hsmtさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.5

「ダブルフェイス」の元ネタという事で鑑賞。
流れは分かっていたましたが、若干違う点は楽しめました。

比べるのはナンセンスですが、個人的には迫力、演技力、展開においてダブルフェイスの方が緊張感があって
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.8

序盤から強烈な展開で話が進みますが、そこから主人公マヌエラの気持ちの変化が生きる力を感じられます。とても寛大な役柄。

アグラードの演説は特に女性に響く言葉だったのではないでしょうか。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.0

死刑制度の賛否両論をサンペンスで描かれています。
ラストの映像は衝撃的でした。
複雑で考えさせられる内容です。

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.8

ありそうで無かった新感覚なラブストーリー。
あり得ない話(ツッコミ所満載)ですがロマンに溢れていて、2人のテレパシーでのやり取りが微笑ましかった。
ラストは個人的に「愛のむきだし」を思い出させる展開で
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.5

今更ながらの鑑賞です。
愛と人情味溢れる最高の映画でした。
久しぶりに翌日も良い意味で引きずりました。

マーティンブレスト監督はセントオブウーマン以来ですが、本作はお得意の?ヒューマン要素もありつつ
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.0

やはりジョナサンデイトン&ヴァレリーファレス監督作品は、毎回ワクワクさせらます。
キャスト陣も好みで、母親役のアネットべニングも効いてました。
内容はファンタジーでしたが、特にラストが最高です。
観終
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影裏(2020年製作の映画)

3.0

個人的に思い入れのある盛岡が舞台という事と、キャスト陣をきっかけに鑑賞。
なんとも深い内容でした。
ミステリアスな日浅(松田龍平さん)のセリフで「人を見るときはその裏っかわ。影の一番濃い所を見るんだよ
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マルコムX(1992年製作の映画)

3.5

マルコムXの自伝映画ですが、かなり皮肉な内容でした。
これから先も語り継がれるであろう話なので、人種差別が絶えないいまの時代でも観るべき作品だと思います。
デンゼルワシントンの演技が素晴らしかったです
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

5.0

アルバムは何度も聴いていましたが、映像は通しで観たのは初めてです。
映画館で観れて良かったなと思える最高の演出でした。
とにかくユニークでパンクです。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

非常にハートフルで心温まりました。

リトルミスサンシャインの製作陣が手掛けたという事で鑑賞しましたが、らしさが出ていてダウン症の青年の夢を見捨てない周りの大人たちが素敵でした。
男目線が強めの内容で
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マッチポイント(2005年製作の映画)

4.0

いわゆる不倫の話ですがウディアレン監督節の皮肉に溢れていました。
自分の予想とは反して後半はなかなかハラハラな展開。
サスペンス要素もあり、最後まで楽しめました。

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.0

「ゲットアウト」も製作した会社が手掛けたという事で楽しみにしながら鑑賞。

少しずつ不穏な空気を出しながら、物語は進みますが、少々インパクトにかけたように感じました。
設定は面白かったです。

ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

4.0

サッカーファンとして、出だしからすぐに楽しめました。
恵まれない地域で手作りのボールで楽しむ子供達が無邪気で輝いています。

終盤のペレ本人の出演もナチュラル過ぎて最高です。
サッカー愛に満ちたブラジ
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.8

空気感、サントラが独特で恋の行方を応援したくなる内容でした。
しかし中盤あたりでまさかの出来事があり、、作品に深みを与えています。

一日を通して、家に帰った孤独感と仕事中のちょっとした幸福感。個人的
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

9年前から、いまのこの世の中を予言しているかのような作品。
キャストが好みなのに観ていなかったのが不思議。
マットデイモンが兎に角かわいそうな役柄ですが、それでも生きていく姿勢に人間味を感じました。
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.3

実話に基づいた内容で、警察の極悪非道な行いはギャングよりギャングです。
ラストの友情に近い感覚は好みでした。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.3

70年代の殺人鬼フリッツホンカの話。
サントラがシリアスを和らいでいるように感じましたが、エグさはなかなかです。(想像しただけで臭いが凄そうだし、よく通報されなかったなと。。)

中盤あたりの展開から
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読まれなかった小説(2018年製作の映画)

