夢を叶えようと奮起したマルタおばあちゃんはとても素敵だし、お友達も素敵す
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

一人息子のいる夫婦が離婚に向かっていくお話。お互いに嫌いになったわけではないのに傷つけ合ってしまうのはなぜなんだろうね。子どものためにと動いていたのに、必要以上に自分も相手も傷つけてしまうのはなぜなん>>続きを読む

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

3.8

厳しい境遇の中でステットはどれほど頑張ったんだろう、彼の悲しみに誰が寄り添ってくれたんだろうと思うと切ない。お母さんを大切に思うこころを持つステットは、ここまで頑張らないといけなかったのかな、と思った>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

やっと見た。場面がくるくる変わっていくスピード感が良い〜。登場人物みんな個性が強すぎる、というか会話がずっと楽しい。
ジャケットの雰囲気からいわゆるヤバイ作品なのは伝わっていたし、時々暴力的というかグ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.3

映画技師のおじちゃんアルフレードとトト少年の関係性が本当に素敵だ、師弟関係のようで友達で、親子であり兄弟のような、友情には年の差なんて関係ないね
2人の関係しかり、自分が好きなことを突き詰めることは大
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.5

スケボーしたくなる!できないけど。
何事も百聞は一見にしかずで、本当に美しい瞬間は自分で体感するに限るよね〜ってところに同感した

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.3

手で目を覆って指の隙間から見ていたい類いの映画。適当に選んで見てたから、見終わったあとにウディアレン作品だと知ってなるほどね〜って感じだった。ぽんぽん進む感じがたのしいのと、皮肉な感じと、でもこう、憎>>続きを読む

完璧な男(2014年製作の映画)

3.0

セラピストを好きになっちゃった人の話。完璧ってなんだろね。一般的に倫理的に正しいと言われていることと、その人独自の物差しでの良し悪しっていうのは必ずしも一致しないよね。
盲目的な人の感性というか行動の
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EVERYTIME WE SAY GOODBYE/エヴリタイム・ウィー・セイ・グッドバイ(2014年製作の映画)

3.5

余命宣告されて、最後にやりたいことがつちのこ探しだなんてこんな面白いことある?とってもユーモラスな夫婦でファンになっちゃうね。
大切な誰かにさみしい思いをさせないように、さみしくならないようにするのが
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新しい音楽(2014年製作の映画)

3.3

音楽は音楽だし映画は映画。完成されたものや研ぎ澄まされたものは美しいけど、やり方次第でつまらなくなっちゃうよね。好奇心のままに、そのひとのまっすぐが表現されることほど面白いものはないんじゃないのかな〜>>続きを読む

愛おしい家(2015年製作の映画)

3.3

忙しいは心を失うって書くし、忙殺は忙しさに殺されると書くじゃないですか。たしかに毎日忙しく過ごしていると、毎日がパターン化されて、いつもの流れが当たり前になって、些細な変化への感性も鈍ってしまうような>>続きを読む

北の果ての小さな村で(2017年製作の映画)

3.5

郷に入れば郷に従えということわざがあるじゃないですか。まさにそれ。まあ必ずしも従わなくてもいいと思うんだけれど、というのも文化や価値観の違いとかそういうのを受け入れなきゃいけないことはないと思うんだけ>>続きを読む

ユニコーン・ストア(2017年製作の映画)

3.3

ゆめかわいい〜って感じのビジュアルだった。ゆめかわいいっていうのもよくわかんないけど、多分こういうのをそういうんだろうなって思った。

少年少女から大人へとなる感覚。わくわくするけどなんとなく切ないん
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

イギリスを舞台に、福祉制度と貧困の実情が淡々と描かれた作品。理不尽なことばかりが起きるし、困窮した生活の中で人間としての尊厳を失わないこと、優しさをもつことって簡単にできることじゃないと思う。ダニエル>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.7

