あやとさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

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一人称長回しアクションが最高
題名悪女、原題の意味もパンチの効いた内容で、案の定彼女自身が悪なのか?という問いを終始ブッコミながら観ていると、悪とは、、、と頭を抱えてくる

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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なんだこれ なんとなく好き、理由のない好きの最骨頂な感じ

のどかな自然の中で生きるカイアとそれとは正反対の家庭問題、そして街の人との対比
「誰も知らない、誰も見てない」この言葉そのものが突きつける真
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ミート・ショップ・オブ・キラーズ(2017年製作の映画)

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めちゃくB級だけど、恣意的というかやけに強引にB級で勝負してやる感をものすごく感じてた 理由は最後ではっきりした
ハーシェルゴードンルイスのアホB級スプラッターが念頭にあって、たぶん意図的にこの方向性
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ブロウ(2001年製作の映画)

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想定してたより違う方面の強調
一世一代の興亡を描くものだと思ってたけど後半は納得の展開へ そりゃそうよな うまくいくにしても社会として間違っている方向へ向かうなら、社会としてそういう部分は許可しきれな
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ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

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こりゃあいい作品
ボディガードの監督だった

犯人がわかっている上で、手口の広さが想像の斜め上をいく意外性、クセになる


カートラッセルもイケイケの普通のお兄ちゃんであって、この手の作品によくある手
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テイカーズ(2010年製作の映画)

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ポールウォーカー観たさに
あんまり出番なかったけど、彼がポルシェ356(たぶんレプリカ)に乗っていて車好きをアピールするのは彼らしい

なんとなく普段観る感じの強盗系と高を括ってたけれど、微妙に趣向が
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チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

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目と耳と心に心地よい作品
ほぼ全編通して手紙の朗読で語られるけど、絶えず情景描写と書面に綴られる本と会社と形式的な売買の様子、そしてカメラ目線で語られる書面には記さない相手に対しての思い等の描写で飽き
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

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やっぱりシリーズ通して泣かされる
車好きじゃないとここまで続けては観られなさそうだけどこの感じ、サイファーがラスボス感持っている気がする

ヴィンディーゼル演じるトレットの過去
必死に誰かのせいにしな
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

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思っていた考えさせられるものではなく、結局私情を挟んだものだった

どこまで許されるのか?ではなく、私怨、怒り
ケイトがかわいそう、、と

CIAの許可がどれだけ大きい意味合いを持つのかは感じたけど、
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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なんか思ったのと違う、、、これは映画館行かなくてよかったな
一作目であったエスターのネジ外れて常軌を逸した感じが欲しかった、、別名義で出されてもあーねくらいの出来

ぶっちゃけ好きでも嫌いでもない、至
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

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ガイリッチーの作品、皮肉な小慣れ感あって好きだな、こういうギャングものを男臭くせずにストレートにスパイシーな描き方ができるのも彼ならでは

出ている俳優もなかなかそれそれが見もので、特にマシューマコノ
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

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クロエの第三者視点でずっと描かれる 目には幸だけど珍しく低予算系統出てるのも気になる けど彼女、どうやら演技派ではないようなのでこういう作品が向いてるのかもしれない

この作品の場合描きたいものをスト
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

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途中までなぜか本人役で本人が映画に出てくるカメオ出演的な説明のおかげで金融に疎くても理解理解できる謎の面白さがあった
こういう表現も映画とか映像ならでは 普通に楽しめた クスっとさせてくれる部分はあれ
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デモンズ(1985年製作の映画)

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『血みどろの入江』『ブラックサバス』のマリオバーヴァの息子、ランベルトバーヴァが監督、脚本、『サスペリア』のダリオアルジェントが制作
これだけでもめちゃくちゃ心惹かれるのに、ひたすらぐちゃぐちゃで凝っ
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X エックス(2022年製作の映画)

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『ヴィジット』ぽさを残しつつ、夏特有の解放的な性を象徴させつつ、そこにホラー特有の若さとその解放性に嫉妬し自らの悔恨で勝手な殺し、、みたいな展開
近頃聞くような殺人同期で、なんだか身近に感じてしまう
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ボーイ(2010年製作の映画)

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人に頼ってばかりじゃどこかで踏み外したり自分を失うときが来る
共感性羞恥的側面がかなり多いものの、家族を彼なりに愛していく心持ちの変わりようが素敵だった
アラメインは諦められてもなんだかんだ家族を想っ
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

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相変わらずファミリーが中心なのはそのままにブライアンがいない中でトレット大黒柱を失い、彼ら自身を見つめ直す

トレットがファミリーを離れた理由もブライアンがいないのも無理ないけど、ファミリーが崩壊とい
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

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最後のシーン、なんかポールの編集が濃いなと思ったらそういうことか