2.8

ヌリ監督作品は初めてでしたが、とにかくセリフ量が多い印象。
絶妙な関係性の父と息子の話がメインですが、3時間という尺の長さもあり好き嫌いがはっきり分かれそうですね。

ラストの一歩進む感じは好みでした
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グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)

3.8

テンポ良い進み方とコメディ要素も強めで明るい内容でした。

個人的に主役のデヴィッドのとことん不運なのと、高めの声のトーンがツボです。
ラストの新しい人生のはじまりという感じも良かったです。

初恋(2020年製作の映画)

4.0

設定から最後まで楽しめる内容でした。
シリアス、コメディ、ラブストーリー、、様々なジャンルが含まれていて、個人的には殺し屋1を思い出す、三池監督らしさが詰まった作品だなと思います。

人情味ある終盤は
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

大人になっても色褪せない純粋な気持ちが描かれていました。
仙台の美しい夏の風景とヒグラシが、あの青春時代をより引き立たせているよう。

高校卒業してから、25年後なので43歳の設定ですが、幅広い層が楽
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

家族の複雑な気持ちを物語が進むにつれて変化していく過程が、心地良かったり、心に突き刺さったり、予想外の人が悩みを抱えていたり、、ラスト含めて本当に良い映画でした。
「家族を想うとき」に通じるリアリティ
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.5

とてもリアルで辛くも愛溢れる家族の話。
ラストがまた現実を訴えかけられているようでした。

バイス(2018年製作の映画)

3.0

実話に基づいた政治の話。
自分の知らなかったアメリカの裏事情もびっくりでしたが、役者陣の演技が素晴らしかったです。
クリスチャンベールの変貌ぶりにはマシニストの時もそうですが、俳優魂が感じられます。

荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.0

個人的にロザムンドパイク(ゴーンガール)、ジェシープレモンス(ブレイキングバッド)、ティモシーシャラメ等の好きな映画に出演している俳優陣が出ていたので、気持ち高ぶる作品でした。

内容は序盤から重いで
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フェイシズ(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

自分が当事者だとするとかなり恐怖。
ラストは出来れば2人で島に戻って欲しかったですが、授かったのは良い終わり方だったと思います。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.8

女性差別の実話に基づいた話。
努力と情熱が詰まっていました。
ラストは爽快な気分になります。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

ウディアレン監督らしいコメディなタッチを楽しめました。
梅雨の時期にこんな映画に出会えて良かったです。

雨がロマンティックというポジティブな発想と、ジャズが心地良かったです。

マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.5

サントラ含め、序盤の愉快な車のシーンから好みです。

リリーレイブは良い感じに抜け感のある先生役ですが、汚い言葉を不意に出すのが個人的にツボでした。
この役も人間味ある複雑な役所でした。
本作で最優秀
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.3

序盤は物語の演出が派手ではないため、ジワジワと引き込まれました。
終盤が特に楽しめました。
知ったうえでもう一度観るのも良さそうです。

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.3

好き嫌い分かれそうな作品ですね。
序盤からゆっくりな流れのため、眠気も誘われましたが、中盤あたりから目の離せない展開に。
スペイン特有の芸術と、複雑な恋愛関係に様々な観方を与えられました。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.8

最初から最後まで飽きずに鑑賞出来ました。
個人的には、サスペンスですがサラッと考えすぎず楽しめる内容で、お二人の絶妙な表情の表現が感慨深かったです。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.3

Vol.2は切なさもあり、良くも悪くも自分に返ってくるというか複雑な感情がありました。
そして何と言ってもラストには監督らしい演出があり、良い意味で裏切られました。
流石ラースフォントリアー監督。

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.0

相変わらずぶっ飛んだ内容です。
ステイシーマーティンが最初から最後まで体当たりの演技でした。
性に対する哲学的なやりとりが、不思議と入り込めます。
ラストがVol.2を観たくなる終わり方でした。

イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.0

挫折と辛い別れを経験した後の、ラストのザスミス結成の流れが前向きな気持ちにさせてくれます。
誰にでも可能性はあるというのが伝わってきました。

パピヨン(1973年製作の映画)

4.0

やはりオリジナルはリアルで濃厚な内容でした。
スティーブマックイーンがとにかく男前。
実話に基づいた脱獄の話ですが、諦めない気持ちと、人情味溢れる姿勢が響いてきます。