スウェーデンの景色がとてもきれいで、それが美しいようで不気味だった。括りが恋愛になってて、まあそうなんだけど、ずるいな、と思った。こわかった

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.7

知らぬが仏っていう言葉はあるけど実際どうなんだろうか。わからないことは不安だし、知りたいことの情報が入ってこないのはつらい。知った上で受け入れられたらいいけど、受け入れる準備ができていないと受け手側が>>続きを読む

サッドティー(2013年製作の映画)

3.2

映画館で見たけど、休日に家で観たいタイプの映画だったなと思った〜。恋愛ものではあるんだけどコメディーだった
いろんな好きの形があるんだなあ。好きとは一体?とも思うけど説明できなくてもいいんじゃない?と
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あぜ道のダンディ(2010年製作の映画)

3.5

会話がゆるゆるいい感じ、光石研はサイコー。不器用は不器用なりの伝え方、やり方ってあるよなあと思った

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

それぞれの気持ちが分かるようで分からなかった、で、なんかその事実にほっとした。ほっとしたんだけど、それぞれの状況をふーーーん、ってしか見れなかった自分に対してなんだかなあ、と思ったりした。別に愛で人を>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

日本の子どもは太陽を赤で描くけど、海外では黄色やら白だったりするじゃないですか、緑は平和の色だ〜とか言うけど嫉妬の色だと思う人や文化や国もあるじゃないですか。
青がカテゴリー分けで寒色に属そうとも、こ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.7

盲目的に人を愛することのこわさと危うさがバチバチに感じられる映画。当人にとっては美しいものも、一歩引いて見たらどうなんだろうね

家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.7

前作より好き。理不尽なことってどうやっても起きるときは起きる。どんな行いをしていようと、運命なんて糞食らえだけど、現実は常に希望があって、絶望があるのだと思った。

家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.3

東京家族のポスターねじ込みはわざとらしいどころじゃなくてなんだかとてもがっかりしたけど、面白かった。東京家族見たあとだからキャストのキャラクターやら設定変更にちょっと違和感はあったけど、よかった。休日>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

主人公のヨシカ、こじらせ女子〜なんてかわいいものではなくて本当に純粋無垢なままいろんなひねくれ方をしながら成長した感じ、めちゃめちゃ変わってる。ど田舎のどこにでもあるような森の中で生えてる、なんでこん>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.0

だいぶ前に見たけど覚えてない、本は面白かったなあ。就活時期に読んで辛くなった

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.0

海外の青春ものの歯痒さとか、ぐるぐるうごめく苦しさとか、そういうのは見ていられるんだけど、日本のやつは本当に苦手かもなあと思った。リリィシュシュとか花とアリスとか、年齢設定ちょっと上だけど何者とか。い>>続きを読む

十五才 学校IV(2000年製作の映画)

4.3

学校シリーズはなぜか自分の中でIIIまでしかないと思ってた、不登校の中3、十五才の少年がヒッチハイクで冒険の旅に出る話。
冒頭から、なんで学校なんてつまらないところに行かなくちゃならないんだ、ってとこ
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さいはてにて やさしい香りと待ちながら(2014年製作の映画)

3.4

ゆるゆる〜と話が展開していって、いらいらも悲しみも胸くそ悪い感じもふわふわ〜と紛れていく感じ、いいんだか悪いんだか

とりあえず誰かに丁寧にゆっくりコーヒー淹れてもらいたい、丁寧な手仕事は人を安心させ
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

4.0

これ実話だったのね、知らずに観てた
理解してなくても、理解しようと、知ろうとしてくれる人がいるってことはなんて心強いことなんだろう

道草(2018年製作の映画)

3.8

知的障がいがある方の自立支援にスポットを当てたドキュメンタリー。支援者との関係性を覗き見できてとっても面白かった。特別なことが起きてもいないし、綺麗事なんかひとつもなくて、ただただ等身大の生活がそこに>>続きを読む