Johnny54さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

Johnny54

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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

最高にして最高。
ずーっと見続けてきたファンにとってはこれ以上のプレゼントはないだろう。
兎にも角にも大傑作。

指パッチンによる被害者奪還手法として、やはりあの手はとるだろうとは思ってたけど、まさか
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シャザム!(2019年製作の映画)

5.0

最近のDCの中では間違いなく最高!
アクションも楽しくて痛快、家族愛にも満ち溢れた傑作。
序盤にミスリードされて軽い驚きを感じさせるが、基本的にはストレート・ストーリー。
ヒーローの中身が子ども、とい
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.0

若者がゲイであることを受け入れてカミングアウトしたけど父ちゃんが厳格な信者で矯正施設へ送られてエライ目にあったあげく絆を取り戻す話。
素材は良いし、ルーカス・ヘッジズくんも良い。
が、ほぼルーカス目線
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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

おなじみのテーマが鳴り響くレトロなアバンタイトルからアガる!
こんなホラーが見たかったんだろ!?、とオラれてる気もするが、そうなんだから仕方ねー!
超自然的存在なのかサイコ野郎かギリのところで振り切ら
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バイス(2018年製作の映画)

4.0

ディック・チェイニーの生涯をクリスチャン・ベールが見事に演じる政治劇。
ありがちな権力=絶対悪、のような描き方でなく、ブラックな笑いを交えたアダム・マッケイ独特のもの。
これより前に見た「記者たち」も
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.0

イラクの大量破壊兵器があったのか、なかったのかを新聞社の視点から描く社会派風のドラマ。かなりコメディ色も濃い。
なんとなく想像するオリバー・ストーン調なものでは全くなく、記者達それぞれのパーソナルな部
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.0

KKKに挑む2人の刑事を時折コメディタッチで人種問題を絡めて描く。
そもそもなんだけど、何で電話の話者とリアルに潜入する人物を分ける必要があるのか最後まで分からずモヤモヤ。
しかし、イかれたKKKとの
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.0

近年トランス状態になったシリーズ最後を飾る?良作。
ご都合主義(特に軍事施設への潜入のくだりは興ざめる)はそこかしこにあれど、ヘイリー・スタインフェルドちゃんの好演でシリーズ最高級の出来に。
ヘイリー
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

謎探しの冒険譚の課程でスター・ウォーズも味わえて、スーパーマンも味わえる。少し何かが物足りないけど、ブリーラーソンの熱演が光るマーベル新章の幕開けには申し分ない佳作。
舞台は90年代半ばということで、
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.0

ノルウェーでのテロ事件をリアルタイムで描く半分実録物。半分、というのは劇中での人物なり物語性なりは創作とのことなので。一般人たる主人公女性の視点から事件の一部始終を捉えるという目的での長回しも話題。銃>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

革新的アニメーション描写と希望に溢れるストーリー、魅力的なキャラクターに加えて軽快な音楽に彩られた美麗な映像を堪能できる大傑作。
この企画の話を聞いた時は、なぜ今さらアニメーションか?と訝ったけど、観
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.0

アナ・ケンドリックがイかれた面白さのブラック・コメディ・ミステリー。
まさかこのトリックじゃ無いよね?がいつの間にか進んでって、いろいろあって着地して終わる。ゴーン・ガール風味も少しあり。
なんとなく
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

イーストウッドの映画はいつだって優しさに満ちている、と毎回おもうのだけども、今回もまたしても。
90歳にして凄腕ドライバー、といっても「ベイビー・ドライバー」な感じじゃなく普通に運転してるだけなんで、
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

愛というものはかくも複雑なものなり。
グレン・クローズの名演技がなければ成立しない、というかあまり評価されないだろう愛憎ドラマ。一応「ある隠された真実」が暴かれていくという構成はあるものの、映画好きな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

無類にわかりやすい、王道の人種間触れ合いアフター心の変化モノ。
昨今は難解なメタファー散りばめて観客に考えさせる作品が増えた気がしますが、本作はコメディタッチなことも相まって、わかりやすさが極まってお
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

5.0

デカ目が賛否呼ぶSFアクション。
サイボーグ少女が無双状態でワルモノたちをなぎ倒して行くだけで悦に入れる。
誕生、挫折、復活と王道を行く少女成長物語に隠された過去の秘密とは…の秘密部分は少し食い足らな
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

完全にやられました。ネタバレ厳禁の傑作シチュエーション・サスペンス・スリラー。
トム・ハーディの映画で似たようなのがありましたが、こちらの方が音の使い方や緊迫感などでだいぶ盛られてます。
警官らしき主
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

キュアロンの構図やショットへのコダワリが満載の傑作。
全編の殆どが固定か水平移動のショットだけど、そうではないシーンが挟まれることが非常に効果的、かつドラマティックで映像作品としての醍醐味が感じられま
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

