フレッド・フリス来日に伴うライブハウスでの特別上映。フリスによるサントラ録音を撮影した短編ドキュメンタリー『INPERFECTION』との同時上映でオノセイゲンと河合早苗によるアフタートークあり。
日>>続きを読む
互いに機能不全家族のもとで育った陰キャ眼鏡と換気口ジーンズは無二の親友。しかし二人に別れの夏が訪れ…。「男なんてロクなもんじゃない」「引っ越したら前の友達はブロック」と呪詛を吐くリンダを突き放すことな>>続きを読む
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『遭難者』から続けて鑑賞。別荘地のコテージの管理人・シルヴァンはバカンスに訪れた母と娘を受け入れることに。案内人でもある彼は買い出しやジェスチャーゲームを通じて仲を深めていくが…。箱庭のような街で繰り>>続きを読む
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パリから離れた郊外で父親と暮らす中年ミュージシャン・マクシムのもとに地元の駆け出し記者・メロディが取材に訪れる。意気投合したふたりはサッカー選手の彼氏に隠れて愛し合うものの…。
『女っ気なし』と同じく>>続きを読む
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『女っ気なし』との同時上映の短編で同作の前日譚という位置付け。ロードバイクでツーリング中のリュックは度重なるパンクに見舞われ足止めを喰らう。そこで出会ったのは小太りで後頭部丸見えのさえない男・シルヴァ>>続きを読む
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勘違い野郎・フィリックスの突飛な思い付きから始まった男3人の奇妙なバカンス。ケツの座りの悪い3人の関係性は風光明媚な景色と新たな出会いの中で徐々に解きほぐされていく。
デブの黒人がマジで良いヤツ。子守>>続きを読む
アメリカで勃発した架空の内戦を駆け出し戦場カメラマンの目線で辿る少女終末旅行。エンタメ的な意味では面白かったけど心の奥底にズシっと残るようなモノは何もない。この微妙なラインが良くも悪くもA24っぽい。>>続きを読む
サブカルハッチポッチステーション。かなり寝た。マジックショーでカフェが賑わい、古参の彫り師の姉さんが去っていくシーンはグッときたね。
旅先で時間がちょうど空いてたので久しぶりにシネ・ヌーヴォへ。8時間超の『死霊魂』は尻込みして観れなかったが3時間くらいならってコトで初ワン・ビン。座席はフカフカ、快適で過ごしやすい。ちょっと寝た。
2>>続きを読む
ファスビンダー特集2本目。鏡や窓枠、螺旋階段などを用いた偏執的な画面はカッコいいが会話やストーリーに求心力が全くない。シネフィルにはウケてるみたいだけど完全にnot for meでした。
ゲイバーのママが中川家礼二
ハッテンサウナが泥風呂なのが面白い
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娘の精神疾患を認めようとせず玄関に南京錠を巻き付ける母親。統合失調症の姉よりも何言ってるかわからなくて怖かった…。
発症から20年以上経ってようやく治療を受け、3ヶ月で退院した姉はカメラを向けられると>>続きを読む
ドヤ顔ヨーヨーでナンパする不良、遊戯王か??と思ったら極悪非道すぎてヤベえ
あがた森魚さんの屈託のないスマイルだけが救い…
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空前のクロキヨブーム!ってコトで何年も前に録画してたこの作品を。突如として失踪した夫の帰りを待ち続ける深津絵里。彼の好物だった白玉団子をこさえたらまさかの召喚成功!しかし彼はすでに死んでおり… 実体の>>続きを読む
袴田事件のドキュメンタリー。自白強要や証拠の捏造といった捜査のプロセス、牛歩戦術としか思えない司法制度の問題点よりも袴田巌という人間、そして姉の秀子さんに焦点を絞った。拘禁反応により"神"となった男の>>続きを読む
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アメ車の給油口の位置がカッコいい。突如として現れ厄災を撒き散らすキッドナッパーたちに神々しさを感じた。あと途中で鳥を抱えて歩いてくる黒服二人組。話の本筋よりもそういう細かいところが印象に残った。クソガ>>続きを読む
新文芸坐黒沢清特集にて。『蛇の道』と同じく哀川翔が主人公だが、正当な続編なのか名前を借りたパラレルワールドなのかはよくわからない。私塾の講師ではなくサラリーマン(シャーレに入った黄色い欠片をクンカクン>>続きを読む
新文芸坐にて『タカダワタル的』『タカダワタル的ゼロ』の後に特別上映。明治学院大の自主映画サークルによって1972年に撮影された作品。長年フィルムは消失していたが、近年になって途中まで発見されたという。>>続きを読む
