DVDリリースの順番で最初に鑑賞したがコチラは2作目。
ストーカーの気持ち悪さがパワーUP。
最初は「サメ要素少なめだな。」と思ったが、後追いした【ビギニング】と比べるとしっかり増えている事を妙に納得してしまうw
ストーカーの役者が交代。
初代にほんのりダニエル・ラドクリフ風味を載せた雰囲気は目つきのヤバさが増しており「オマエなんか受け入れられない」感も増して受け入れやすい。
低予算TV映画的チープさを許せさえすれば、ストーカー系スリラーとしては "わりと"(←ココ重要w)ツボを押さえた作りになっているのが特徴。
ブッ飛んだサメ映画はカルト的に扱われるが、比較的まともなストーカー映画にサメを絡めたらニッチな作品になったという、コレまた違う方向に"斜め上"なシリーズ。
多少…いや、多々のツッコミポイントも笑って観れるスキルをお持ちの方ならば それなりに楽しめてしまう。
サメ映画的人体破壊描写も実質ナシなのでグロが苦手な人も(多分)安心。
コレをガチな劇場公開作品と同じ基準で批評するのはヤボ。
最初にコレから観ると気付かないが、実は被害者の家族が壊れ気味でケンカが絶えない等の いわゆる〈お約束〉的設定が確立されている。
お気楽に「気持ち悪ぃなぁ〜」と楽しむが吉である。
ハマる人は結構ハマるスペックの持ち主。
サメ映画の懐の広さを知る。←盛り過ぎ
(残念な事に主演の俳優さんがコチラの日本リリースと同時期にお亡くなりになられていた。御冥福を。)