SSDDさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

殺人ホテル(2020年製作の映画)

2.8

全てが中途半端。

アクションありそうでなく、ホラーでもサスペンスとしても半端で、カタルシスも足りない。

そんなに馬鹿なのかよって登場人物達を疑うレベルで幼稚な策略と全貌。

もっと振り切っていけよ
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.6

グレンラガン、キルラキルなど説明不要で精神論で話を罷り通す割には、並行宇宙やら因果律だったりを放り込んでくるトリガー作品。

これも初めて登場した機体とか、生身の耐久がどうなってるとか、まったく細かい
>>続きを読む

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

3.4

事故で妻を亡くし、自身の記憶も無くした男。唯一の家族は幼いがしっかりした娘。
頼れる医師の友人からの薦めで、先端治療を行なっているという医師の療法を受け始める。

催眠療法の一種で十字の真ん中を見つめ
>>続きを読む

レプリカズ(2018年製作の映画)

3.2

キアヌ先生作品。
今回のキアヌは人の脳神経をコピーしてダウンロード、機械の体にアップロードしてキカイダーを作ろうとするマッドなサイエンティストのお話だ。

もうロボデザインがアイロボットにしか見えねぇ
>>続きを読む

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.5

スティーブン・キング原作のような田舎町の情景を細かく描き、ナレーションが進んでいく作風。

静かな田舎町ですれ違った人たちは誰かの親で誰かの子であり、いずれ人を殺すか、殺されるか、または両方を行う。
>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

2.8

仕事がとにかく忙しいので、適当にNetflixで回してて観てなかったので初視聴。
ストレートなおバカスプラッターで、エロでバカな青年たちが旅行先で一人一人と消されていく。

なんのことはない、旅行者を
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.7

シャーロックの妹、エノーラが主役の本作。
型破りな母に当時の女性としての教育よりも、化学、歴史、暗号、格闘術を幼い頃から学び、母娘二人で過ごしていた。

ある日母が失踪し、兄のシャーロックとマイクロフ
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

素晴らしかったのですが、テンポが早く飲み込むのに二回目の視聴が必須。
一旦レビューを書く前に再視聴してから記載します。

ネメシス(1992年製作の映画)

3.3

タイトルロゴの青とオレンジのロゴからノスタルジーを感じる古きSF。
サイバーパンクしている上に荒廃したアポカリプス感がたまらない。

人々はテクノロジーの進化で機械化を進め、肉体すらバイオテクノロジー
>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

3.5

表紙は見たことあったが未読のため初視聴。
アキラで有名な大友さんのオムニバス三作品。

彼女のモメリーズ
最臭兵器
大砲の街

どれも描き込まれてる量が凄く、セル画で作っている労力が凄まじい。

メモ
>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

加害者の接点が見えない中、殺害時にX型に喉元を切り裂く手口の犯行が複数件発生。高部刑事が関連性を求め、友人の佐久間精神科医と共に事件を追う。
そんな内容のサイコスリラー。

相変わらず変わったカメラワ
>>続きを読む

カリスマ(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ある刑事(藪池)が犯人が立て籠っている現場に向かう。

犯人は「世界の秩序を回復しろ」という要求を紙で渡していた。

事件は犯人も人質も両方死なせてしまったことで良心の呵責に悩まされ、あてもなく森に入
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.8

綾野剛があまり好きじゃなくて未視聴だったのですが他の方の別のレビューなどで、凶悪の監督と聞くと堪らなく観たくなりました。レビューアプリの良いところですね。

北海道になにかと縁がある自分としては道警の
>>続きを読む

アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

2.5

退廃的な建物や光源と怪しげな登場人物に完全なる美のマーゴット・ロビーが映像美を織りなすが、伏線を張り巡らせているようで伏線ではなく意味が分かりづらい謎をそこらに放り投げただけになってしまっている。>>続きを読む

#生きている(2020年製作の映画)

3.6

ドゥワナドゥワナ!お兄ちゃぁーん!
…のフレーズをタイトルみて思い出した。
どうでもいい。

ゾンビ、アポカリプス、団地で籠城ときたら見ないわけにはいかない!

新感染のクオリティの高さから韓国産ゾン
>>続きを読む

スローターハウス・ルールズ(2018年製作の映画)

3.2

サイモンペックとニックフロストのコンビだが、完全に脇役。
主役は学園子供達なので、存分に二人を楽しめず。

ニック意味がわからないくらい出番ない…。

ホットファズ、宇宙人ポール、ショーンオブザデッド
>>続きを読む

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.7

スプラッター映画でレジェンド扱いの死霊のはらわたのリメイク作品。
どうせリメイクだからと観ているとシリアス路線まっしぐらで、まさかコメディ要素を引っこ抜くとはと驚き。

そもそもこの家に来た理由を、薬
>>続きを読む

ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

3.1

ブラジリアン復讐劇。
漫画原作ということだが、コテコテの汚職政治家たちに娘を殺害された特殊部隊の方がハッカーと組んで織りなす復讐劇。

赤い眼鏡を連想させる邦題を付けたの奴は誰だ。完全に全身黒の赤い目
>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.4