新文芸坐で『タカダワタル的』との二本立て。高田渡の死後に制作されたものだが、メインとなるライブ映像は『タカダワタル的』よりも前で、2001年の大晦日にザ・スズナリで開催されたイベント。泉谷しげると柄本>>続きを読む
新文芸坐で『タカダワタル的ゼロ』との二本立てで鑑賞。下北沢ザ・スズナリと京都拾得のライブを中心とした高田渡の映像集。この手の映画って余計なインサートが入ったり演奏の途中でフェードアウトしちゃうのが多い>>続きを読む
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思い出のホテルを訪れた男が抱える深い哀しみと喪失を紐解きながら、ゆっくりと光を当てる90分。
部屋のドアに煙草の箱を挟んだまま眠り込んでしまう佐野。宙をたゆたう清掃員の鼻歌とともに、カメラがすぅーっと>>続きを読む
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佐々木のあっちゃんレコメンで。移民、混血、頻発する地震、公権力による監視と弾圧。車は空を飛ばないほんの少し先の未来の日本を生きる高校生たち。ヘッドホンの少年は台風クラブ(バンドの方)の石塚さんに似てる>>続きを読む
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ヨルゴス・ランティモスpresents世にも奇妙な物語3本立て。エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォーらが別々のストーリーで異なった役柄を演じる。どれも独特のブラックユーモアが滲み出>>続きを読む
新潟県奥三面。ダムの底に沈んでしまった今はもう存在しない部落の暮らしを撮影したドキュメンタリー。1980年代にこんな生活様式の村が残っていたことにまず驚く。SDGsなんて言葉が産まれる遥か昔から連綿と>>続きを読む
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Filmarksリバイバル上映にて。デヴィッド・リンチは何年か前に『イレイザーヘッド』を観たきりで、その時は「あー、こりゃ合わないな」と感じたけどコレは割と面白かった。
中盤、青い箱を鍵で開けたとこ>>続きを読む
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黒沢清新作かと思ったらほとんどベイビーわるきゅーれでした!!!いきなり出てくる謎の"組織"とぶっ放しガンアクション。『Chime』から作風変わりすぎでしょ笑 いやそれなりに面白かったけども。
『CUR>>続きを読む
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BS松竹東急ポン・ジュノ特集にて。『パラサイト』『殺人の追憶』は劇場で鑑賞済み。予備知識ゼロで観たらんまぁ〜変な映画だった!
冒頭のメガネ青年の不可解な行動で一気に引き込まれ、手に汗握りながら観てたら>>続きを読む
主人公は人間の"色"が見える共感覚を持つ女子高生。突如姿を消したクール系の同級生を探しているうちに古本屋で再会、そこに居合わせた宅録メガネボーイとひょんなことからバンドを始めることに…。
テルミンは謎>>続きを読む
鬼才ルカ・グァダニーノのテニス映画。当然フツーのスポーツものになるはずもなく…。
ゼンデイヤがオアシズの大久保さんみたいでエロかった。特にサングラス外すときの仕草。そしてロッカールームやサウナで繰り出>>続きを読む
原作はWEB公開時に読んだ。作画が素晴らしくて藤本タツキのペンのタッチが完璧に再現されている。音楽はややエモに寄りすぎて煩く感じた。荘厳なストリングスはない方が好み。ピアノとエレクトロニクスだけにして>>続きを読む
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ハンバーグ捏ねた手をキッチンペーパーで拭くだけで済ませる女、おれはイヤだな〜
理解あるっぽさを雰囲気だけ漂わせてるロン毛の彼くんがコ◯ケイ風なのは意図的なんでしょうか。
徐々に壊れていく女。壮絶なDV>>続きを読む
1979年12月12日に勃発した軍事クーデターを題材にしたファクション映画。敵勢力との手に汗握る攻防、目まぐるしく塗り替わる勢力図。ちょっとでも気を抜けばハンドルから手が離れてしまう。猛スピードに振り>>続きを読む
能登半島地震支援特別上映。是枝監督の作品は『万引き家族』『ベイビーブローカー』『怪物』といった近作しか観ておらず初期の作品は初めて。
なんつってもバッチバチにキマりまくりのショットの数々に目を奪われる>>続きを読む
公開当時にヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞済み、2024年の特集上映で再び。あの頃は濱口監督の名前も知らずにtofubeatsが音楽やってるってだけで見に行ったような。そしたらま〜変な映画で驚いた>>続きを読む