Johnny54さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Johnny54

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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.0

ゾンビ系映画は数あれど、こういうのってなかなかなかった。狙った訳ではもちろんなかろうが、今にドンピシャ。
設定は申し分ないけど、素晴らしい着想と設定を活かしきれていないように感じるのも確か。
とある秘
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コマンドー(1985年製作の映画)

5.0

この時代にこの年でこのスクリーンサイズてこの吹き替えを一般劇場、しかも当該シネコンの中でも最大スクリーン(しかもTHX)で上映されるなんて、そもそもどーかしてる企画。
さらにはコロナ明け一発目!
にも
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囚われた国家(2019年製作の映画)

3.0

なんとなく10クローバーフィールドレーンなジョン・グッドマンがバッチリハマったSFスリラー。
ありそうでないような設定はまあ良いのだけど、世界観がいまいちよくわからないのが致命的。
低予算感がたっぷり
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

いわゆる社会派バイオレンス。
日本の貧困格差なんぞ屁でもないフランスの現実がここにある。
大人と子供の戦争のようでいて実は大人の贖罪を描いてるとも。
ラストの後はどうなったんだろうね。
2020-24

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

ベーコンエッグサンドのプロモーションとしては凄まじい爆発力。
あとは、まあ、そこそこいいんじゃない。
いや、本当につまんなくないし痛快てす。
ただ、危惧してた「クインは脇役だからこそ映えるんじゃ?」は
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

三島由紀夫の作品は読んだことがなかったけど、まあ読んで見たくなりますよ。
TBSが絡んでるのにも関わらず、拗らせた左翼活動家がどうしてもちっぽけな人間に見えてしまう。
とはいえ、例の彼は憎めないのだよ
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.0

かのジュディ・ガーランドの伝記をゼルウィガーが熱演してオスカーまでゲットした。それも納得の熱演というか自然に、仕事周りからは疎まれ、ファンからは愛され、というのがよくわかる佳作でした。
2020-02
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.0

渡辺謙がうまい実録モノ。
実在の彼らには本当に一点の曇りもなく尊敬しております。
ただ、劇映画の演出としては、あまりに陳腐で安直なものが目に余るのも事実。
役者陣は総じて良いのですが。。
2020-0
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

モノクロ映像がカラーになってフレームレートも良くなると、こうもリアルいや実生活の線の上に過去もあるのだと実感させてくれる。
私には反戦メッセージよりも、過去があるから今がある、というもっと大きなテーマ
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.0

一応は一本のストーリーテリングはあるものの、実質的にはオムニバス。
正直、あんま怖くない。
どっちかというとファンタジー寄りです。
まあ、デルトロだもんね。
2020-18

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

どんどんデンゼル・ワシントン化してきてるように感じるマイケルBジョーダン。彼の魅力を遺憾無く堪能できる快作ですよ。
私的には、地上最強女子のブリー・ラーソン嬢が、ひたすら存在感を消した脇役に徹して、と
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

4.0

ドイツ警察は何やっとんじゃ?なのだけど、原題が「The Golden Glove」という主人公が通ってたバーの店名になってるだけに、当時の風俗街の荒廃ぶりと貧困層の暮らしぶりが本当のテーマなんでしょう>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

とある人に勧められて久しぶりに和製アニメを劇場で鑑賞。
普通に面白い上に、音楽の楽しさ、気持ち良さとは何か、もキチンと描かれてます。
コミカルでコンパクト、かつほんのり淡い恋の味も加えられててオススメ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

好き嫌いがハッキリと分かれる楽園スリラー。
私は大好物。中盤のあのシーンは「あああ、、こんな展開になるんじゃ、、やっぱり!」と観客に不安をずーっと感じさせて緊張させながら、その通り、いやそれ以上のオチ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0

登場人物がステレオタイプでわかりやすい反面、いまいち共感が持てない。
演者、特にマーゴット・ロビーは出色でした。
2020-013

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.0

そこそこ面白く、かつ説教臭くない社会的メッセージもちらりと加えた良作。ヘレン・ミレン出演作に(大体)ハズレなし。
2020-012

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

アカデミー受賞も納得の・・・と言いたいところだが惜しくも逃してしまいました。ど迫力の演出は見応えたっぷりの劇場向け作品。
全編ワンカット風演出はほんとに見事な編集でありますが、ワンカット風の宿命の「ど
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.0

