Yuukaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Yuuka

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冬時間のパリ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フランスの日常風景を見てる感じで興味深かった。とにかく議論が好きだよね、フランス人。
ホームパーティーでもそうだし、恋人同士や夫婦でも議論、議論。
ああいうの、好きだわ。

そして、さすがアムールの国
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

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原作読んでたのでストーリーはだいたいわかっていたけど、あらためて映像で見ると…大伴先輩、サイテーですね笑

成田くん演じる今ケ瀬の想いがすごく切なかったし、苦しい気持ちもわかって辛かった。
もともと異
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17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン/キオスク(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦へと向かう時代のウィーン。
ナチスによってオーストリアが併合されていく時代の流れは暗澹としていて、画の配色も暗めだったけど、主人公のフランツがその中で大人になっていく様子が頼もしくもあり
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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姉妹たちの美しさや映像、思春期の少女独特の毒を感じる儚さを表現した世界観は秀逸だったと思うけど、大人になってしまった今は少女たちに憧れるあの「少年たちの目線」がとにかく気持ち悪く、ちょっと無理かも。

カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

40歳。
売れない女優をしていて、夫は若い彼女を作って離婚を迫り出て行こうとしている。
母親が亡くなってからお酒をやめられない…そんななんだかモヤモヤした人生を過ごしているカミーユ。

友人とのカウン
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血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

3.0

世界観がめちゃくちゃ好きな感じ…!
ダークファンタジーみたいな。

ストーリーはわかるけど、何を示しているのかは掴めなかった。
白いネズミの背景にある絵画がナポレオンの肖像を模しているのと、人形の手に
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あん(2015年製作の映画)

4.0

とにかく、樹木希林さんの演技が素晴らしくて。
樹木さんの佇まい、声、その全てに心を震わせるものがあってそれだけで感動。

ただ、ハンセン病をテーマにするのであればもうちょっと掘り下げてもいいのかなと思
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あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

強制収容所から奇跡の生還を果たした元歌手のユダヤ人女性ネリー。
顔に深い傷を負った彼女は、顔面修復手術を受けるが元の容貌とは変わってしまった。

収容所の中で彼女を支えていたのは「再び夫に会うこと」
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

他の方も言ってますが…ジャケと内容が違いすぎ〜!
ジャケの雰囲気からして、ポップなハートフルコメディを想像していたら思いのほか重くてびっくり。
全体的に静かで曇天のような重いトーンで進んでいきます。
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シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドイツ占領下のフランス、シャトーブリアン郡の収容所に収容される政治犯たち。
そんな中、ナントで起こったドイツ人将校の暗殺事件。その報復にドイツはジョワゼル収容所に収容されている政治犯の中から150人を
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

思いがけず泣いた。

母親を失うことを受け入れられない、まだ大人になれていない不安定な少年の心のバランスが怪物の幻想を見せたのか。

‘’現実”を知って受け入れていく。
少年は大人になっていく。
ママ
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.0

これは…キリスト教の世界観がわかってないと理解するのが難しいかも…。

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

2.5

登場人物がみんな優しくて、観た後心がほんわかした気持ちになった作品。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「これが最後だなんて。僕たちは哀しいくらい不器用だった」

観終わったあと、このキャッチコピーが本当にぴったりで胸にずーーんときた。。

自分の死期が近いことを知らせるために12年ぶりに実家に帰ってき
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あなたはまだ帰ってこない(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ナチス占領下のパリで、レジスタンス活動をしていたために逮捕された夫の帰りを待つ妻。
前半は、夫を取り戻すために、彼女に好意を持って接触してくるゲシュタポの刑事との駆け引きにハラハラした。
次第に生死の
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

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終始緊迫した場面で胃が痛くなってしまった。

地雷撤去を命じられた少年兵たちがかわいそうで、胸が痛かった。
でも「ドイツ人が憎い」という感情も理解できる。デンマーク人からしたら自国を占領して、相当ひど
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エルファニングが可愛かった。

パーシーがほんとにクズでクズでしょうもなかったけれども根っからの悪人じゃないんだよなぁ。
世間知らずのお坊ちゃん。自分は頭が良いと信じている。すべてに自信がある。あなた
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

勝手に、10代後半から22前半のめちゃくちゃ線の細い美少年2人がひと夏の恋に落ちる耽美な作品だと思い込んでいてたので(笑)、前半は…
なんだか思ってたのと違う〜オリヴァー24歳に見えない〜、大人すぎる
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

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とにかく映像が美しく、そして官能的。
透明で人には姿が見えない少年と目の見えない少女。
小さな子供時代から2人だけの世界で愛を育んでいくのがすごく官能的だった。

美しいおとぎ話的な世界。
現実的なこ
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COMET コメット(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好きだけど、どうしても上手くいかない2人。
キンバリーは愛を求めていたけど、不安定だった。
あの恋のおかげで成長して今の自分になれたと、今の幸せに辿り着くためにあなたは必要な人だったと…
「ありがとう
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パリ猫ディノの夜(2010年製作の映画)

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フランスの作品はアニメもオシャレ〜✨
展開もスリリングで全然飽きずにハラハラ。
ディノの活躍もすばらしく、猫好きには見逃せない作品✨

エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

4.0

淡々と客観的に語られていく彼女たちの人生。
夫を愛し、子を産み育て、見送り、そして続いていく。その子供たちも。

女性たちの慈愛に満ちた表情、ゆったりとした柔らかい動き。その全てが幸福に満ち溢れている
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

画面がとにかく可愛い!
ピンク色のブダペストホテルといい、ロビーボーイの紫色の制服。
ホテルの内装や街並みも!

まるで童話の中みたいな世界観の中にも色々なことが盛り込まれていて、戦争やナチスを思わせ
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

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猫目当てで観たけどあんまり猫出てこなかった。。
主人公がダメすぎて全然共感もできないし、応援もできない。
しかも自分の身勝手で連れ歩いた猫を途中であっさり置き去りにしたところとかほんと許せなーい。
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

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女の園に男が1人迷い込むことで、近郊が壊れて狂っていく…っていうようなストーリーを想像してしたけどちょっと違ったな。
タイトルの「Beguiled」は「騙された」っていう意味だけど、騙されたのはどっち
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

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キレイにまとまっているけど、出来すぎた話に感じた。
結果的にハッピーエンドだけど、陥れられて精神病院に50年近くも収容されて、子殺しの犯人にされて愛する人も殺されてしまったことを知る。
悪い事は何もし
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ナチスの愛したフェルメール(2016年製作の映画)

2.5

パッケージに「愛の嵐」を彷彿とされる耽美な映像、みたいな事が書いてあったので期待してレンタルしましたが…程遠かった。。
後妻のヨーランカがナチスのジャケットを肩から羽織って座るシーンはなかなか背徳感の
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