あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あれくす

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パペット・マスター(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ここまでシリーズ化されてたとは知らなかったけど、初期のフィギュアを捨てられず何体も持っているほど好きで久しぶりに期待した。ところが無駄な設定に費やされ、襲いかかる人形よりも逃げる人間の動きがぎこちない>>続きを読む

サベージ・キラー(2013年製作の映画)

3.0

シリアスなリベンジと思いがけない因縁の呪術ミックス。痛々しさや豹変も可哀想すぎて復讐し足りないが、無双しすぎないので応援した。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

(それはだめだって…)と、寒気がする。
なにも不自由のないはずの窮屈さ。人間じゃなくてもどこかでバランスを保とうとするのだから不思議。完璧に整った環境や会話に侘しさを読み取れるが、リセットする勇気があ
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ジョーズ キング・オブ・モンスターズ/ナイトメア・シャーク(2018年製作の映画)

2.2

たいそうな邦題、でも原題:Nightmare shark

あー、今更コレね…。ちょっと古すぎるけどパロディでもない。いたって本気なので眠気を誘われて良い夢見そうになった。

デッド・シティ(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ベネズエラ・メキシコ製作
ウイルス蔓延、急増するゾンビ。医者として研究施設に呼ばれ父親として息子を迎えに、な定型スタイルに風刺をねじ込んだのには驚いたが、現在のコロナウイルスと置き換えて考えると余計に
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パラサイト・バイティング 食人草(2008年製作の映画)

3.3

食人草て笑
いやいや、結構面白かった。行くとか行かないとか散々揉めたマヤ文明の遺跡探検。現地人に止められている中、軽はずみな行動に来たことを後悔する怪我にメンタル攻撃。食人草の不気味さもゾッとした。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

屈託のない笑顔がとっても可愛いくて、笑うたびに癒された。でも、その純粋無垢な視線がどうも腑に落ちなかった。それまでの世間との関わりを感じず、街の様子や悪い言葉からずっと守られていたかのようで…。
慕っ
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.4

何がどうしてこうなったのかを察する。まだ吹き溜まるパブがあるだけマシなのか、そもそも酒が悪いのか。
妄想男のギトギトした欲望に何かしらのドラマがあるのかと思えば屋根裏に貯まる秘密だけ。全てをエンディン
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ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~(2019年製作の映画)

2.8

ローレン・コーハン(マギー)主演の『ザ・ボーイ 人形少年の館』正式な続編にしてヒールシャー家との繋がりがあるが、ある意味予想外だった。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.5

『蝶の羽ばたきで桶屋が儲かる』的な笑。
いまだにコレ系なんて作品多い印象なのに断片式にしか覚えてなくて、古さ感じず新鮮でまた夢中になれた。ブレない一途さと旧友の変化、苦しいけど温かい名作だわ。

CODE8/コード・エイト(2019年製作の映画)

2.9

超能力者の存在が当然となった世界。
ワクワクなアクションや能力に新鮮さはなかったが、存在価値を失った能力者達。排他的な人類ってそんな世の中でも変わりないんか、と思ったけど羨ましいほど便利じゃん。

アイ・アム・タレント(2016年製作の映画)

3.5

オリンピックTV観戦を終え、映画観賞モードにぴったりかな?っと思ったらドキュメンタリー。
先日は日本がスケボーでメダルなんて信じられなかったけど、街中を再現した「ストリート」の競技との環境の違いとか考
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.8

普通のお父さんなニコラス・ケイジ…と期待外れを悟ったが、少し脇に回ってちょうど良し。文明から離れたオカルトな田舎かと思えばリモートワークて、笑。普通の家族が飛ばされたミラクル体験も、SFスペクタルとホ>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

4.2

戦場のモキュメンタリー…?ってな感じで一歩ずつ異様な世界へ踏み込むシチュエーションがたまらない。博士の実用性よりビジュアル重視な数々、いまだにフィギュア欲しい。

ゾンビーズ(2018年製作の映画)

3.2

蔓延から時を経て歩み寄る…この世界観だけで個人的には満足。ハイスクールを舞台にした安心安全ディズニーゾンビ。普遍化したとはいえ全く観ていられないかと思いましたが…

このかわいらしさ笑
アメリカらしい
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.1

バンド練習を終えハメを外してお楽しみ…。
もう言動がアホな子供のようで、ゆるっとしたオフビートな喜劇を狙ったのだろうけど…さすがに趣味悪くて醒めた。人生何があるかわからないもんだよ。

トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.2

主演ジョニデな人工頭脳。
iPhoneのSiriが登場し、AI技術に不安や期待していた頃だったのかな。可能性も無くはないけど手動のレコードを動かすなどやり過ぎに思えてしまう。いち技術者の感情に世界中が
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キラー・シャーク 殺人鮫(2005年製作の映画)

