Mayさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

May

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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

田中裕子の腹の座ったところ、母親として終始毅然とした母親像は素晴らしかった。子ども達3人の中では佐藤健の役どころが一番難しかったと思うが良かった。
15年前に子ども達は自由になったのだ。家族は壊れたの
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

宮本が熱かった。池松壮亮が好きでほぼ観ているが、こんな池松観たことない。蒼井優は男運の悪く涙している役がはまり役なんだなと思いながら観た。
「あんたなんか嫌い」という言葉からラストに至るまでの主人公二
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

130分のうち、120分はバトルシーンだった。笑いもしっかり取っていた。
犬を飼いたくなった。😅

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

原作を読んだ事が無いが、映画として良かった。
ピアノを演奏することの意味、各自の思いがピアノの演奏(演奏前も)の姿によって伝わって来た。
ラストの演奏は鳥肌が立った。
鹿賀丈史の白黒ハッキリした存在が
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

4.0

「カメラを止めるな」が通好みな作品だとしたら、こちらはコメディが好きなら誰でも楽しめると思う。
笑った!ハラハラした。
おススメ。

フリーソロ(2018年製作の映画)

3.9

主人公が入念に事前準備をする様子に、少し安堵感があったが、ラストの20分は見応えがあった。ハラハラした。
手と足だけでどうして登れるのか、実際に観たのにまだ不思議でならない。

パプリカ(2006年製作の映画)

-

東京ゴッドファーザーズが好きな作品なので観たのだけれど、難しかった。全体としては分かるのだけれど、果たして?

この作品の面白さを半分くらいしか味わえていないと思うので、得点を断念。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

今泉監督の作品ということで期待し過ぎてしまった。
プロポーズの言葉をあの場面で言えなかったことに対する彼女の失望・苛立ちのようなものの描き方は流石だと思った。その他の場面はどれも観た事があるような気が
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

戦場記者メリー・コルヴィンの見たものは確かにスクリーンを通して観る者に伝わって来た。メリーの心がPTSDによりズタズタになりながらも、戦場へ出向き伝えようとしている姿に胸が苦しくなった。
紛争の地域は
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

ブラピ演じる宇宙飛行士ロイの心の旅を観たような気がする。予想していたよりもエンタメ性は低く、宇宙の”現実”を観た気がした。ロイの心の葛藤の先にあるものは‥。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

訓練を受けたテロリスト達がいかに非情で残酷かを思い知らされた2時間だった。ハラハラの連続だった。
テロリストの一人を除き、集団として没個性で描いているところにより恐怖を感じた。テロリストのバックグラウ
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あの日 あの時 愛の記憶(2011年製作の映画)

3.7

アウシュビッツ収容所から脱出した男女。当時と30年後がクロスしながら描かれている。
30年経った今でも相手のことでこうも心が揺さぶられるのか。ラストシーンが余韻を残すが果たして?
事実に基づく物語。

最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.5

ハリウッド版とは全くの別物のように感じた。
天海祐希との出会いによって吉永小百合が輝き始めたと思ったが、天海祐希もまた輝きを得ていたという流れがいいと思った。
天海祐希がムロツヨシが良かった。
「最高
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エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.8

主人公のドイツ人テロリスト男女の内面の描き方が興味深かった。それぞれの内面の弱さが色々な形で現れていた。
フィクション箇所を含むが事実に基づいた作品。銃撃戦より心理劇、政治的背景が面白かった。

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.9

主人公が少しずつ心を打ち解けていくところ、彼女の病気に付き添っているところ、加瀬亮の存在、周囲の人々…良かった。
悲しいけれど温かい。
映像が美しい。

帰れない二人(2018年製作の映画)

3.8

2001年、2006年と2017年が舞台。
女主人公チャオが強くたくましい。
時間の流れの中で交差する男女二人が興味深い。
「私はあなたの恋人なの?」
また時間をおいて観てみたい映画。

ザ・タワー(2018年製作の映画)

