トールキンさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

トールキン

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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.4

「カモンカモン」のマイクミルズ監督作品ということで鑑賞。

面白くなかったわけじゃないけど個人的にあまり良さが分からなかった。淡々とし過ぎていたように思えてしまう。
でもメラニーロランはとても可愛くて
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.9

何かを失って初めて気づくこと。そして残る罪悪感や後ろめたさのようなもの。それに対する免罪符が永い言い訳と呼ばれるようなものではないだろうか。

「ゆれる」と「素晴らしき世界」しか見たことないけど良い意
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

子どもから大人になるに連れて色んなことを知っていく。大人だからと言っても何でも知っているわけではなく、分からないことや初めてのことは最初は戸惑ったり混乱してもそれは仕方のないこと。少しずつ理解していけ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.1

ずっとマイリストに入れてた作品だけど、2時間半は長いなー、と後回しにしてたやつ。でも見てみたら一気に見入ってすごい没入感だった。2016年公開でちょっと前の作品だけど内容知らずに初めて見たからなかなか>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.7

非常に咀嚼が難しい作品だった。断片断片のカットの構成と、淡々と展開されていく描写に多少のモヤモヤを感じる。しかし見終わってからそれが逆に良かったのではないかとも思えた。そして登場人物の立ち位置や演技に>>続きを読む

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.7

BGMは一切無し、セリフもほんのごくわずか、それでも中だるみは全く無くその静寂加減というものが、サバイバル下における独特の緊張感や雰囲気がひしひしと伝わってくる。わずか90分の時間でなかなかの没入感だ>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

4.1

幼稚園教諭のルーカスは園児のクララから性的な虐待をされた、とデタラメな嘘をつかれ、それが周りの人たちに広がって変質者扱いされ窮地に陥っていく話。

あまりにも酷い内容、そして久しぶりに見る超がつくほど
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.8

たまたま見つけて懐かしく思い数年ぶりに鑑賞。
トムクルーズとキャメロンディアスのこのコンビは改めて見ると凄い。二人ともさすがスターと言わんばかりの存在感。
トムクルーズは同じ男でも見惚れるくらい何をし
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.9

やる気の無い若手の教員が教官の命令で渋々辺境の地に向かうが現地の人々と触れ合う内に段々と心境の変化が訪れていく。

前半部分は主人公のウゲンという人物が本当にやる気の無い態度と嫌々感が丸見えで見ていて
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レイディオ(2020年製作の映画)

3.5

学生さんが自主製作?した作品。
演技のぎこちなさやセリフの秒読みとかにちょっとした違和感があったけど逆にそれが良い味出ていたと思う。
ラジオのパーソナリティの芸人コンビに少し悪意を感じられたと思うのは
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とんび(2022年製作の映画)

4.0

予告映像の時点で泣いてたけど本編ではまあとにかく泣いた。鑑賞後は泣き過ぎて目が痛かったし、マスクがびしょびしょになりました笑 全編通して泣きポイントがところどころにあってその度に泣いた。

家族だから
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

休暇を別荘で過ごそうとする男たちがキャンプに来ていた大学生に殺人犯と勘違いされてどんどん事態が悪化していく話。

コメディ✖️スプラッターのドタバタ劇って感じで面白い。スプラッター描写が思いのほかグロ
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.8

良い意味で泣かせにくるような演出満載でで最後は泣いてしまった。やっぱり家族モノの作品は自然とついつい泣いてしまう。

マークウォールバーグは渋オジ的なカッコ良さでローズバーンは美人で魅力的だった。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.7

ライアンレイノルズの作品を意識して見るようになったのは割と最近なんだけど、彼の出演しているアクションコメディ作品は基本どれも面白い。

アクションで爽快感を味わってコメディでめちゃくちゃ笑かしてくれる
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

タイトル通りダンブルドアが前作以上に大活躍。ニュートは相変わらずイケメンだしジェイコブはマグルなりに頑張ってたし、ジェイコブ好きなキャラなので今後も活躍してほしい。
ハリーポッターもそうだけど魔法の世
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.6

30代や40代とかになった今だからこそ、若い頃って何でも出来たのかもしれない、と改めて思う。そりゃ誰だって人生の後悔なんてあるだろうし僕も20歳くらいの頃にもっと遊んどけばよかった、とか色んなことしと>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.3

前作を遥かに上回る出来映えで最初からずっとテンション上がりっぱなし。ほぼ全ての曲が最高で個人的に知ってる曲ばかりで好きな曲も多くて嬉しかった。正に感動と興奮で涙が出ます。

最後のショーでは演出といい
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.3

端的に言ってとても素晴らしい作品だった。作品賞にノミネートされるだけの事はある。見終わってからしばらく余韻に浸れたし、ずっと心に残るものがあった。

家族はどんな時でも何があっても家族なんだな、と改め
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フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版(1994年製作の映画)