3.1

森の中のサメ映画!
肝心なサメとの対峙がチラ見せ程度でモヤるが、変わり種な爆発多発の派手なアクションに特化型。研究所内や常軌を逸する実験、息子?の容赦なささもサイコで好評価ですわな。

アス(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

トラウマに悩まされる。あの日、本当は何が起きたのか。

メタファーの散りばめを露骨に感じたが、国や宗教が違っても理解できる人が多くて驚いた。窮地での気抜けした会話なども危機感が台無し、薄々気付いた展開
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

3.1

映像は圧巻のロシア作品。モンスター退治かと思えば要素的に手広く、凝った割にやはり肝心な描写がアバウトで惜しい。細々としたCGの使い方や想像を超える空間の映像化は美しくて興奮する。

ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

3.0

ひとつだけ願い事が叶うパラダイス。どんな後悔や欲望も絶対に叶えます、なんて面白い。
島へ到着した数名の望みと不気味な気配もついて回り、次々に起きる出来事を飽きずに見られたが、テレビドラマのリメイクらし
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キング・ホステージ(2017年製作の映画)

2.8

ニコラス・ケイジのキレ芸と、やる気を感じないジョン・キューザック、この脇二人に霞んでしまった主演兄弟も悪くはないけど、内容がオヤジ化した兄弟ではミスキャストのようでキツい。
しかしニコラス・ケイジが登
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

「ねこちゃんのブレスを…」が気になり過ぎて映画館へ。日常を超えた迫力と音響が効果的、スッキリ爽快に楽しめた。
日々のストレス…いや、もうそれ八つ当たりじゃん笑。誰も耳を傾けない経歴って神秘的で素敵。

ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

3.3

オカシイ系でした。如何にして心配するのを止めて鹿革を愛するようになったか、理解しようとは思わないけど好奇心で他作品もちょっと観てみたい。

タイムマシン(2002年製作の映画)

3.4

1895年H・G・ウェルズの原作
1960年映画版のリメイク

古典的なソフトなタッチから、想像を絶する未来への移動も美しいVFXで映像化できる時代になり、原作者の曾孫にあたる監督がこのリメイクを手掛
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オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

3.4

台本要らずの過酷ロケ。
美しいロケーションをのんびり見惚れる暇もなく、自然の猛威に手際良く対処する実録サバイバルを観ているようにのめり込んだ。絶望に足掻くのではなく、潔く降参したような表情も年齢を重ね
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クイーンギャング 怒りのリベンジ・ライド(2020年製作の映画)

2.4

時間や予算が原因ではなさそうな評価。わかりやすいリベンジのはずが徐々にぼやけて…。

アナザー プラネット(2011年製作の映画)

4.2

「if」が紛れもない現実となった時。

好奇心に駆られる設定でも目を奪われるような映像はなく、たった一瞬の出来事に絶えず同情し、不明瞭さを理論で結ぶ小説向きな作品。さらっとした終え方に賛否があるようだ
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救命士(1999年製作の映画)

3.5

マーティン・スコセッシ監督×ポール・シュレイダー脚本×主演ニコラス・ケイジ

90年代の喧騒が絶えず荒んだニューヨーク、分け隔てなく駆けつけ息をつく暇もない救命士。自業自得の怪我や懲りない犯罪、眠らな
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチー監督のシャーロック・ホームズ第二弾。
今回続けて見直した事で前作よりアクションが減り、推理シーンのスピーディーで見事な駆け引きや監督十八番なストップモーション、名曲から劇的な音楽も刷新さ
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サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年製作の映画)

3.5

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』の続編。
ロメロゾンビを土台にした数々の作品や、何年も続くTWDシリーズであろうと描かれることのない、生存者がいる限り新たな可能性をロメロが考えていた事が嬉しい。

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シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

3.0

『トレスポ』監督&脚本&主演のデビュー作。
思わぬ大金を得た三人組。

当時のトレンドとしてハイソサエティがスタイリッシュな時代だったけか?他人を見下す高飛車な能天気共を描いたと思うとなかなか滑稽だ。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても自然な演技が辛かったが製作への熱意がリアリティに生かされ、海外からの押し付けた価値観なしに伝わった。
国境や人種を区切り、宗教に縛られ弱者から弱者へと向かう危うさ。その末端となる者の目線を体感し
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クライム・ヒート(2014年製作の映画)

3.0

『ミスティック・リバー』『シャッター・アイランド』の同作者原作。
映画化するには尺が足りない気もするが、仔犬を拾ったトム・ハーディの表情を楽しみたい多くの人にとっては満足できそう。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公アンタなの?って始まりでした。

「実話を基に」よりも「本人の証言に基づいて」に近いのですかね。注意深く観せるペース配分と俳優陣の安定感、警告的なメッセージはわかりやすいが、その後も片側の経緯に
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグ×1898年原作H.G.ウェルズ。
映像で楽しむか、小説を「想像」で楽しむか。

唐突な事態からの大掛かりな映像は今見てもまだまだ迫力がありました。途中からの失速を補うエピソードがしっくり
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