hanafubukidayoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.6

さすがトム・ハンクス。
絶海の孤島での、気が狂いそうな一人ぼっちの生活。ザバイバルの面白さと孤独との折り合い。バレーボールに話しかけて正気を保っているのが切ない。そして彼との別れがある意味一つのクライ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

もう4回は観てるけど、何回目でも見入ってしまう。
アンディがみるみる洗練されていく様子、ナイジェルとの友情、一瞬疲れた素顔をさらすミランダ、そしてエミリー先輩!すべてが完璧。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.5

原作が好きなのでどう映像化してくれるかなあと思ったのですが……。
どうも木村ひさしの演出が最近合わないのかなあ。(heavenも今ひとつ…)
「賭ケグルイ」の浜辺美波は最高だったのに今回は台詞回しがい
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

この壮大なシリーズが完結となれば、やはり感慨深い。一度観ただけでは、何でそうなった?と思う箇所もあったものの、充分にシリーズ愛を感じさせてくれる作品。
現実には死んだキャリー・フィッシャーのレイア姫ほ
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スノーホワイト 氷の王国(2016年製作の映画)

3.0

女王姉妹が美しい。

話は単体で見るとよくわからない部分も…

(1954年製作の映画)

3.6

フェリーニの名画。もはや古典と言ってもよい。ニーノ・ロータの哀切な音楽。

現代なら少し頭が弱いジェルソミーナが純粋な女、という設定は逆に批判されてしまうかも。

影裏(2020年製作の映画)

3.8

綾野剛、松田龍平とも複雑な内面を感じさせる。岩手の自然、特に水をモチーフとした描写も見応えあり。芸術的に撮りたかったのはわかりつつ、もう少しカットしてもいい気がする。中村倫也、短い登場ながら爪痕を残す>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.7

宮沢りえの危うい感じが良かった。
小林聡美のプライドを持った生真面目な存在感も、大島優子の「ありがち」な女子行員も、次第に崩れていく池松壮亮も。
角田光代の原作の世界観を感じさせてくれた。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.7

映像は1同様ハイレベル。ストーリーも悪くないが、トナカイと一緒にクリストフが歌うソロは必要あったのかなあ。エルサが相変わらずかっこいい。

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

-

旧版では原作通り、死ぬのは幼い弟のゲージだったのを長女エリーに変更。怖さは確かに増す…。旧版では死んだ男の幽霊がいい感じにルイスをアシストしてくれるのが結構笑えた記憶がありましたが、今回はあまり助けて>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.8

映画館で大笑いして観た映画。
久しぶりに見返して、クリスティーナ・リッチ、恐ろしい子!(笑)
ハンドくんの活躍が健気。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

とにかく殺しまくるジョン・ウィック。コンチネンタルからも追放されてこれからどうなるのか…

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

とにかくキアヌが殺しまくる映画。いっそ清々しい。ホテルのフロントとの会話とウィレム・デフォーとの関係が好き。キレた原因が車と妻の思い出の犬を殺されたせいなんだけど、そこらへんはかなり偶然に因縁の相手と>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

キモくて馬鹿にされてるけど、母親を助けて暮らす優しいアーサーが悪の帝王ジョーカーになるまで。最初情けないピエロメイクがラストでは凄味を増す。ホアキン・フェニックスが素晴らしい。「誘う女」の頃、こんなす>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

頑固で口の悪いイーストウッドが隣家のスーやタオとの交流を通して変化していく。ちょっとジイさんの願望ストーリーになりすぎではと思うけど、いい映画ではあります。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.7

チャプター1を見てから2年近く経つのでわかるか心配だったけど、うまく子供時代のエピソードもはさんでくれるので単体でも楽しめた。大人役のキャストが子役にみんな似ていてスムーズに入りこめる。【贔屓のベンは>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

映像化は難しい原作と思っていたけれど、溢れるような演奏を聴くのは映画館ならではの醍醐味。栄伝亜矢は松岡茉優しか考えられなくなるくらい良かった。主要キャスト4人皆イメージに合っていて、原作ファンとしては>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

犬が何度も生まれ変わってまた最初の飼い主に巡り合う。献身的に飼い主を愛するワンコがかわいい。表情とか仕草とか演技力も驚きでどうやって撮っているのかな。無愛想な二番目の警察官が泣ける。

ヤングガン(1988年製作の映画)

3.6

公開から30年経つんですね。
当時はチャーリー・シーンがメジャーだったので、結構早く死んでびっくりした覚えが。キーファー・サザーランドとルー・ダイアモンド・フィリップスに痺れた。エミリオ・エステベスの
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台風家族(2019年製作の映画)

3.5

ゲスな家族のブラックコメディ。
もう新井浩文の新作は見られないかもと思って頑張って観に行った。でもやっぱりうまい役者だと思う。もう活動できないとすると日本映画界にとって惜しい。中村倫也の不思議末っ子も
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.7

香川照之の記憶がない時とある時が別人のよう。自分を桜井だと思っている時が几帳面で可愛い。
ズレてるけど有能な広末涼子も良い。
堺雅人は今回は受けに徹している感じ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

タランティーノ監督でレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット主演となれば、もちろん観に行くわけで。
2時間40分という長丁場で、明確なストーリーラインがあるわけではないのに退屈しない。結構笑い声もあ
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.3

小松菜奈と菅田将暉のビジュアルが綺麗。重岡のいい人感に救われる。上白石萌音もうまいんだけど、今一つ立ち位置がつかみづらい。ストーリーは結構暗い。付き合ってる時のキラキラした無敵感から、一転奈落に落ちる>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.8

小栗旬と宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ。みんなさすがに巧い。どの女にも違った可愛さと怖さがあった。そして本当に人間としてはダメダメなのに、なぜか愛される男に説得力をもたせる小栗旬。
画面の華麗さは蜷
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.2

ドラマファンを裏切らないエンタメ映画。
はるたんの無防備なまっすぐさも牧のツンデレもぶれない。
サウナシーンがあまりに楽しくて何回でも見たい。
新しく参加の志尊くんの弟キャラも可愛い。
部長の「好きな
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.2

公開時に映画館で見て、TVでも2回目。

やっぱり3は文句なしの名作。1、2で子供だったアンディも大学生になり、もはやおもちゃで遊ぶ年頃ではない。でも子供の頃遊んだ思い出は大切にしている、おもちゃたち
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

劇場で観て2回目をテレビで。

これからも何度か見る映画だと思う。戦争に向かっいくなかの、普通の人々の日常が少しずつ変化していく。
すずさんののんびりしたキャラクターも好きなのですが、義姉のけいこさん
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.9

映像がめちゃ綺麗。大自然の光景にサークル・オブ・ライフが流れるとうっとり。
ちびシンバが可愛すぎてもふもふ。

賀来賢人が好きなので吹替で見ました。スカーが江口洋介なので、声からしたらスカーのビジュア
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.7

原作を読んだのはずいぶん前。新鮮な気持ちで映画を見られた。
鶴瓶、綾野剛、小松菜奈が全員役になりきっていて見応えがある。
他の精神病棟の患者たちも芸達者揃いで違和感がなく、良かった。中でも「十二人の死
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

東京の風景や空の描き方、さすがで本当に素晴らしい。
声優陣もキャラクターにぴったりでした。
RADWIMPSの音楽も世界観にはまっている。
八丈島から見る海や、船の甲板も含め、再現度が高くて嬉しくなる
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