あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

あれくす

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セブン(1995年製作の映画)

4.8

ほとんど覚えているのに観たくなり、また夢中で観てしまった。当時は衝撃を受けました。猟奇殺人犯を追う定年間近とその後任の新米刑事。Wiki読んで配役の経緯を知ると、この三人でなければここまで記憶に残らな>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.8

疫病蔓延から騒乱のディストピア。当時の英国の少子化と移民増加の不安からなのか、無秩序な近未来設定が意味深く思える。絶望と長回しのスリリングさ、少しだけ笑えるところも息抜きできてホッとする。重くて辛くて>>続きを読む

ハイウェイの彼方に(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

三振法って手荒さは不憫だと思うが…。
虚しい人生のリスタート。慎ましく生きる中でのささやかな希望を…って思ったら意外。無理矢理なラストに呆れた。

THX-1138(1971年製作の映画)

4.1

全てを制御された管理下。『2001年…』からの影響なのか宇宙船内のように無機質で洗練され、セリフも少なくざっくりとしているが客観的で想像力が掻き立てられる。もっぱら監督の森羅万象な大作よりこのくらいコ>>続きを読む

ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

3.6

複雑にこじれた家族の危機。この状況で上手くやり過ごすしかないのに険悪なヒリヒリがキツい。置き去られた膳立ては険しすぎ、先入観や定石の流れではなく静かに振り回され、真っ暗で惨い袋小路に追い詰められた。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.6

もう、ゆっさゆっさ揺れてるやん…
と思いながらの緊張感。乱気流の方が安全だわ。
今の時代CGだと思うと興醒めしてしまうところもお金と手間暇かけたリアルさが違いますなー。どれだけの報酬でも絶対に引き受け
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デス・フロア(2017年製作の映画)

3.4

エレベーターに閉じ込められるワンシチュエーションとして観ていたので、全く予想外な展開から入っていくの好き。外の状況が掴めない中テンパったり茫然自失になる感情の変化はスリリングでした。

パンプキンヘッド 復讐の謝肉祭(2006年製作の映画)

2.8

88年作品の続編を覚えているはずもないが。ストーリーの雑さと前作ありきなので途中までわかりにくかったが設定が諸々独特。パンプキンよりも姉の言動にインパクトがありすぎた…。

クリーブランド監禁事件 少女たちの悲鳴(2015年製作の映画)

3.3

実話系と知らずに鑑賞したのでとても辛かった。
大切な日を境に奪われてしまった人生が、かわいそうでならい。こんな犯人なんてしんでも苦しむ手段があれば良いのに。

死霊高校(2015年製作の映画)

3.0

20年前に起きた事故から始まる演劇『絞首台』。同じ公演の発表会を目前に邪魔をするアメフト部員の手ブレPOV。無理矢理ながらも舞台の幕引きに拍手…で終えて欲しかった。

EXIT(2019年製作の映画)

3.5

有毒ガスに追われるパニックとコミカルな明るいタッチで、過剰ではないアクションにはとてもハラハラしながら笑えるところも多く楽しかった。ラブロマンスもカッコつけ過ぎず、家族愛の優しさには自然と感動しました>>続きを読む

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

もしものSF世界設定。
近未来的なタイムイズマネー。設定は面白いけどSFよりもエンタメなラブロマンスなのでしょうか。10年来の親友に贈った結果がある上での行動としてはこれで良いのかなど色々疑問が残った
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.2

この手のゲームを散々やり込んだので、眼鏡君の意見に同意しながら観てしまった。謎解きはもう少し慎重に楽しみたかったけど、大掛かりな部屋の雰囲気は本格的な感じがあった。でもちょっと蛇に足が生えた。

ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

3.4

森に落ちた隕石からの大騒動。懐かしい80年代アメリカらしさも特撮に味があるちょうど良い安定感。吸収方法が多様で楽しい。

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.1

原作があの作家と同じという事で、今回はどんなモチーフで来るのかなんて密かに期待しながら鑑賞。ミステリーや幻想的で純なストーリーかと思えばギリギリの世界。映像の力で二つの世界のあちら側を妙に納得して受け>>続きを読む

エヴォリューション(2015年製作の映画)

2.5

ある島に暮らす少年と女性たち。
静かな海、不安な表情の少年、淀んだ空…。
…なにこの引き延ばし感…無理。ウトウトながら理解したがショートムービーで良いんじゃね?と思う自分には全く合わない。

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.0

初代 死霊のはらわた。まずダブルカップルの旅行に姉がついてくる状況がどうしても理解できない、笑。

民放で観てた時代は放送時間の都合でカットされ、ストーリーが飛んでると感じた作品も多かったけどオリジナ
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ロスト・イン・スペース(1998年製作の映画)

3.0

60年代のアメリカテレビドラマ『宇宙家族ロビンソン』の映画化。地球の資源が残り20年に迫った中、宇宙へ出た一家が漂流。

末っ子少年の可愛い活躍、結果子供向け作品だけど、特権で家族を優先するのはかなり
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.5

オンライン飲み会やWEB会議など推奨されている時代にちょうど良い?

