FATMAX夜食のデブロードさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

海上48hours ―悪夢のバカンス―(2022年製作の映画)

2.4

スゲェ普通なサメです!

…いや、普通なサメってナンだ!?

まぁ地上や雪を潜れたり頭の数が複数だったり飛んだり歩いたり呪われたりメルトダウンしたりする事がないサメって事です。

…ただし、ナゼか結構
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デイ・トゥ・ダイ 最後の戦い(2022年製作の映画)

2.5

引退後「さて、残りも幾つやら。」と思っていたブルース・ウィリス出演

絶対死なない男の終焉
《カウントダウン・マクレーン》案件

過去の未公開も含めると まだ作品がある様にも見え、どれだけ日本で掘り起
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大河への道(2022年製作の映画)

3.4

まず、コレが創作落語原作だとか事前に分かる情報を一切知らない状態で観たという前置き。

ただしそういう事を抜きにして劇場で観るか迷った作品でもある。
(結局は円盤レンタル待ちを選択したが)

理由は、
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

正直言いますと…

隠喩とでも言いますか、内包するテーマ性やら考察して下さいと言わんがばかりの演出やら絵ヅラやら(もちろん"この監督ならでは"なのは理解しつつも)を多量に感じてしまい、鼻についたという
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ロストブレット2(2022年製作の映画)

3.3

1作目はカーアクションを推した宣伝でありながら中身はフレンチノワール強めなテイストのアクションスリラー分量多めな作り(予算配分の絡みならば上手くやってる)の作品だったが、今回は予算も上がりカーアクショ>>続きを読む

デッドゾーン -殲滅領域-(2022年製作の映画)

2.1

ソコソコなタイトルならば脇役か悪役、主演作は相当な低予算となりがちな不遇がいつか報われる日が来て欲しいと願わずにはいられないマイケル・ジェイ・ホワイト。

今回彼とタッグを組んだのは戦争モノの傑作と言
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コマンドー 怒りの逆襲(2022年製作の映画)

1.5

約90分のランタイムで事が動き出すのが約60分後、更にアクションパートに入るのが10分以上消化後、そしてケリがつき終了するという衝撃的構造のアクションスリラー!

もはや"展開が遅い"とかそういう次元
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ブラック・フライデーの恐怖!(2021年製作の映画)

2.7

DVD等の邦題は【ブラック・フライデー!】のみ。Filmarksの邦題表記はWOWOW辺りで放送された時のモノか?(未確認)。


マイケル・ジェイ・ホワイト&ブルース・キャンベルの名前でレンタルした
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ドント・サレンダー 進撃の要塞(2021年製作の映画)

2.0

もはや常連感すら漂うメンツに 意外と言えば意外な"ビバヒル"スポット参戦で仕上がった、ある意味安定とも言えるスペックの

《カウントダウン-マクレーン》案件。

今回は比較的出番多めでセリフもまぁある
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バトル・クルーズ(2022年製作の映画)

1.8

アクションスキルを"デチューン"したルビー・ローズと、名義貸しクラスなスポット参戦のフランク・グリロによる 豪華だけど客席じゃなくてクルーザーサイズの船内にてアッサリ出汁のハラハラ感でお届けするほんの>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

3.6

人間側キャラクターとの関係性や基本的なドラマは1作目で描き切った事とし、2作目は主軸をかなりゲーム的な方向に振ったのでドラマ的な部分では薄味と言えなくはないが、新登場キャラクター加入による話のメインル>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.6

飛び抜けてブッ刺さるモノは無い部分で凡作と言ってしまうのは勿体ないぐらい非常にテンポも良いし素直に楽しいファミリーでも安心のエンタメムービー。

ゲーム原作ながら知らない人でもついて行ける様になってい
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

4.0

16年後の皆んなをしっかりと魅せてくれたという部分に感謝したい気持ちが強く出て来たので、その部分に関しては諸手を挙げて『O.K.‼︎』という感じである。


まぁ確かに物語としては引っかかる部分がある
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.2

ベタ上等!
下ネタ上等!
強引な様でスムーズな決め絵イジリ!

元ネタをバカにする事なくギリギリを攻めるバランス感覚は感嘆のレベル。


例えるなら、

タイトに詰めたエンジンルームで+αのパワーを引
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

もうコレはズルい映画である。

この"ズルい"は悪い意味ではない。

【ワイルド・スピード SKY MISSION】

のエンディングと同じ類いの"ズルい"である。

そりゃこんなのやられちゃ感情揺さ
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炎の少女チャーリー(1984年製作の映画)

3.4

元々はジョン・カーペンター監督で進んだものの頓挫し、色々あってカルトバイオレンス学園ムービー【処刑教室】のマーク・L・レスターで製作(ちなみにコチラの翌年製作されたのが【コマンドー】)。

カーペンタ
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

2.7

84年版は劇場で鑑賞。傑作とは言わないが結構好きな作品。

という事で相当な期間を空けてのリブート。

話題性はそこまで高くない雰囲気ながら

「自分に刺さればソレでヨシ!」

ぐらいの気構えで鑑賞し
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.9

個性強めな2人を絶妙に掛け合わせ面白く仕上げた前作テイストを消す事なく、メインキャラクターが増えても2人の旨味を削ぐ事もなく、お約束要素も織り込み しっかりコメディ続編として仕上がっているのが非常に素>>続きを読む

