ほさんの映画レビュー・感想・評価

ほ

映画(183)
ドラマ(1)
アニメ(0)

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

2.6

胸くそ悪いと言う言葉は良くないけど、
見終わった後もムカムカが残った

戦争の深い傷を負いながら生きる辛さ等の描写はあるけど
それとこれとは別というか…
なんというか…

大切にしたい人を見つけれてよ
>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.2

10年ぶりかな
3回目の鑑賞
気づきも見方も少し変わってくる

でもやっぱり思うのは
過去の民衆の憤りや革命があって
今があるということ

声をあげて命をかけて
世を変えていこうとした人達がいるという
>>続きを読む

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.0

家族が望む幸せか
自分が思う幸せか

フリをして幸せを演じるより、気持ちに正直な選択をしていたい、と思った

子育ては村の皆でするように
大人だって周りに頼っていい
村が、人が、必要

宗教や人種の違
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

違いは、どうして差別を生むんだろう
自分と距離が遠い、関係ないものとしているから平気なのか?
周囲と同調することで、安全を感じるのか?それが当たり前になると、自分が優っているように感じるのか?

大変
>>続きを読む

帰れない山(2022年製作の映画)

4.2

気持ちを消化しきれない映画だった
見終わった後、どこかに気持ちを吐き出さずにはいられない、そんな映画。
重くて、少し苦しい。

2人の生き方をなぞりながら進むストーリー。各々の選択に正解も成功もないん
>>続きを読む

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.8

音と映像が印象的な映画。料理の色、風景の色がとても綺麗。言葉は少ないけど、表情でこと足りるんだなぁ。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

2013年8月に見てた作品。
久々にもう一度。こんな作品だったんだと思い返した。

知的はゆっくりだけど
誰よりも、真っ直ぐに澄んだ心をもっているフォレスト。
人を信じて、決してマイナスに捉えないフォ
>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.7

気楽に見れる映画。
記憶喪失をきっかけに、誠実さ取り戻す話。純粋というか真っ直ぐというか。
嫌われ者からの、突然のキャラ変に対しての周りの反応が面白い 笑

ストーリーの中にくすっと笑いあり、
いいテ
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

モヤモヤしながらも引き込まれた。
そして少しホラーな感じ。
観終わった後も、未だにモヤモヤが残る。

身分の違い
染み付いた臭い
五感は格差を越えてくる
見えない差別

見てて苦しかった。
格差は、こ
>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

死なないのに必死
生きる執着がロンを奮い立たせた

生き方、治療を選ぶ権利は患者にもある
実験台のモルモットじゃない

受け身の医療で多くの人々が亡くなるなか
ロンは政府やFDAに立ち向かった

やり
>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

すごく考えさせられた内容。

制度と制度の間の歪みにはまっている人が何人もいる。
「規則」に則っての対応は融通が効かない。

「規則」は社会がうまくいくために作られたものだけど
「規則」は、それに従わ
>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.6

テレビで見た。

綾瀬はるか、可愛いかった。
服も髪型も、すごく似合う!

おてんばで、破茶滅茶だけど
「色」の美しさに、あんな風に感動できたらなって思った。

触れられないけど、愛は続くよどこまでも

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.9

くすっと笑いながら見た。
記憶障害を含めてまるごと好きになってもらえて幸せだろうなぁ
伝え続ける根気強さ、工夫の仕方が面白かった。

本人が悲しまないために、事故の日を再現し続ける家族の苦しみ
それに
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.2

前例が無いからしない
ではなく
前例を作り出していく逞しさ。

自分にできることを
自分の才能を信じて、生かせると思える粘り強さ。

かっこいい女性のサクセスストーリー!

見た目じゃない。
その人の
>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.1

自分達のありのままを曝け出せた2人。

ウィルがかっこ良くて
ルイーザの表情がくるくる変わるのが可愛い。
見てるだけで微笑ましい二人。
目の保養とは、このこと。

ストーリーは、なんとも切ない。
切り
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

オギー。
太陽みたいな子

人は見た目じゃない
内面の輝きは、しっかり伝わる。
オギーの輝きが周りを惹きつける。

自分の軸をしっかりもって。
見かけが強い者に巻かれないで。
強さに見える意地悪も
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

数学に長けた才能あるメアリー。
それ故に大人の思いがある。

普通の子に育ってほしいというフランクの願い。
才能を活かすべきという叔母の欲望。

誰の、何が幸せなのかという軸が違うことで
メアリーは苦
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

家族って何だろう...
各々の背景は複雑だけど、
いびつな形をした、「家族」に見えた。
家族への憧れが形を成してた。

真っ当に生きようとしたとき
崩れたものもあるけれど
それでも...
偽物ばかりじ
>>続きを読む

牧師といのちの崖(2018年製作の映画)