以前この作品だけ金ローか何かで観た覚えがあるけど、シリーズ通す前と後とでは印象が全然違う 自分自身の感性の変化もあるだろうけど

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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

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時系列で観たけど、やっぱりハンのキャラクターにブレがあるような気もしないでもない、、海外から見た日本にはやっぱり違和感あるけどこれは逆に海外から見た当事者国の人は誰でもそう思うんだと思う 客観的に
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

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なんか違う
アクションといい演技といい、なんか棒
出てる俳優が俳優な分、そういう演出なのはわかるけどとはいえもう少し訴えかけてくるものがあってもいいと思ってしまう

ごちゃごちゃでしっちゃかめっちゃか
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クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

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アクションも弱いし結びも唸ってしまう感じ、本当にあーね、という感想で終わってしまう

洗脳をネタに、国家転覆を図る存在とそれに伴う記憶の謎から紐解くミステリー

リメイクって形式として、以前の作品が存
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

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ラストはズルい
心が洗われる

人間なんて本来全員を性悪説的目線で見ていた方が悪いことがあったとき流せるし、なにより些細ないいことがあったら喜べる
たぶんどんな人でも前提としてそれがあるはず、だと思う
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

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この人がいると心強い、と感じさせる人はいるかな
最近活動する中でそういう存在を感じることがある
この作品でも言えることだけど確実に経験が豊富でいつも落着いていて、頼りがいのあるという部分 社会の中で自
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A.I.(2001年製作の映画)

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AIを通した、つまり客観的視点から見た愛の話
あなたの愛はどこから発せられ、どこへ向かうのか
すべてが計算と数字でできた"メカ"に、愛を求める心があるなら、というのは、逆に言えば人間は本来どれほど愛に
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

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暴走する"象徴"を人間が超える
人間に対する確実に悪となる存在は同じだけかそれ以上のものを持っているからこそ、まさに諸刃の刃

何故追われるのか?兄の悪事なのか、はたまたヒーローだからこそなのか
中盤
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漆黒の井戸の底から(2020年製作の映画)

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一昔前の邦ホラーチックな、珍しく人の悲しみに寄り添ったある意味で良作なサイレントインドホラー
ホラーとしてはそれほど
ただ演出はお金をかけずに表現するにも関わらずそれを感じさせないような控えめさで、
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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

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なんとなくアリスは無双化してる感じがすごくしっくりこなかった
別にバイオハザードに思い入れはないけども、何かどうせ勝っちゃうのよね、という感覚が強くあった おもしろくはあったけど、マットの件はそうでだ
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呪われし家に咲く一輪の花(2016年製作の映画)

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感覚的ホラー
場所が呪い、呪われたことに気付かずそこに魅了され囚われ、恐怖を意識しなくなる

というだけなものの、映像の美的センスの方が強くて、なんとも最初から最後まで惹きつけてやまない、というかなん
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2ガンズ(2013年製作の映画)

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汚いお金を巡って汚職屋さんを潰す作品
思ったよりストーリーも因果関係もしっかりあって、骨太な印象
バディものなのはそうだけど、名前に劣らないほど銃を打ち続ける
二人ともタフすぎて心和む

デンゼルワシ
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

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初心忘るべからず
どんなことでもそこにあるべき形がある
あるべき形というのがたぶん初心、経験を重ねた後に変わっていく心情と年齢と関係性

そして、これは戒めだけど、夢を追いかけ続けるのはもちろん大切だ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

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思ったより良かった と言いつつ裏切らない思ったとおりの展開 少し穿ってほしかったな

人の生み出す暗い過去と現実 村の未来 狭い社会だからこそ成り立つ"私"生活の存在しない空間 それを隠蔽することが1
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ピースメーカー(1997年製作の映画)

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テロリストも人間
なぜ殺されなければならなかったのか?なぜ紛争が起きなければならなかったのか?
この作品で無理があるのは、アメリカに一方的に悪を背負わせてる感じが納得いかない、、、いや、テロリストの思
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

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実際なんでもイエスと言えるのは、逆に言えばいつでもポジティブに考えられるということ 自然と運が向いてくる、というより明るい選択は明るい結果を生むこと

楽しい気分になりたいとき、明るい気分になりたい時
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

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時は巡る
記憶の中で、自分思いを馳せた人、これからの大事にしたいものも含めて、自分がいた場所の時間は巡る

時間、まさに時計や風車、ボール、バイク、電車、「回る」ものが身の回りにある中で、回るからこそ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

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ハリエットで知った地下鉄道が、まさかここにも繋がっているとは
人権問題、黒人を下に見る元に黒人が怖かったからというのを見たことがある ひょろひょろで弱々しい白人にとって、身体能力という生まれ持ったもの
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