AIRIさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

フレディマーキュリーという人物の偉大さと、QUEENの天才的な存在感に圧倒。
最高な楽曲の数々と、実話とは思えないフレディの人間味溢れた人生模様が鮮やかに鮮明に繊細に描かれている。
この人も1人の人間
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

さすが。映画好きのための映画。
音楽も良し。ビジュアルも良し。
とにかくブラピのワイルドな格好良さと、レオ様の演技力がタランティーノの手によって最高の映画のスパイスとなり、最上級のエンターテイメント映
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

これはなんと言えばいいのか分からない。信じ続けた愛はどんな形でさえ間違いじゃないのかもしれない。愛という意味では。そんな錯覚をしてしまう。
共感出来なくとも、自分が愛する存在に盲目になることは切ないけ
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.6

今年1発目の映画でした。
渥美清はもういないけど、寅さんにまた出会えるという不思議な感覚。どこかあの暖かくてお節介な存在を感じるのです。
みつおも大きくなったな。
ひろしは年取ったな。
今年ももっとも
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.3

人が得る情報は所詮視覚が8割。どんなに愛する人でさえ顔が分からなければ見つけられない、自分の目の前で何かあっても気がつかない。第一印象だってもちろん外見が大部分を占めるわけだし。中身も大事だけどね。顔>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

すごい。ただただすごい映画を見てしまった感。面白すぎた。
緻密で完璧すぎるストーリー展開。物凄い加速で進む展開にもう釘付け。韓国という国の社会模様を垣間見れ、貧富の差という永遠のテーマが美しくかつ笑い
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

笑った笑った。出てくる人全てが愛おしくて人間らしくて。
ちょいちょいニヤニヤした監督の顔がよぎるんだよね。
本人は風刺ではないって言ってるけど、完全に皮肉ってるし、最初の前書きからして確信犯。
無駄に
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.2

theBeatlesファンなら楽しくないはずがない。最高の楽曲の数々とBeatlesへの愛に溢れた映画。Inmylife入れてくるあたりいいよ。
エドシーランの声がかっこよすぎて聞き惚れるんだけど、や
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

真実を繋ぎ合わせたフィクション。
これは紛れもなく真実。目の当たりにしなければならない事実。
胸が痛くて痛くてトラマドールを欲する。とにかく苦しくて酷い環境の中で、子供たちは無邪気にタバコを吸って、銃
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

美しき極悪犯罪。
ベルボトムで踊る姿最高でした。
純粋で正直な瞳に吸い込まれる。
やってる事は間違いなく犯罪だけど、狂気と色気に溢れ、どこまでも大人になりきれない少年さもあって、不思議ととても魅力的。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.2

ガガ様の歌声にただただ圧倒される。この人の歌声は本当に魂を感じるんだよね。そして演技もかなり上手くて驚き。才能の塊ですね。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

本当に今までで1番良かった。トイストーリーはもはや大人が見る立派な映画です。ここまで来るとピクサーは子供向けなんて考えてないんだなって。
おもちゃは持ち主にそっと寄り添うことが役目。たとえ自分が一番で
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

疲れた。脱出シーン怖すぎ。
ジェイコブ君の演技がとにかく素晴らしくて脱帽です。監禁されていたシーンはもちろん、脱出後の彼の戸惑いや外の世界に対する好奇心と相反する恐怖心、それを上手く表現していて、間違
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.4

こうゆう学生時代の時の友達といる何気ない日常って、大人になってみると本当に貴重で大事にすべき時間だったんだなって思う。こんなに下らなくても、バカバカしくても。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.7

やっぱり裏切らない。やっぱり騙された。てか三浦春馬ってこんないけめんでしたっけ??竹内結子の存在感はさすが。ダー子ちゃんの可愛さ、ユーモアさ、詐欺師としての腕、全てにおいて無敵。

思いやりのススメ(2016年製作の映画)

4.3

初めてNetflixオリジナル作品を鑑賞。こうゆう障害者と介護者の友情というか関係性を描いた作品ってこの時代たくさんあるし、絶対感動して間違い無いけど、これは少し一味違う。旅の途中で出会う人たちや、主>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.2

どんだけ全てを持っていても、お金と愛をつんでも、幸せは掴めない。結局自分中心で考えてる奴は痛い目に合うってこと。ギャツビーもトムもデイジーもみんなそう。つまり、こいつらみんなクズだなって。自分の幸せし>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.5

Dolbyで鑑賞。最初のアラビアンナイトから一気にアグラバーの世界へ引き込まれ、あっという間に終わってしまった。ずっと楽しみですごい期待を抱いていたけど、それを余裕で超えてくる凄さ。美女と野獣の時と同>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.9