2.9

感想を言葉にしづらい映画。
期待とは少し違ってたのもあるけど、
色んな意味で心がモヤモヤした。

身近な悩みがきっかけだったり
人生の転機が発端だったり...
決して他人事ではない。

生きたい、を支
>>続きを読む

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.7

真っ直ぐな思いは何にも変えがたい。
その思いの先に人がいるなら尚更。

夢を諦めずに試行錯誤を重ねていく。
でも、決して一人じゃない。
その思いを支えてくれる奥さんや義父さん、家族。そして、運命に与え
>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

4.3

人種差別について。
すごく深くて暗い歴史が根付いている。

多民族国家アメリカになるまでの
苦悩と差別とが政治と絡めてとても分かりやすく訴えかけられた。

これだけ差別があったんだから、きっとまだ残っ
>>続きを読む

LOVE【3D】(2015年製作の映画)

-

元カノに未練たっぷりな主人公がどっぷりと過去に浸る

その過去がまた行為や薬で快楽を求めてだから余計に未練あるんだろうな
The現実逃避


私には理解しがたい。
入り込めず、長く感じた

利休にたずねよ(2013年製作の映画)

1.8

生い立ちなど、利休のことをもっと知りたいと思っていた。
閑かな雰囲気はいいんだけども、それが私にとっては単調で。もっともっと閑けさの中に人間味や、利休の心遣いや観客がハッとするような美しさがほしかった
>>続きを読む

SAYURI(2005年製作の映画)

4.0

芸者に自分の人生はない。

芸者になるまでに
家族を失い、
裏切りや嘘や戦略や
自分の本当の気持ちを押し殺して
生きていく。

男が身につけるブランドのような人

華やかな世界も戦争には勝てない。
>>続きを読む

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.7

ペネロペクルス、美人さん(*⁰▿⁰*)

誰にだって言えないことがある
隠したまま、秘密を背負ったまま生きることもできるけれど...

秘密を隠していることが関係を隔てさせてしまうこともある
伝えるこ
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.6

トントントンとすすむストーリー
SNSがよくも悪くも多大な影響力があることがよくわかつる

カールの料理を食べてみたいなぁ
音楽やカールの笑顔がとても陽気で、見てる私もワクワクした

息子に父親らしさ
>>続きを読む

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

4.3

戦争や難民
今も映画のような辛い世界がある
家族が目の前で亡くなって
そのままで前へ踏み出していかなければならない
選択の余地がないサバイバル
生きていくため 家族を守るため

先進国では仕事でお金を
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

私は、あまり好みではないストーリーだったなぁ

挑発して伸ばす気があるのかないのか

挑発の仕方も、
人を完全に見下してて
存在を、家族をも馬鹿にした言い方に
腹が立った
言葉の暴力だ

上を目指すに
>>続きを読む

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

4.2

過去に浸ってプライドの高いシェフ
シェフが考案した料理を忠実に愛したジャッキー
んー…
自分がいいと思ったものを譲らないレシピマニア、料理マニア
他人の目は気にしません 笑

でも、マニアのこだわりが
>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.5

実話に基づいているなんて。

絵には命が吹き込まれている
描いた人にだけある特別な感情
いくら夫でも自分の手柄にされちゃたまらない

法廷シーンでは
嘘に嘘を重ねた滑稽さがあらわになった

そう、分か
>>続きを読む

あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

3.8

辛い過去を経験したハンナ
ずっと独りで抱えてた哀しみ
バリアをはって生きてきた

でもジョゼフと出会って少しずつ柔らいでいく
自分をほんの少しずつ出せて
ジョゼフとの出逢いでハンナは少しずつ変わってい
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.9

OSとの恋
パソコンとの恋
まるで電話かのように話せたら恋におちるかも
人格があるんだもの
感情を共有できるんだもの

不思議なストーリー
でも意外にすんなり入っていった

柔らかい光で
映像がきれい
>>続きを読む

クジラの島の少女(2002年製作の映画)

4.0

伝統あるマオリ文化。
優しさでは変えられない威厳あるもの
選べない生別
でも、でも、遺伝子は選ばれていた
受け継がれて
じいちゃんのことが大好きなのに、冷たくあしらわれてしまう
めげずに、クジラの声を
>>続きを読む

8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.1

本音でぶつかりあって、
時には、えぐいぐらいのストレートさ
隠しておけばまるくいくんだろうけど
家族だからこその複雑さと重み
オブラートなんてものはない

傷つけあって、醜くい争い
でもそこで縁が切れ
>>続きを読む

アンコール!!(2012年製作の映画)

4.0

気難しいじいちゃん、アーサー。
すごく奥さんのことを愛している。愛してるけど、いつも表情は硬い。それでも、愛されていることをマリオンは然りと受け取っている。これがアーサーとマリオン夫婦の自然体。
1人
>>続きを読む

おじいさんと草原の小学校(2010年製作の映画)

3.7

実話に基づくストーリー。
手紙を読むために小学校へいくマルゲ。恥や周囲の目を気にせず、辛い過去を背負いながらも学ぶことを決して諦めない。
求めれば与えられる、調べられる環境って幸せなこと。学びに年齢制
>>続きを読む

>|