実際の事件を複数モチーフとして作られている本作。

ゆっくりと壊れていく家族を映し出す様は陰鬱とし、逆に起こる事件は白昼夢のように明るい色彩で淡々としているコントラストが深く恐ろしさを醸し出す。

>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

広島ヤクザの抗争を抑えようとするなんでもありの刑事と広島大学出の正義感の刑事が組まされ、二つの組みを跨いで奔走する話。

役所さんが最近はガッツリ濃厚な役柄が多く、没入感が凄い。
渇きは正直不快すぎて
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.4

子供の頃にパーフェクトブルーを兄が借りてきて観て非常に不快だったので避けていた作品。

サイコメトリーじゃなくて、サイコセラピーという精神治療で夢を共有することで治療するという目的のシステムを開発する
>>続きを読む

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ザ・ドラキュラ映画。
元奴隷兵で少年の頃に人質になった少年が串刺し公と呼ばれるほどの武勲を挙げ、自身の行いを悔いて国を後にし、小国の君主となるところから始まります。

しかし大国の忍び寄る影。
スパル
>>続きを読む

エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

殺人脱出ゲームを生き残れ。
謎の招待状として正方形のボックスを解くと、参加できる脱出ゲームに選ばれた男女6人が1万ドルのゲームと騙され参加してしまう。

オーソドックスなスタイルな内容でストレートに最
>>続きを読む

ヘイター(2020年製作の映画)

3.4

今はSNSの印象操作で大多数の人間を指向性を向けることで行動を起こさせる火種を作ることすらできる。

主人公は会社でそれを学び、依頼者の敵を攻撃をすることを生業とし始める。元々病的な嘘つきでソシオパス
>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

観たいと思っていた作品。
世界一の富豪の孫が誘拐され、息子と離婚し血の繋がりのない母親から身代金の支払いに応じて欲しいと頼まれるが一蹴してしまうことから始まる。実話ベースの作品だ。

脚色されているこ
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

出張が延長になりまばらにしか休みも取れない中、残業時間も問題になるレベルまで達した状態で鑑賞。

何かあるのかと暗い画面がアップされてる瞬間に何かいたっとなるシーンを何回かあったが、気付くと時が飛んで
>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5


韓国版・中国版があるということですが未視聴です。

あの線の細い吉岡さんがドント・ブリーズの退役軍人ばりに強いとか、座頭市するとかそんな展開ではなく。
序盤から丁寧に主人公の失明理由や能力、意識、罪
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

来る

なにが?予告を観てこれは、笑える方向のホラーなのか、どういった類のものか。迷いましたがワクワクしてきたので視聴。やはり出演者も確認せずに前知識なしに観るに限る!

序盤は胸糞の悪い、対外的な印
>>続きを読む

ザ・カナル 悪魔の棲む場所/運河の底(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

映像記録局に勤める男が、たまたま観た16mmのフィルムが自身の住む一軒家に過去起きた殺人事件の記録だった。
そこから精神が蝕まれていく…。

色々主人公が不甲斐なく見えるがかなり理不尽な周囲。

不貞
>>続きを読む

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.4

タイトル通り力こそパワー!と単純思考の映画です。
スラム街にお薬ばら撒いて被験体にしちゃいますとなんとも非効率なやり方をする政府も関与している阿呆な組織。

配布するお薬の効果は5分、固有の発動するス
>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イットの完結編
大人になってからのルーザーズの変わりようはすごい。それぞれ成功してるが、そんなトーンなのか…という変貌ぶり。

しかしこの人達かわいそう。

マイクは27年町に縛られ
スタンリーはしょ
>>続きを読む

マイル22(2018年製作の映画)

3.2

ザ レイドで震撼する恐ろしく身体能力の高さを披露したイコ・ウワイス。
その彼とマーク・ウォールバーグとマルコヴィッチが絡む映画なんて想像したこともなかった。

内容はなかなかの諜報組織のやりあいの話で
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

良くある怪談話を作家が短編として投稿されたものをまとめ、雑誌に載せるコーナーを持っていた。

その中でなんということはないとりわけ特別とも思えない投稿から物語は始まる。

そもそも実体験ということは超
>>続きを読む

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.9

狂気の始まり!のポスターを観てこれだぁとまったく前知識もなく観ました。

少し前にNetflix映画バードボックスの感想などを観る限り、あまりクトゥルフ神話を知らない方もいらっしゃるようでしたので、ざ
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.3

評価が高かったので期待し過ぎたのか、少し評価下がり気味でした。
やはり映画はなんの前知識もなく見たほうがいいですね。

あくまでも透明人間は科学的アプローチで描かれることが多いのですが、この性能の透明
>>続きを読む

ロストブレット 窮地のカーチェイス(2020年製作の映画)

3.3

小型車でコンクリートを4枚ぶち破る魔改造ができる整備士が捕まり、麻薬の運び屋を追うための警察車両を魔改造。
刑務所から早期減刑にしてくれた恩人の刑事が同僚に嵌められ殺害され、その濡れ衣を着させられる。
>>続きを読む