4.2

何回も見てるしDVDも持ってるけど大好きな作品だからこそ映画館で見たい。という事で見るのは多分10年以上ぶりだけど改めて見れて良かった。
冒頭の羽が舞うシーンと流れるBGMでもうジーンとなったし、こん
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.7

タイムトラベル系とラブストーリーを掛け合わせたロマン溢れるファンタジーストーリーって感じで、適当に選んで見てみたけど最初からグイグイ引き込まれていってなかなか面白かった。
行き先不明でいつ起こるか分か
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

個人的にデンゼルワシントンはあまり馴染みの無い俳優だけど改めて見るとめちゃくちゃ魅力的だった。

悪事や不正を働いている輩に法に代わって自ら制裁を下すという彼の信念や生き様には同じ男として人として見惚
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.8

評価低めでちょっと心配だったけど全然そんなことなかった。でも、評価低くつけてる人の気持ちも分からなくもない。アクション映画は多少内容薄くてもアクションでドンぱちやって盛り上がってテンション上がればそれ>>続きを読む

アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

3.2

記録

矢口史靖監督の初期の作品。ウォーターボーイズみたいなノリを期待してたけど若干テイストが違って残念。ところどころ笑えるポイントがあったけど、まだ独特の作風が完成されてなかったのかな。

20年以
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his(2020年製作の映画)

3.8

人が抱えるその苦しみなんてその人にしか分からないことだけど、客観的に見てものすごい伝わってきて胸が苦しくなる。
この手の作品は見ていて重くなるけど社会的な問題としてや自分自身の考えを養えるようにすごく
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.8

冒頭からいきなり不穏な空気に包まれて惹きつけられていき、そこからどんどん面白くなっていく。サスペンスものとしてはベタな展開かもしれないけど、それでもこのならではのスリルや緊張感というものは目が離せない>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.6

表紙からすでにSF感めっちゃ出てて何かカッコいいよね。
スターウォーズやバックトゥザフューチャーなどのSF好きな人はそれなりに楽しめる作品。微妙なチープっぽさが逆に良い味出てたと思う。ライトセーバーみ
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.1

感動するだろうとある程度予想はしてたけど予想を遥かに上回るくらいの感動で最後は涙腺崩壊でした。自然と胸が熱くなるし自然と応援したくなる。試合のシーンでは本当に手に汗握るかのようにイチ観客として見守るか>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.5

インドネシア映画。

警察の特殊部隊がマフィアのアジトに乗り込んでボスを捕らえるって話。だけど、開始早々返り討ちに遭い、隊はバラバラになりさらに孤立無縁の絶体絶命。でもここからが面白い。武器も無い状況
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.3

記録

良くも悪くも、古き良き愛されるアメリカのB級映画って感じでした。
ジョージクルーニーがめちゃくちゃ若かった。所々阿部寛に似てると思った。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

他の方のレビューの通り3時間が全く苦じゃなかった。冒頭からその独特の世界観に引き込まれていき終始、見ていてとても穏やかな気持ちになれる。
何がどう良かったか、全てを上手く表現出来ないし咀嚼し切れないけ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

軽い気持ちで見たけどめちゃくちゃ良かった。シンプルだけどそのメッセージ性は深く心に響くものがありじんわりと胸が熱くなるし清々しい気持ちになれる。

日々の生活で見失いがちだけど人の生き方って小さいなが
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

エディレッドメインの役者魂をこれでもかとくらい感じさせてくれる。「博士と彼女のセオリー」と同様に、演技とは言えここまで役に憑依するというのは単純に見ていて圧倒されるし見入ってしまう。その役どころに後半>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

成り行きで話が二転三転していくのがまず面白い。機転を利かせて何とか良い方向へ持ってこうとするが逆にどんどん事態が悪化していってシリアスな展開なのにそれがツッコミどころがあってもはや笑えてくる。そしてど>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.7

アカデミー賞主演女優賞ノミネート作品ということで鑑賞。
「ファーザー」に続いて今作でもオリヴィアコールマンの演技がとても印象的だった。

人間誰しもが過去を思い起こして複雑な心境になったり、モヤモヤし
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

元々この作品はマイリストに入れてたけどずっと見れてなくて、主演がアンセルエルゴートと改めて知ってからの鑑賞。

これは開始直後からめちゃくちゃテンション上がる。多彩なミュージックに心躍り、天才的なドラ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.9

どちらも好きな俳優なのでずっと楽しみにしてた。マークウォールバーグは久しぶりに見たけど良い意味でちょっと老けてて渋さが増してる感じだった。トムホに至ってはクールでカッコ良すぎた。これは女性ファンはイチ>>続きを読む