マエダホノカさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

ときめく心を持ってる人なら、
みんなが好きであろう映画…!

起承転結が分かりやすく、スッキリした内容、
ファッション、ローマの景色、
全てがファッショナブル!

オードリー、ソーキュート♡

パターソン(2016年製作の映画)

3.4

私たちと変わらない日常を描きつつ、
日常に詩を見つけられたら…
私たちの人生も詩的になるのかもな…

日常の中でも小さなイベントを重ねて
毎日同じ日は続かない…

私も日々にもう少しフォーカスして生き
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

そもそも作品云々の前に、
小説を片っ端から読んで、映画にする内容じゃなかったら本ぶん投げる癖のあるキューブリック監督。その時点でサイコ&ホラー…。

観進めていくうちに、現実のジャックとサイコのジャッ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

最後まで観終わっての私の感想、
This is Queen,
This is Freddie.

ラミ含め、俳優陣、映画制作陣のQueenへの
熱量、本気が伝わった。

観てるこっちまで、じわじわと熱
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

5.0

最後まで観た結果、私は純愛映画だと感じました。


ヨンホの毒がどんどん抜けていく、
なのにヨンホの優しい面が垣間見えて苦しくなる。

誤射がヨンホを狂わせ、どんどん沼に落ちる。

「人生は、美しい」
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.1

やっと観ましたよ、色褪せない名作を…

《音楽》
有名な雨に唄えばは、Aflatメジャー。
Aflatメジャーはどこか懐かしくなるような、
夕暮れのようなコード。

そこにスタッカート、付点のリズム。
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

美味しい食事が出る映画大好き人間の私、
大満足!

音楽、音に敏感な私、大満足!

バベットは自分の為に、
最後の力を発揮する為に晩餐会を開いたのかな…?
それ以上は求めない…その気持ちで…?

私は
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

映像が美しく、
色彩感も冷たいイメージのブルー、グレー。

少女アイリスを守るとか、母親の元へ還す話とか?と思ってけどそれも違うらしい。

だからと言ってあらすじにある
「地球が危険だと伝える」ストー
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.8

「感情」全てを爆発させて、それこそ全裸で
演じたのではないでしょうか、趣里さん。

なんていうんだろう、観てて心の芯をグッと掴まれたような、終始苦しかったです。



なんで苦しかったのかな?って考え
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

7つの大罪や悪魔を描いた作品は多けれど、
現実味帯びた、のめり込みやすい作品で面白い。


只、日本は仏教がメインの国だから、
現実味帯びない感じも正直あるかと…

最後の二つの罪での死亡者、
嫉妬が
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レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

3.5

少女と寄宿舎と隔離…的なのは大好物で鑑賞。

所々ツメが甘いところはあるものの、
結構リアルで面白い。

最初は??って感じが、
じわじわ溶けるように色々釈明になっていくのが
ストーリーの練りをしっか
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.8

正直展開はありきたり、
だけどそれを感じさせない最高のストーリー

アニメ版の時からヴァイオレットちゃんには
絶対幸せになって欲しい、と思っていたから…

映画館では、みんな鼻を啜り、涙を拭い、
よく
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.5

アニメ映画で泣けるようになったのも、
ここ最近から…

この映画は泣かせにかかってくる感じが無く、
ただただ心に刺さって泣いちゃうから
苦しい。笑

普段だと忘れていた心や、
現代は廃れている手紙がい
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

終始苦しくて涙も出ず、

それでも、知らない世代の私が受け止めなければならない現実をしっかり見なくてはならなくて…

目を背けたくなるけど絶対背けてはならない。



600万人余が命を失い、11,0
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.6

仕事で嫌なことあったり行き詰まったら、
しんちゃん観たりする…笑

大人になって忘れていたことを教えてくれたり、
みさえ、ひろしの気持ちに共感したり…

今回は夫婦愛、家族愛がテーマ。
なんてことない
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.8

最後の最後に、
恐怖と切なさが残る大どんでん返し。


最初はおじさん怖い…けどきっと優しい人なのか…?くらいに思っていた。

けどアリスと接触してからストーリは加速して進んでいく。
甘い罠はとても怖
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

