マエダホノカさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.4

戦火の中の美容室。
荒れた経済、政治、そして戦争。

その中でも女たちは個々の問題がある。

それでも"平常"である為に
口紅を差し、マニキュアを塗り、美しく飾り、ヒジャブを取り下品な話もする。(私の
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.6

スロウジャズ、キャバレー、ミニスカート、クラシックカー…
どこかノスタルジックなライティング。

"夢は夢よ"
過去の恋人を思いながら、別のものと人生を歩む、ほろ苦いストーリー。

心をキュッと掴まれ
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.6

ジェニファー・ビールスの魅力が光りまくりの映画。
ディスコボール、スポットライト、グリッター、
キャバレー。キラキラとした夜が似合う映画。


夢を追う、下積み時代って本当に大変…。
でもそれが「好き
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.7

大人の女性に観ていただきたい作品。

少女時代が終わり、大人になっていく苦しさ。
結婚が幸せなのか。
才能は天才に勝てないもどかしさ。




辛いですよね、分かるなーと思いながら観てました。
何か答
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.9

中盤から「!?」ってなる、
よくまあこんな面白いストーリー考えるな…

本来ならシリアスな内容なのに、うまいことディランの歌声とキャスト(特に濱田岳さん)が柔和にしてくれる。

テンポも良いのに見応え
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クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年製作の映画)

3.4

大人のダークな部分でできた社会(皮肉にも今と似てるかもね)を救うしんちゃん達…

私も含めて子どもの頃の純粋な気持ちって忘れてるよね…

相変わらずサントラが抜群にかっこいい…

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.8

まさかしんちゃん映画に泣かされるとは…笑

OPはダメダメダメダメから始まり、
最後には男の誓い、恋、家族愛
沢山のものが詰まってました…。

大人が忘れてた気持ちを教えてくれる素敵な映画です!

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

3.5

いつもずっといた人から離れる時の
寂しさ辛さを教えてくれるし、

物を大切にする心も教えてくれるし、

大人が知らないうちに忘れていることを
そっと教えてくれる映画でした。。

花戦さ(2017年製作の映画)

3.8

現代人には無いような、繊細な感情、喜び
を教えてくれる作品でした。

どの花どの色にも美しさがあり、
それを知る人でありたいな。

野村萬斎さんの演技は本当に惹きつけられる…。
表情、手、声、目。全て
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

カメラを止めるな!

より、
カメラの裏側!

って感じで中々斬新。笑
ありそうで無かった別角度の映画だった笑

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.3

なんともキャストが豪華、
3夜連続ドラマのような重厚感。

ただなんだろう…ちょっと内容が薄い…?
映画というよりドラマかな…

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.6

主人公をパパイヤと照らし合わせる、
音楽、紅を差す、おしゃれをする。
細かい表現でムイの成長を感じられた。

まるでチクチクレースを編むような…
ドビュッシーの楽曲も同じく、
レースを編むように繊細な
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

終始「くだらねー笑笑」
ただ本気でアホやって滑らないって
中々難しい事だと思うから評価しましょ笑

最後の音楽がスターウォーズのパクリで面白かった笑笑

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.5

俳優さん、一人ひとりの丁寧な演技が素晴らしかった。しっかり時代に入りきっていて、声も演技のうち。得に松たか子さん…

松たか子さんがお太鼓結んで、帯紐を口に加えてるシーンが妖艶過ぎてゾッとした。

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あん(2015年製作の映画)

4.0

徳江さんの、
ポツリポツリと口から出る言葉に愛があって優しさがあって人を感じる。

WASABI(2001年製作の映画)

3.2

ジャンレノのアクションが日本舞台で観れるって凄く新鮮。笑
広末涼子さんも可愛いし…

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

"戦争映画" っていう括りで批評するのは良くないと思う。

戦争って本当にあったことで、フィクションでは無い、繰り返してはならない出来事を
「楽しかった!凄かった!」で終わらせるのは違うと思います…
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女は女である(1961年製作の映画)

3.6

アンナ・カリーナが出演する映画を初めて観た

アンナ・カリーナのまばたきの可愛さ、チャーミングさ…
互いの心が喜劇的に、かつ分かりやすく描かれていて楽しかった!

後付けの音源とか編集の感じが全く今の
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ソウル・パワー(2008年製作の映画)

3.8

音楽知識の幅を広げたくて鑑賞。

正直ソウル、ファンクに関しては知識はとても浅い。
だけどもその入り口を切り開いてくれた映画だった!
ジェームズ・ブラウンに痺れた!

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.4

素朴に普段の日常を描く映画。

ドラマチックな大きな展開もなく、
人情もサラッと深掘りし過ぎずに。

でもなんでだろう少し…テンポ感が無くて
間延びした感じを受けてしまった。

また気持ちが穏やかな時
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.7

自分は今、
五感で感じて生きているのか?
頭で考えて生きていないか?

否、全て逆行していた。

頭で考え中身を先に埋めたがり、形は後回し。
そんな生き方をしていた。
忘れていたものを教えてくれた映画
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

重い題材をなんてコミカルに…笑
なんて思ってたら監督コメディアンでもあるのね…笑

そしてビートルズ、ボウイ、最高…!

一人一人の役が際立ってて良かったし、
コミカルな分、戦争の重さを感じました。

サーミの血(2016年製作の映画)

3.8

「ラップ人」に縛られる少女。
いや縛ったのは差別を謀るものたちか。

表情、仕草一つ一つに感情を揺さぶられました。
苦しい2時間弱でした。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.8

元ラッパ吹きの観点から見ても、歯を無くすことは本当に辛いことだ。楽器が吹けないなんて、
音楽が出来ないなんて。

ドラッグというより音楽に依存した男。
音楽こそが本当のドラッグ。