樹木希林が亡くなったということで、ずっと見たくて見れてなかったこの作品をやっと見ました。
鑑賞後、本当に意味のある時間を過ごせたことへの物凄い幸福感に包まれた。にしてもハンセン病への偏見はこんなに酷か
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

2.7

サブタイトルの"幸せのあとしまつ"が意味不明。むしろ散らかっとるよ。
とりあえずこの3人がアホすぎて。お互いアホだからちょうど良かったね。
本当に下らないけどイーサン・ホーク格好いいし、適度に笑えるか
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.7

結構好みでした。ジョージクルーニーがこうゆう作品を作るっていうのはかなり意外です。
このレトロで可愛い鮮やかさがより恐ろしさを引き立てる。サバービコンという架空の街は非常に残酷で全ての家族が仮面を被り
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

3.6

内容もなかなか面白いし、ここまで雰囲気で勝負できるのはビルマーレイのなんとも言えない哀愁というか切なさというか。枯れ果てたドンファンを演じれるのは彼しかいないでしょう。薔薇のピンクが作品にちょっと遊び>>続きを読む

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

2.9

おいおいおい。と思わず突っ込みたくなる。哲学的なセリフとリズミカルなジャズとは裏腹に中身は最高に薄くて下らないけどそれがこの映画の醍醐味。監督の色がまあ濃いこと。相変わらず酒のつまみになる作品でした。

旅猫リポート(2018年製作の映画)

2.0

猫好きのための映画。ストーリー性は特にないし、竹内結子を起用する理由が全く分かりませんでした。ナナはすごく可愛くて、自分の猫に無性に会いたくなった。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

普段ゾンビ映画とは無縁な私。正直楽しめるか不安だったが、こんなに笑える映画とは。最初のワンカットのシーンは何とも言えない緊張感と不思議な世界観に圧倒され、これがずっと続くのかと鑑賞中に覚悟したが、そこ>>続きを読む

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.6

今月にポールのライブを控えてるので鑑賞。
ビートルズの曲は時代を超えて愛され続ける。この人達と同じ時代を生きれて幸せ。
世界のビートルズとは言え、彼らだってリヴァプールから何も知らずに出てきた少年達。
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グリース(1978年製作の映画)

3.7

70年代の可愛いが詰まってる。ファッションとかメイクとか雑貨とか、女の子ならときめかずにはいられない。
どこかチープだけどイケてる。ハグした後にすぐ胸元からコームを出してリーゼント直すのとか最高ですね
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

この世界観がやっぱり好き。音楽と色彩と構図と。全てが逸脱したセンス。今回は日本が舞台ってことで、いつもと違った雰囲気だけど、日本人でも日本ってカッコいいじゃん。って思っちゃう。外人から見る日本ってこう>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

この作品が世界から評価されたことをすごく誇らしく嬉しく思うと同時に、この映画に出会えたことを本当に幸せに思う。
映画としてはずっと暗いし淡々としてる。でもその中で役者1人1人の演技が本当に光っていて、
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.9

昼に重い作品を見たんで、夜はさくっと笑える作品をと思い、今作を選択。三谷作品は本当裏切らない。今では考えられない豪華過ぎるキャストと絶えない笑いとホッとする昭和感。ラジオって本当にスタッフのロマンが詰>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.8

これはもう瑛太の独壇場と言っても過言ではないほど、彼の怪演が光る作品。生田斗真が可哀想になるほど、差があり過ぎました。山本美月とかちょっと笑っちゃいますね(ファンの方いらしたら謝ります、すみません)。>>続きを読む

天空の蜂(2015年製作の映画)

3.0

東日本大震災よりもずっと前にこの作品を執筆されたのは驚きですね。それを震災後間も無く映画化するとは。今もなお注目される原発稼働問題。人命と電気を天秤にかけた時、日本政府は電気の方が重いと捉える、恐ろし>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

3.3

ビビットな色彩、眩しい陽光の中で淡々と静かにストーリーは描かれる。愛情と軽蔑は紙一重で、愛していなければ軽蔑の思いはそもそも生まれない。まさに男女の素質の違いを繊細に上手く描いている。ゴダールっぽい、>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

ひたすら美しい。2人の間にできた絆は私には想像出来ぬほど苦しく、かつ美しい。抑えきれぬ感情の渦にこちらも巻き込まれ、最後はとてつもなく切ない。でも愛の美しさって切なさと紙一重。それは同性愛だけに言える>>続きを読む

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.7

人間なんてずっと未熟者。だからこそ人生は楽しい。人生なんて悲しいこと、悔しいことの方が多くて苦しいけど、その中にあるほんの少しの幸せのために私たちは生きてる。だから失敗なんて恐れずに前に進むのだ。第2>>続きを読む