SSDDさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

アルカディア(2017年製作の映画)

3.8

カルト教団に子供の頃から身を置かれ、逃げ出した兄弟。10年ほど経つが恋人どころか友人すらいない。

うだつの上がらぬ日々に過去を美化した弟が再度教団に行ってみたいという、兄は1日だけでも身を置いてカル
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刑事グロム vs 粛正の疫病ドクター(2021年製作の映画)

3.6

富で得た権力から汚職や不正が横行する街でルールを守らずにひたすらに腕っぷしだけで、事件を解決する刑事がいた。

逮捕しても買収された裁判で無罪を勝ち取るドラ息子が悠々と釈放され、正義の在り方が問われる
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

3.8

ジュブナイルホラーの第三部完結編。
シェイディサイドという田舎町に定期的に起こる猟奇殺人は、街の呪いにあり。
その起源となった魔女の出来事に焦点が当たる。

1666年というなんとも非科学的で証拠もへ
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第8日の夜(2021年製作の映画)

2.7

昔とてつもない人がとてつもなく悪いものを滅せないから、赤い目と黒い目だけを取って別々に封印しました。

赤い月の輝く日、赤い目は7人の人に乗り移って、黒い目を取りに行きます。

赤い目と黒い目が一緒に
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.7

スプラッターなジュブナイル・ホラーの二部作目。
シェイディサイドというありふれた街では何故か悲惨な殺人事件が多く、昔から悲劇が繰り返されていた。
一部からの続編。

シェイディサイドの呪いの原点である
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.4

前作を観て待ちに待って映画館で観賞。

ファブルの猫舌キャラで我慢できず、吹き出しました。相変わらず岡田くんのターミネーターのような無表情からのボケが冴えてます。

前回から山場のアクションは人数で迫
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.7

シェイディサイドというありふれた街では何故か悲惨な殺人事件が多く、昔から悲劇が繰り返されていた。
高校生たちが近日起きた連続殺人事件の追悼式から悪ふざけで事故を起こす。
その夜から殺人鬼の模倣犯のよう
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.3

穴という縦に管理する施設に入った男の話。
厳しく品質管理された高級な料理が階層を降りていく、最下層までは人が生きるに足りる分は分配できる量はあるが、上層で食べてしまうと下層には届かない。

階層は月に
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

ある日突然とスタジアムでサッカーが行われている中、怪光線の中から軍備装備した人間が多数出現。

その人々は未来に敵が現れ宇宙生命体との戦争が起こること、未来の子孫のために現在からも援軍を望む旨を伝える
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The Soul: 繋がれる魂(2021年製作の映画)

4.2

2030年の近未来で起こる猟奇殺人。
殺害されたのは大手企業を気付き上げた病に伏している社長。儀式的な痕跡と異臭の中、死体の側に気絶した若き20代の夫人。
手には凶器があったが、もうすぐ相続できる遺産
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AWAKE アウェイク(2021年製作の映画)

3.0

ある日高高度の核爆発による電磁パルスのように突然と車や電気製品が動かなくなる
その日を境に数パーセントを除いた人類が睡眠を取れなくなる。

睡眠を取れないと人はやがて死に至るが、止める手立ては存在する
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

アベンジャーシリーズのエンドゲーム後の世界観で描かれる新スパイダーマンの続編。

シリーズの単体の続編としてはアベンジャーシリーズを観てないとダメな時点で、評価は下がるものの(エンドゲームあたりで疲れ
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.3

ホームレスでありながら、車に住み、お金はあるため食にはホテルのレストランを使うが、公園での生活もするというどっちつかずの男。

記憶がない男に、記憶を取り戻す手段としてトレパネーションという頭蓋骨に穴
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怒り(2016年製作の映画)

3.4

八王子で起きた夫婦殺害事件。
犯人は指紋を残し、殺害現場に数時間と過ごした上で、被害者の血で「怒」と殴り書いた。

指名手配されるも整形し逃亡した犯人。
一年は見つからなかったが…新宿、千葉、沖縄と素
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.5

基本的に復讐劇は好きで、身を焦すほどの怒りで人生を変えて、激情を冷ませずに目的に走る姿を見るのは自分にはできない価値観からか観ていて没入感があり好きなジャンル。

狼たちの死刑宣告では息子を殺された親
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.4

全く前知識なく、ドラクエも私はやったことがなく、この作品の情報は昔友人から聞いたりで知っていた程度の情報量でした。

兄の影響でスーファミを周りをしてる時はメガドライブだったので、青春のRPGといえば
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.6

とても懐かしい気持ちにさせてくれるED曲を挿入歌に持ってきて、物理法則を無視したハンマーやら鉄球やらどういう原理か実体化するかおりの念能力かスタンド能力もそのまま。

もっこりの表現で下ネタをオブラー
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パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け(2018年製作の映画)

3.0

ロシア版のぶっ飛んだSFです。
ダークシティ、マトリックス、アジャストメントを全部足してウォッカとマトリョーシカで割りました。

自分のことが他人の記憶、外部記録から一切消えていき、孤立した主人公。
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デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