4.2

タイトルしか知らなければどんな作品かは見当もつかないと思う。
祖国を追われレバノンで難民として暮らす人々がいた。何世代にもわたって。

SKIP国際映画祭で最優秀賞*観客賞を取ったというがなるほど素晴
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.9

第二次世界対戦の前のイギリス。二人の男女が出会い、1971年に亡くなる。
労働者階級の二人は意見は違っていてもよく会話し、喧嘩の場面がなかったのが印象的。対戦中のイギリスの暮らし、時代の変遷が興味深い
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浮雲(1955年製作の映画)

4.2

幸せな時間の何と束の間のことか。だが女は指を加え見ているだけではない。
観ている間苦しくて、最後まで観たら泣きたくなった。
高峰秀子、森雅之が素晴らしい。

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.9

何度も生まれ変わる犬が一途で可愛くてコミカル。
展開は想像がつくのだけれど、心温まる作品。

今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

3.8

主人公がその秘密を秘密にしなければならないところに面白さを感じた。
映画全編にあふれる片田舎の小さな街の暮らし、街並みや自然の美しさが心地よかった。心がほんわかとするコメディ。

孤独な天使たち(2012年製作の映画)

3.8

主人公の姉弟が地下室で一週間過ごす。
孤独に生きている弟を観ていると、孤独は逃れたいものではなく、ごく自然な感じ。少しずつ心通わせるようになる姉と弟。
ラストのタバコケースのシーンがいい。
監督の遺作
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.2

15歳の息子と母親、その友人達の1970年代を中心に切り取った映画。
一人一人の思いが伝わって来てホロリと来る。音楽、映像もいい。秀作だと思う。




個人的に心に残ったシーンと台詞
"自分が傷つか
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顔と心と恋の関係(2009年製作の映画)

3.3

評価低いのはわかる。でも単純に面白かった。疲れている時にはラブコメいいな。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

ディカプリオとブラピが自然体で良かった。1960年代のL.A.の街並み、ヒッピーたちの姿がいいね。ラスト13分はkitakita to omotta.

彼女の告白ランキング(2014年製作の映画)

3.9

2019.8.28 角川試写室にて
監督トークあり

ドB級、頭で考えてはダメ。
ツボにはまった。

テイク8(2015年製作の映画)

4.0

2019.8.28 角川試写室にて
監督トークあり

カメ止めの原型と言われる理由がわかった。

荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.9

白人とインディアンたちの闘い。
中には手を結ぶ者も。
多くの人間の命を奪った者たちの行く末は。
予想以上に見応えがあり、ラストに驚いた。

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

3.6

1969年から2017年へとタイムスリップし、48年後の自分に出会う。今のベトナムとはこういうところなのか。ファッショナブルでポップで時々ホロリな映画だった。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.9

あー、面白かった。😂
吉田鋼太郎が時折り見せる仔犬のような眼差し、思い出しても笑える。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

"Your song"が出来上がって行くシーンを観れたのが最高だった。
生育家庭、スターにのし上がって行く様子・その後。
エルトンのステージの迫力にはビックリ。タロン、上手い。

SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.6

映像美、アクションシーン、そして登場人物の心理を追うのが面白かった。誰が誰の敵なのか。

おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

3.9

悲しい過去を笑顔の下に隠し、強くたくましく生きる主人公ルースが素敵だった。恋愛にもポジティブ!そのせいか面食い(笑)。セックスだけでなく、「自分が好きなように生きる」のがルース流。
元気を貰った。

マイ・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

「フロリダ・プロジェクト」と設定が似ているが、こちらの方が母親が最低。
少女の表情がいい。可愛くて上手くて将来が楽しみ。ラストが良かった。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.9

3部作。第1部から2部までは分かりやすかった。第3部になると、二人の思いはもう交差しないことが切なかった。踏切で通過する電車が通り過ぎる場面、通り過ぎた後の場面が絶妙だと思う。

トム・オブ・フィンランド(2017年製作の映画)

3.7

同性愛がフィンランドで警察に取り締まられていたとは。
トム・オブ・フィンランドと仲間たちのパーティに警察が二度目踏み込んだ時は笑った。時代の流れを思った。