『search』よりも目が離せなかったモニター完結。第三者目線だとちょい笑えるけど、こんなチャットに入ったらと思うと充分いやだわぁ
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.2

本来ならスペクタルな世界の終末に、この期に及んで様々なドラマチック展開がベタ。映像のスケールやメッセージ性、ハラハラな危機的状況は何の文句もない。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

3.7

ゾンビ三部作の一作目68年モノクロ作品の忠実なリメイクと、さらにロメロが脚色。
板を打ち付けるばかりで80年代ホラーブーム以降の作品としてはもっと脚色して欲しかったが、アレンジされた部分には人間の描き
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.4

90年にリメイクされた同作品との違いに目が行ったが、主にガソリンスタンドでのドタバタが衝撃的でした。

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.9

リアルな特殊メイクとは程遠かったにしても、ヘリや戦車、巨大なショッピングモール、なだれ込む人数は本格的。狼男、吸血鬼、フランケンシュタインなど伝説や民話からではなく「ゾンビ」と呼ばれる新たなモンスター>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.2

廃病院の心霊スポット。最新機材で撮影画像が綺麗すぎ、かえって安っぽくも感じたけどPOVでも見やすかった。シンプルでも全てやりすぎない演出でちょうど良いのかも。

ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

拉致事件の犯人と交渉人とのビデオ通話。真面目な警察が多く描かれてスリリングには感じられるものの、やはり陰謀が度々入るので飽きてしまうし、都合よく終わらせるならそこをもう少し盛り上げて欲しかった。

地球最後の男 オメガマン(1971年製作の映画)

3.6

単に終末ものが大好きなだけなんだが…
チャールトン・ヘストン版の『地球最後の男』

白黒から本作でカラーに変わり、更に次作ではCGも駆使されるが、まだ映像でのインパクトは薄い。でもチャールトン・ヘスト
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.9

ハッピーハロウィン!!
さすが『ロード・オブ・ザ・リング』の監督、センスありますね。

『アウトブレイク』のような冒頭から始まり、強く結ばれたママ&息子の道化芝居やメロドラマ。そしてパーティー会場は大
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地球最後の男(1964年製作の映画)

4.5

1954年、リチャード・マシスン原作
ウィル・スミスの『アイ・アム・レジェンド』の元祖。

生きるのに必要な考えを貫き毅然と振る舞う科学者。昔を思い出し、笑いから咽び泣きに変わる感情、男の過去の回想か
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シグナル(2014年製作の映画)

3.3

CSのネタバレNG特集。
冒頭からどんなジャンルなのかを惑わせるような、そして急激に展開が変わった後にもなかなか予測出来ないところが多くて好みだった。
ただ冷静に考えるとひとつひとつが意味ありげでも関
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ロンドン・バーニング(2019年製作の映画)

2.9

実話に基づくロンドンの裏組織。
オリンピックの用地買収から始まりスリラーにしては日常的なドラマのようだが、徐々に実話てマジか?と思うがさすがに話し盛ったろ。

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.7

学園ゾンビミュージカル?
原題: Anna and the Apocalypse

自分はミュージカルものはまず観んし、この手のポップスは苦手だけど歌詞を読むMV感覚で苦痛なかった。明るい高校生のお気
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.7

色々昔の映画のような、わかりやすく今の子供も楽しめる良作お決まりパターンかと思いきや、どことない違和感とおもいきった意外性。目に映るホラーではなく、ここで止まった年代を現代に継続させる、よこしまな余韻>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

それは100%以上でも人類でもない。手塚治虫のメルモちゃんを思い出したわ。

エンタメなら筋肉がムキムキと増え続けてバキバキのアクションになるなら納得できた。

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.3

子供の頃テレビで眺めてただけで興奮したけど、スピルバーグな高揚感は思ったより少なめでした。ファイナルカット版では些細なシーンを足したらしいですが、全く気づかず。でもダグラス・トランブルの荘厳な映像と音>>続きを読む

ヘンリー(1986年製作の映画)

3.5

当時の捜査で明らかになっていない部分も多そうだけど、取り巻く全てをソフトにしたサスペンス風。ヘンリーに巻き込まれてしまったような兄妹、経緯や感情、直接的な描写を程々に排除してあるが、ドキュメントでもな>>続きを読む

バタリアン(1985年製作の映画)

4.0

この映画は真実だけを描いている…

「あの映画は事実の映画化だったんだ…」で始まる原題『The Return of the Living Dead』

パロディーだけどきちんとしたオマージュ愛。決して
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