3.4

近未来、AI制御の二足歩行兵器とドローンなどの組み合わせが運用される世界。
未だ米国やロシアの対立は治らず、紛争地区がなくならずにいた。

1人のドローン操縦士が命令違反で再訓練のために飛ばされた地で
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

漫画原作ですが、原作未見です。
凄腕暗殺者が、一年間人を殺さず一般生活を送れと関西のヤクザに預けられる…だがこの暗殺者は幼少から過酷な訓練と一般人の生活とはかけ離れた暮らしだったことから奇抜な行動が多
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

ナチス占領下のフランスにおける史実とは異なるナチスと秘密工作部隊の抗争を描いたタランティーノ監督作品。

ナチス軍人に疑われれば張り付いた笑顔浮かべながら、何かしら言いひらきしなければならない状況下を
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ローグ・シティ(2020年製作の映画)

3.4

濃厚なおフレンチのギャング映画です。
久々に重苦しいギャング映画でした。ティザーでは気骨のある刑事がアクションキレキレでドンパチかと思いましたが真逆。

悪を倒すのは悪というやり方を厭わない刑事達と相
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.4

仕事に誇りを持ち、シェフとしての自身の腕に自信を持つ男。父親、夫としては失格だが料理の腕だけはと自負する。
ある日ブログで批評家にこき下ろされ、慣れないSNSを使って反撃を個人的に送ったつもりが、何万
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

大規模攻撃の展開前日、敵陣営は撤退と見せ相手を誘き出す罠を仕掛けていた。

航空写真で判明した罠を回避するため、攻撃停止命令を出そうとする本部。

しかし、1600人もの規模の兵士の命がかかる攻撃停止
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プロフェシー(2002年製作の映画)

3.4

事前知識皆無で観たため、こんなリチャード・ギアのホラーテイストの映画があったのか程度で興味本位で視聴。

新聞記者の男が妻が事故を起こす、直前に何かを観たといい残し、謎の絵と言葉を残したまま亡くなって
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.7

隣人の警官は殺人鬼ではないか、ミステリーオカルト好きの少年の懐疑心から友人たちを巻き込み、夏の日にシリアルキラーを監視する。

シリアルキラーだって誰かの隣人だ。

まさにその通りで、実体験の話をする
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.4

ジョーカーと破局したハーレイ・クイン。後ろ盾がなくなったせいでゴッサムの恨みを買っていたことから大勢から狙われることに…。

ネタバレもなにも書くことは特にないが、相変わらずお人形のような顔の小ささと
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.3

気を抜くとすぐ世界を救っているウィル・スミスが、今度はクローン化された若い自分と殺し合いを興じるスミス。ということで前から気になってたのでみたスミス。

DIAという組織で凄腕のスナイパーが精神的摩耗
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チェインド(2012年製作の映画)

2.9

9歳の時に母親を殺され、9年間軟禁状態に置かれ、殺人鬼と暮らす青年の話。

淡々としていてゴア表現も控えめ。

あまり感想書く気にならない。
とりあえず記録。

親の七光り的な扱いは可哀想だが、普通に
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.3

7日間で終わった昭和最後の64年。
その短い期間に起きた誘拐事件、通称64について描く二部作の後編。

前編で濃厚に警察内部の腐敗具合、利権争いなどのねっとりとした陰湿さを表現し、いざ本作でどういった
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.4

最後の昭和、64年の1週間で起きた誘拐事件。
平成へと移行した時と重なり、報道も少なかったこの事件をロクヨンと名称された。

そして事件は犯人はわからずに時効に近づいていた。

組織の腐敗、自身の信念
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スリープレス・ナイト(2017年製作の映画)

3.2

汚職まみれの街で、潜入捜査の刑事が息子を拐われ、同僚に汚職刑事と疑われながらも、息子を取り返しに単身ドラックディーラー達と戦う。

ジェイミーフォックスだから観れるものの、至って昔ながらのアクションム
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ザ・コール(2020年製作の映画)

4.2

携帯を無くし固定電話の子機を使おうとしたところ、逼迫した声の女性と繋がり、過去同じ家に住んでいた住人と繋がっていた。

過去の住人と電話越しに接点を持っていく中で、未来のことを話すことで過去を変え、現
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.9

大学生たちがつまらない街でつまらない平凡な人生を送るよりも、何か転換するために希少な本を盗み出す実話の映画。

実話ベースの映画は脚色し過ぎてチープさを感じるか、再現し過ぎてエンターテイメント性を失い
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

3.4

今日は狂気のはじまり!のカラーオブアウトスペースで最近センセーショナルだったニコラス・ケイジ師匠の顔芸、キレ芸が堪能できるマッド・ダディのお話だ!

冴えない中年になった夫婦は、反抗的な子供の態度や日
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108時間(2018年製作の映画)

3.1

108時間、無睡眠状態に陥ることで人は幻覚症状になり、精神的、肉体的崩壊を招く。

その深淵を表現するために廃精神病棟に役者を呼び、実際に睡眠を断ち、劇を行う。

観客は病院で役者たちに気取られないよ
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