マクベイン(1991年製作の映画)

3.8

グリッケンハウスです。

カルトでハードコア(当時では)なアクション映画【エクスタミネーター】の監督です。

【プロテクター】でジャッキーと揉めた男です。

ロボコップの時みたく悪人をバンバン殺せない
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

4.0

言ってしまえば問答無用の《反則技》である事は間違いない。

ただ、ミラクルを起こしたBテイストパワー全開で鮮烈な快作【アナーキー(2作目)】と比べて弱さが否めなかった3作目、プリクエルで世界観の補完を
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ザ・ミスフィッツ(2021年製作の映画)

3.2

ゲスト扱いではなく香港に渡り現地の映画製作スタイルを尊重/理解して活動したのが好印象のレニー・ハーリン。

久々のアメリカ作品。

もちろん全盛期の様な予算ではないが、それなりにやれる事をしっかりとや
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バッド・トレジャー(2021年製作の映画)

2.9

言ってしまえば主人公役のスコット・イーストウッド以外は名前こそメジャーだが3人とも脇役。

1番脇役としては存在理由の高いメル・ギブソンは完全別撮り。

タイリース・ギブソンもファムケ・ヤンセンも活躍
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サメストーカー リターンズ(2021年製作の映画)

3.0

超B級ストーカー系スリラーとしてのボルテージは確実にUPする一方で、PART.2(邦題サブタイトル無し)で少し強め(微増)になったサメ要素は今回チョイとパワーDOWNしてしまった感がある。

元々サメ
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サメストーカー ビギニング(2017年製作の映画)

2.9

DVD国内リリースは【リターンズ】と同時だが本国では1作目。
約1ヶ月前にリリースされたサブタイトル無しは2作目となる(リターンズが3)。

リリースの関係上 先に2を観た人もいるだろうが、意外と問題
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サメストーカー(2020年製作の映画)

3.2

DVDリリースの順番で最初に鑑賞したがコチラは2作目。

ストーカーの気持ち悪さがパワーUP。

最初は「サメ要素少なめだな。」と思ったが、後追いした【ビギニング】と比べるとしっかり増えている事を妙に
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イレイザー:リボーン(2021年製作の映画)

1.9

現代的アップデートと圧倒的ダウンサイジング!

リメイクの意味を問われる事 間違いナシな一品!!

大味かつ理屈を無視しながらもそれなりにスピーディーで飽きの来ない展開と、アクションスターのカリスマ性
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6


映画3作品の中では構造が1番TVシリーズっぽいなぁ、と。

"オーソドックスなスタイルの豪華版"的な。

前2作と違いTVシリーズ放送後じゃないのと しばらく間を空けてからの新作なのでそうなったのか
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サマリタン(2022年製作の映画)

4.2

派手さはない。

むしろスーパーヒーロー物としては地味。

確かにツッコもうと思えば幾らでもツッコめる荒さはある。


でもね、


「 ンなコトぁイイんだよ!!」



スライの存在感だけでも充分な
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

小難しい理屈は排除しつつ何となく「そうなんだろう」という想像がつくというのは適当な処理とは違うワケで、本来のテーマをあくまで主軸に置き非常に上手くまとめた印象。

アドベンチャー要素も入れ込んだ見事な
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355(2022年製作の映画)

3.1

同時期レンタル開始された【ガンパウダー・ミルクシェイク】とは真逆のアプローチなエンタメ系スパイアクション。

比べれば個性は明らかに弱いし内容的にも新しさは無いと言える。

だが無難というのは見方を変
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

2.3

世界観や筋書きに文句の類いがあるワケではないのだが、どうにも好きになれなかった。

何なら好物なジャンルでもあるのにアガり切れない。

とにかくこの監督のテンポや抑揚、感情の上げ下げ等で生まれるテンシ
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.1

ドラマも映画1作目もやらなかった事をやっている。

罪と罰やモラルを掲げれば必ずしも溜飲の下がる〆方になっているワケではない。

ココをどう思うかで受け止め方に差が出そうな内容になっている。

そして
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

正直言えばTVドラマの映画化で絵ヅラはその豪華版…という印象からスタートしたが、何せストーリーがすこぶる良い。

何せ石神というキャラクターの見せ方が凄すぎて、気がつけば前のめりで観終わった次第。
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.2

むしろ勘違いJAPANだからこそ成り立つブッ飛び展開目白押しなケレン味爆発アクション大盛りR-15+コメディ…なのだが、その実 決してひたすらアクション大皿一品料理ではなく、畳み掛ける様に個々の物語が>>続きを読む

ミッドナイト・キラー(2021年製作の映画)

2.5

もはやセカンドネームどころか完全なる"チョイ役"でDVDジャケットは詐欺案件のレベルだが、随分とココ最近(2022年7〜8月)のカウントダウン・マクレーンRUSH作品群の中ではテイストが違う。

実は
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ザ・チェイサー 真実の瞬間(2022年製作の映画)

2.4

この監督とブルースのタッグ作品は【アンチ・ライフ】【コズミック・シン】が悪い意味で強烈なのもあり相当割り切って付き合う覚悟が必要なワケだが、前作【シン・オブ・アメリカ】が

「わりとマシな方。」

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