サチコさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

サチコ

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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

女の子の好きと可愛いがこれでもかというくらい詰まってる。

デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

言ってしまえば、しょーもないやつなのに、なんだかんだ憎めない。

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.5

エンドロールに海辺でのダンスシーンを持ってくるあたりツボすぎる。
Agnes ObelのBrother Sparrowが心地よい。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.8

樹木希林が演じるおばあちゃん、ダメな息子でも、やっぱり自分の子供には変わりはなくて。
息子を本当に愛している姿がとてもとても愛おしい。

モロゾフのプリンの空き容器に
お手製カルピスシャーベットを作る
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at Home アットホーム(2015年製作の映画)

3.6

キャラクターひとりひとりをもう少し丁寧に描いてほしかったところはあるけれど、
坂口健太郎の魅力がぐっと引き出された作品には間違いない。

草原の実験(2014年製作の映画)

3.5

時間が止まったような写真集を見ている感覚に陥る。時おり吹く風や光が心地よく感じると同時に、不気味な雰囲気にも包まれる。

衝撃のラストでは自分自身も実験されたような、なんとも言えない後味が残る。

午後3時の女たち(2013年製作の映画)

3.3

期待していた洗車のシーンも、作品全体の色彩がきれい。
セックスワーカーの少女を演じるジュノー・テンプルの絶妙な演技。

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)

3.5

感情を制御されている世界。モノクロの世界だからこそ、視覚的に楽しませてくれる洗練されたコミュニティの景観が美しい。

ジョナスが記憶を与えられ、徐々に色彩を感じてゆく映像の過程も素敵。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

大自然の景色に圧倒され、そしてグラスを演じるディカプリオにもひたすら圧倒される。

ガイド見習いの青年を演じるウィル・ポールターの新鮮みのある演技も印象的。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

女の子のいろいろが詰まった作品は、やはり岩井俊二監督がいちばん。

黒木華とCoccoの歌声が心地よいカラオケのシーンが好き。
綾野剛の詐欺師っぷりに全く違和感がなく、さすがだった。

アントマン(2015年製作の映画)

3.5

これを観ると、パンケーキとワッフルが食べたくなるって本当だった。

ルーム(2015年製作の映画)

3.8

ふたりの生活感が伝わってくるオープニングのカット割りから、息を凝らして観入ってしまう。

作品を通して、ジョイの心境をもっと知りたかったところはあるけれど。
ブリー・ラーソンとジェイコブ・トレンブレイ
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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

4.0

フランス料理とインド料理がそれぞれが互いのよさを引き立てている。
テンポよく進むストーリーにぐっと引き込まれた。

気品溢れるヘレン・ミレンと、南フランスの山間の村の街並みがとても美しい。

マイ・ルーム(1996年製作の映画)

3.4

少年と青年のちょうど間のディカプリオのあの曖昧な雰囲気に惹かれる。

劇中に弟のチャーリーがポテトチップスをこぼさないように慎重に食べる姿が子供らしくて愛らしい。

花とアリス(2004年製作の映画)

3.8

いつの間にかアリス追ってみてしまう。
女の子にとって、父親から「愛されている」と感じることはとても重要なことだと、アリスを通して強く思った。

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.4

ヴィッキーやクリスティーナの周りで起こっていることは正直どうでもよくて。
スペインの街並みや雰囲気を、これでもかというくらい魅力的に見せてくれるウディ・アレンが素敵。

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.6

子供に干渉し過ぎない、ユーモア溢れるオーリブの両親が素敵で憧れる。
ハスキーヴォイスで時たまクレイジーな表情を見せるエマ・ストーンがたまらないし、ジョン・ヒューズのザ青春ムービーが観たくなる。

マッド・ガンズ(2014年製作の映画)

3.5

ラストシーンのジェロームとメアリーと会話が切なく、じんわりとくる。

エル・ファニングとコディ・スミット=マクフィーの魅力が存分に引き出されているし、初見のリア・オプリーのアンニュイな雰囲気にとても引
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ネイバーズ(2014年製作の映画)

3.2

くだらなさの中にデイヴ・フランコとザック・エフロンの魅力を垣間見る。

エアバッグのシーンは爆笑だった。

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.6

相手をバカとかブスとかけなしても、自分が賢くなったり可愛くなるわけじゃない。
心に残る言葉が多く、学生時代に出会いたかった作品。

いわゆるイケてる女子とその他大勢の生徒たちの話なのだけど。両方の立場
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ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)

3.6

自分は誰からも愛されていないと感じたり、誰かに触れられたいと思う。
ミニーの素直な感情に共感してしまうし、モンローとのセックスに依存してしまうミニーの気持ちも痛いほど伝わってくる。

ミニーは自分の気
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

「 許しを得なければ、キスしてはいけないひと」
女性よりも女性らしい、リリーの気品ある美しさやその魅力。ヘンリクの言葉に底抜けに共感した。

作品を通して、妻ゲルダの心境が多く描かれていたため、もう少
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.6

オリヴァーの存在によってヴィンセントの良さが生かされる。
必要不可欠な誰かの存在になりたいなあと、しみじみ感じる。

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

3.5

わたしは学んだの。いつも幸福でなくても、満足することを。

息子を思うあまりに嫉妬してしまうジュンの気持ちもよくわかる。
カイと触れ合うリチャードの、どこか物寂しげな表情、淡い映像の中にパッと光が差し
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戦場からのラブレター(2014年製作の映画)

3.4

姉の幸せを心から願い、気遣う弟エドワードからの手紙が切なく、とても温かい。
ラブストーリーよりもエドワードとの関係を丁寧に描いたほうが、戦争の醜くさをより伝えられたように思う。

愛しのグランマ(2015年製作の映画)

3.5

セージ役のジュリア・ガーナーが車の窓から少し顔を出して景色を眺めるシーンがとても好き。

セージを妊娠させたダメ彼氏役のナット・ウルフ。グランマに「ひげは伸ばさないほうがいいね。あんた脇の下みたいな顔
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「僕の戦争」を探して(2013年製作の映画)

3.4

わたしもきれいなエメラルドグリーンの車に乗って、スペインを旅してみたい。
音楽がとても心地いい作品。

オントニオのじんわりとくる言葉も印象的だったけれど。
息子が何の病気かと訊かれ「病名なんかに意味
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マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章(2015年製作の映画)

3.8

自分を憐れんで周りの環境を破壊しないこと。幸せは自分でつくるもの。人生を支配せずに、身を委ねること。

今作でのマギー・スミスの重みのある演技がとても印象的で、またビル・ナイの素敵なおじ様っぷりも増し
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.8

きらきらハッピーな女の子ではないからこそ、繊細でやさしい曲をイヴは作れるのだと思う。

ジェームズの人さし指がイヴの身体にちょんこと触れる瞬間、何度もきゅんとする。あの曖昧なふたりの雰囲気も好きだなー
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ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

3.6

会話と会話との間の心地よい緊張感と、音楽の使い方にとても品を感じる作品。
クライマックスにあたる「舞踏の間」にさらさらと水が流れてゆくシーンには鳥肌が立った。

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.9

これからをたのしく前向きに。
ファッションに限らず、たくさんのことをアイリスから学ぶことのできる作品。

人はものを所有してはいない。すべては神様からの借りものなの。だからいつか手放さないといけないと
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