観る前はファンタジー…?コミカル…?
と思っていたけど、観ると凄く道徳的。

前半は生々しく暴力的でカラフルな描写。
独特な世界観に観続けられるか不安だった。

後半になると道徳的かつまたも暴力的。
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.6

地元が札幌なので懐かしい…ってなりまくった。笑

コミカルな内容に、
役者一人一人の演技力の高さが際立って良かった。

特にリリーフランキーさんが好き。笑

函館珈琲(2016年製作の映画)

3.4

夢から目を背ける気持ち、すごく分かる。

何かにぶつかるのも怖いし、
自分も周りの人も怖いし。
けど止まった時間はまた何かきっかけで動くのかもしれないし。

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.3

すべての映画好き、音楽好きにオススメしたい映画!

映画音楽の歴史、作曲家について、脳との関係、プレイヤーについて…

簡潔に分かりやすく、すべてをまとめてくれてました!

映画音楽を創り出す側も、演
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禅 ZEN(2008年製作の映画)

3.4

自分は仏教のこと、詳しく知りもせずに日本人やってるのが悔しくて…
本を読んで心惹かれた、典座、三心について知りたくて鑑賞。

堅苦しすぎなく、分かりやすく道元についてや曹洞宗についてが学べて良かった!
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.6


時代の背景を細かく再現しながらも、
真っ直ぐに生きた家族の話。

恥じなく真っ直ぐ向き合いたいお父さん
健気で優しいお母さんがぐっと心を掴まれました。


天保の時代、加賀藩…
私の先祖が生まれた時
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武士の献立(2013年製作の映画)

3.5

加賀藩の郷土料理、饗応料理、刀ではなく包丁で藩に仕えた武家の話。

料理が沢山出るのかと思いきや、
どちらかというとヒューマンストーリー。

ただ、その中に料理や時代の文化が混じり、
江戸時代のことを
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.7

私にとって、新感覚の青春映画!

部活に向かって頑張ろうとか、
恋愛ものっていうわけでもないし、
とにかく新感覚…!


映画観終わってから、アリスの声が蒼井優だと知ってびっくり。
前にペンギンハイウ
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.6


天才になる少年には夢があるな…
そして周りを取り巻く子供たちにも…

大人に忘れていた気持ちを教えてくれる、
純粋でありたいと思えました…



蒼井優さんの声と、最後の宇多田ヒカルが
映画にマッチ
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.5


ヒューマンストーリーだし、そんなに抑揚は要らないよね、でもコミカルなストーリーで苦悩もあり。

日々を忙しく過ごしてる私にとって、テンポ感がついていけなかった…
けどこれでいい、私に余裕がないだけだ
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.3


キャストが素晴らしい!
そして料理も美味しそう…

けど展開が分かりやすすぎて、私にはアンマッチな作品になってしまった。

一つ一つが爪が甘いように感じてしまいました…

舟を編む(2013年製作の映画)

3.6

人生をかけてもいい仕事に出会えるって、
素晴らしいな…

静かな情熱がひしひしと感じる、
心が掴まれる映画でした!

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.7

なかなかセンセーショナルなストーリー。


罪を悔い改める夫、
罪で自分を追い込む妻。

そして美しいチューリップに踊らされるオランダ。

恋とチューリップバブル、画家。

一人一人のキャラクターが際
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

愛する人に会えない日々、日常に戻りたい気持ちを、抱えながらもポジティブにいようとする。

ドラマ的展開があるわけじゃないけど、
それが逆に人間性を感じて良かった!

おにぎりと味噌汁、あとはラーメンが
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.6

最初はママに気に入られる為に始めた、モデル。
結果、二人の関係はおかしくなっていく。

本人は求めていないことを強要。
それで芸術を創るっていうのはよくないですよね…

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

3.3


堕ちたママもきっと苦しかったんだろうな…
と思ってしまう、歪んだ愛というか、虚無を感じた。

ただ三姉妹は本当に一人一人強かった、素晴らしい!