5.0

早くも今年ベスト級。来週発表となるアカデミー作品賞取っても何ら異論ありません。ヨルゴス・ランティモス監督の前作「聖なる鹿殺し」が昨年ベストだった私には尚更の「お気に入り」に。
お話は、女王陛下に仕える
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フロントランナー(2018年製作の映画)

3.0

大好きなジェイソン・ライトマン作品なんで見ないわけにはいかないのですが、上映回数が極端に少ないので見るのに苦労した。
中身はかのゲイリー・ハートをヒュー・ジャックマンが演じる、大統領候補選を舞台にした
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

4.0

ドイツ兵が脱走中に見つけた将校服でコスプレしてたら、結構みんな騙せちゃった話。
すっかり将校になりきったら、とある決断をして他将校から賞賛されます。最初は生き残るため、バレないためだったのでしょうが、
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

信頼のジェームズ・ワン作品、やはりこの男はすごい。DC史上最大ヒットになったそうだけど、それも納得の娯楽痛快作に仕上がってますよ。
人助けするヒーロー、窮地に陥るヒーロー、復活するヒーロー、無双のヒー
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

デイミアン・チャゼル待望の新作はニール・アームストロングの伝記。オープニングから船内ガタガタ実況シーンがど迫力だ。その後はドラマパートと飛行再現パートが交互に来ますが、私的には再現パートが酷く退屈で寝>>続きを読む

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.0

阿部進之介が狂気に陥っていく男を好演する佳作。昼の顔と夜の顔ということでデイアンドナイト。善とはなんなのか、悪とはなんなのか、を描きたい気持ちは伝わってきて熱いのだけども、いわゆる「悪役」が悪役的すぎ>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

4.0

こういうのが好きな人には至高の時間が味わえる傑作です。
リンチ的なすんごい難しい難解さでもないし、わかりやすい会話もあり普通に見てる人にもそれなりに事態がわかるはず。
私的には、政治的問題をこの手の物
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ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

想像を超えるストレート・ストーリー。配給の苦労はわかるが、この宣伝法はいかがなものか。
宣伝を見なければ、かなりのミス・リードに引っかかることもなく楽しめたかと思うのですが、少し邪念で訝しげに観てしま
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マイル22(2018年製作の映画)

3.0

傑作続きで信頼のタブルバーグ印だが、今作は少し控えめな印象。
ある人物を空港まで送り届けるためにウォルバーグが奮闘。キレキレ格闘にカーアクション、銃撃戦とてんこ盛りなんですが、なんていうか時間軸やロケ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

シャマランのアンブレイカブル3。ウィリス兄貴、マザフアッカ・サミュエル様とタイマンでやり合うマカヴォイが出番も多いし、ストーリー的にも肝になってきます。多重人格演技もキレキレで本作のMVPといっても良>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.0

火サスなクライマックスは日本人には陳腐だけども、全体の出来としては全く悪くないミステリー・スリラー。
どうしても意識せざるを得ないアメリカ版の前作を、当然ながら意識しすぎている画調やルックスが嫌味なく
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

気持ちの持ちようによって人は変われる。自信を持って!けど謙虚に!という普遍的なメッセージがわかりやすいラブコメ。
エイミー・シューマーは十分に魅力的だし、ミシェル・ウイリアムズも気が抜けて楽しそうだ。
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

5.0

この年になって「ロッキー」の新作、しかも劇場で、しかもクオリティの高いものを観れるなんて思いもしなかった。ある程度は長生きする価値あるもんだね。
俺たちのロッキー4の続編とも言える本作、みんなが想像す
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トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

4.0

カート・ラッセル兄貴の予想に違わないラストが観れる怪作スリラー。
邦題がかなりのB級テイストだけど、中身はA級キャストで真面目な演出。
前半の相当な退屈描写に対して後半はかなりイケてます。グロは殆どあ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

うーん。期待値も高かっただけに正直イマイチ。前半はテンポよく進んで、ミスト的な疑心暗鬼がくるぞー、と思ったらそうでも無く、訪問者の役割もよくわからない。キリスト教圏の方ならわかるのかしらね。マルコヴィ>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

レディ・ガガの凄さを堪能できる音楽モノ。
クラブで見出されたシンガーがスターになっていく…という過程がほとんど無く、いつのまにかビッグになってる感が激しすぎてこの辺りの演出が少し雑。
まあ、物語の本質
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

5.0

2018年最後の鑑賞はディズニーアニメの第2弾。前作は未見で臨んだのですが、予想以上に楽しく、切なく、前向きになれる良作でしたよ。
インターネットの世界の描き方も面白いし、レースシーンもレディプレイヤ
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来る(2018年製作の映画)

4.0

原作も読んだ上で鑑賞。原作の肝である「3部構成」は踏襲しつつも、映画版はホラーというよりも心理ドラマ風な作風。加えて、クライマックスは原作とは大きく変えて映画的なエンタメに昇華させてます。これによって>>続きを読む