ハラダユウキさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ハラダユウキ

ハラダユウキ

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まっぱだか(2021年製作の映画)

3.6

酔っ払いに優しい街・KOBE⚓️
順撮りのようで良化してくシュンには惑わされたものの、主要キャスト1/4だけの関西弁が地元出身者としては勿体なかったのが本音。

でも
花隈公園にこんな色気を出せるって
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

ラスト15分の恋は永遠、'引き伸ばしの手際'が素晴らしい秩序を立てたラブストーリー。
わがままな小さなピンクのバラと酔って螺旋階段で手を繋ぐのやりたい。

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

5.0

"レディ・バード"
"フランシス・ハ"
と同列に好き。

ONE WAY→→→ONLY WAY
一方通行という意味ではなく、行きたい道。
マーガレット・クアリーに恋(一方通行)

信じた天職をやらかす
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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

3.7

ストーリー以上に、映画を映画館で観るという行為の美しさに涙が出た。

窓際から重なって観る誰かの姿に、映画を観ることがこんなに美しいものなのか、と改めて思い知らされた。

映画とはこれほどまでに人を惹
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

キャラメルのようにいつの間にか消えてなくなるのを、駄々をこねるように嫌がらないと。
右手で夢のような色付けを失わずし続けて、左手でも描けること抱き寄せられるありがたさを忘れぬよう、この世界の片隅で当た
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.8

素直になっただけ
忘れたくなかっただけ
もうやめてくれってなっても
手を離したくなかっただけ
わがままでサイテーでいい


"流浪の月"
このタイトルの流浪はわかりやすい。
月もまた、ともだちと話した
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.2

何も無いという1日でも、きっと何かは起きている。
崩れ始めるのをどこで気付けていられるか、この約3時間20分のどこで目醒められるか。

スクリーンに閉じ込められていたからこそこの疲れを感じられてよかっ
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裏ゾッキ(2021年製作の映画)

4.1

先週、竹中直人さんに"平田さん"のDVDをもらった。
竹中さんが言う'小さなエンターテイメント'
いやこれは3人の監督と市民の言葉や想いを繋ぐ大きなエンターテイメント。

なにかと繋がるという、映画の
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キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性(2012年製作の映画)

4.7

BLMの気付きにも'一役'買うとこ、すごくうまかったベストシーンで、この映画の質に直結。

属すのなら'資産と言える人材'と呼ばれるようにとも、握手とは無縁にとも(by WOODY❤︎)、どちらにも憧
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夜を走る(2021年製作の映画)

3.6

理想と現実がぶつかるってスレスレ。
てかぶつかってんのか、触れた程度なのか、そもそもあのガソリンスタンドの洗車機のように周りが勝手に動いていただけで自分は感じてもないの。

身近に居合わせることの無い
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

4.0

MADOROMI IN MY BEAD
こんなにまで甘さをこぼしまくってたい
(アパートの前を通り過ぎたのは観客全員だ

世界の見え方の違いに ふらつきながら帰る

アンナの出会い(1978年製作の映画)

4.8

ずっと夜に居心地が良くって、仕事終わりでそのままキマった車窓。
色んな駅に連れてってくれたけど、到着なんてしなかった。

人生その繰り返し、期待なんてしてない。
不幸で孤独を感じるから素敵なことを願え
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砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.8

鮭と恋の本能の引っ掛け方が超うまくって、ジョークが得意じゃないなんて嘘だ。

シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

4.2

ズルいってことはファッションセンスにも表れると教えてくれるユアン・マクレガーのスタイル。
スコットランドスリルの色彩感覚、こっちは飲み込めた。

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.7

嘘でぬりつぶしきった愛で笑って逃げ切れ。
馬鹿にロマンティックはできやしない。

When two hearts race. both win.

いつかあの形の雲を見たならきっと思い出すんだろうな。

怒り(2016年製作の映画)

4.0

広瀬すずには風が味方に付いている("海街diary"の時もそう)
対して宮崎あおいは光を味方にしてた

同じ靴を履いて前を見つめて走り叫んだその先にも手前にも信じるしか。
疑う前に疑うべきはそもそも。
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200本のたばこ(1998年製作の映画)

3.5

人類で初めて"fxxk you"って吐いたのはコートニーなんだろう

街にはチャンスが歩いている
LUV 2 LUV U
だれかとどこかでこんなふうに

さよならくちびる(2019年製作の映画)

2.0

禁止事項なんて破ったもん勝ちの2人のくだり、プロとしてこの段階では超不満。
三角で刹那的で歌でも火が付かないとこ、中途半端。
後半のタイトルのこじつけ、強引。

成田凌の語彙力と拒み方は新しい(どうや
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.0

最近あったデジャヴな出来事、昔からの友人からそんな今を聞きたい。
それがまたもしデジャヴなら、別のリズムが見つかったのだと確信できる"NEW JOY"


'今どこ'
わからないよ 
'何が'
現在地
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悪人(2010年製作の映画)

4.3

擦り切れたけど戻れそうだ、正義に。

勘付かせるというか、こちらで勝手に内容を繋がさせてってくれる描写、その手数の多さが異次元。
それに応え切る俳優がみんないい。
'よかよね'を押し付けてこない。
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

5.0

"how to make a movie show?"
過去や先入観を捨てて創る理由。

知らないことがたくさんある方が魅力的。
好きなことを続けてれば応援してくれる人はきっといる。
ぼくにとってのオ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.1

Peace is our PROFESSION

黒い雲を払えるならコーラを顔に浴びても、コメディという形として手前で終われるようにしないと。

マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.5

ミシェル・ウィリアムズ目的で、まさかのエディ・レッドメインのラッキー。
拙い伝え方しかできないのなら、そのままずっとでいい。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

目を開けて夢を見てた
やっぱり輝いてた逗子


自分で叩くドラムが伴奏の素晴らしい人生賛歌、きっとスクリーンじゃなかったら響かなかったから、居場所はここだった。

心の穴は大喝采でも埋められないみたい
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.6

真っ直ぐなイーサン・ホーク
真っ黒なデンゼル・ワシントン

パリ13区(2021年製作の映画)

4.9

一時的な寂しさの穴埋めの連なりに、帰り道の景色が少し違って見えたの久々。

物質的と精神的、それぞれの持たせ方は今後また変わるんだろうかとか考えてみたけどわかんなくてめんどくさくなった。
けど
何度も
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.9

劇中に掛かって踊るTalking Headsの'This Must Be the Place'の対訳を調べたらそのままで、命をまた与えられたテディベア。

言われて1番うれしいのはみんな、じぶんのなま
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.7

少し知ったとしてもそれが全てじゃない

Broken Social SceneってバンドのO.S.Tがすごくキマってた

キッズ・イン・ラブ(2016年製作の映画)

3.5

フランスからきた迷子がキラキラしてて、i-D MAGAZINEや夜遊び含めて、こんな歴史もあったなーって、酒飲みつづけたい。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

気絶するまで'What's Normal?"を話し合おう

キャパってのは決まってて、大切に想ってた何かをDELしたとしても、新たにこんな映画をRECできるならそれで'先へ先へ'進めたと信じてられる。
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ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)

5.0

もつれた舌の行き着く先。
"それだけ?"から踊り回れる大人の螺旋。

傘を持った老婆と猫の尻尾に奇跡もあった。
アイディアは盗まなくても持ってるんだから、ハートを饒舌でなくとも。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.3

先週ちょうどサングラスを買ったし、モブってる日を変えてこー
バディの台詞がよくて現代だし親しい人みんなに言って回(モブ)りたい

遠回りしたとしても伝わればいいすね、真っ直ぐな想い