なかなかに楽しかったですよ。
一部リーサル・ウェポン風味もあり。

2020-010

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.0

こんなシーンを撮りたい!ありきで構成されたのか、脚本がまず壊滅的。
たまにゾッとする描写もあるけれど、コント級、はたまた古臭すぎるエフェクトかかった表現も多く、これはもうあまりにも‥
清水崇はもう終わ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

続編も決まったようで何よりの、いささかクラシックなつくりの極上ミステリー。
この手の役柄が板につきすぎるダニエル・クレイグは役立たずのようでいて実は‥という王道探偵さんを好演。実質的主演のアナ・デ・ア
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.0

前の映画化時には泣けるホラーとしてかなり高い評価だった記憶があるリメイク。
今回は良くも悪くもホラーらしいホラーで、ラストもホラーらしいホラー。
2020-007

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

ワルモノを最後までワルモノとして描けないイーストウッドのいつもの優しさの反面、メディアへの憎しみがいかんなく発露された冤罪ドラマ。
翻弄される息子への世間の反応に一喜一憂するキャシー・ベイツ母さんの演
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

ちょっと早すぎるけど、今年ナンバーワン級!
前知識があまりなく観に行ったので、純粋なコメディと思ってたのですが、ナチス信奉キッズとお母さん、そしてユダヤ少女の切なくも悲しく、でも笑いとなぜか多幸感にも
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

そりゃあ好評価も当たり前ってもんです。前半のコメディ調に始まって、後半のホラーな展開からのシリアスドラマまでのシームレスな移行は、構成の見事さもりますが、役者陣の賜物でもありましょう。私的には、特にパ>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

隅から隅まで男臭い、なんなら女優まで男臭いレースなドラマ映画。
ど迫力のレース・シーンは胸熱だし、ベイルとデイモンの「お前もやるな!」&「お前もな!」が微笑ましく。
そのお二人はやはり流石の演技です。
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.0

冴えないオッサンがセレブな大統領候補に恋をした!2人の行方は‥?てなストーリーを勝手に想像してたら全然違った。
詳しくは書けませんが、サヤアテ系は比較的早くに終了し、流行りの「ありのまま」がテーマに移
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

劇場で見るには今年最後になるであろう犯罪者実録モノ、と思いきや、作風は想像と随分と違います。
かの悪名を誇るシリアルキラー!という側面は殆ど描かれず、徹底して彼とその近親者からの目線が主体となります。
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.0

まさか劇場で寅さんを見ることができるとは思いませんでした。
お話はシリーズモノというよりはスピンオフに近く、はっきり言って後日談の域をでません。久しぶりに見たゴクミの演技はまぁアレなんですが、まあどれ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.0

言わずと知れた第二弾は字幕版で鑑賞。
何かと批判されがちなようなんですが、私は悪くはなかったですよ。
前作の奇跡的なまでの楽曲には及ばないのは確かながら、前作と同じことはしない!との製作陣の姿勢がはっ
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.0

寝不足で見るこの映画はキツい!
難解だとは聞いていたけども、リンチなんて目じゃない難解さ。
もう一回見たくなるけども、起き抜けに見るしかないか…
2019-112

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.0

公開初日の朝からIMAX2D、3Dと連続鑑賞してきた今年最大の期待作。
最近蔑ろにされがちだった3POの活躍は嬉しかったし、レイとレンの出てくるシーンは殆どが良かったです。役者2人の魅力・演技力も大き
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

5.0

イギリス宅配業者(個人事業主)の過酷な労働環境と家族が崩壊していく様をネットリと描く厭映画。
エンドロールが始まっても席を立てないような重すぎるかつシンプルなエンディングはトラウマ級。
絶対ないけど、
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.0

前作でああなったはずなのに、続編に至る理由づけがとにかく雑すぎる!
プロットそのものは悪くないと思うのですけど、もう少し祖父と主人公との絡みがあってもよかったけどねえ。
単体で見ればそんなには悪くない
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

ロック様がロック様として出てくる、WWEプロモーション映画的側面も強い、翻案伝記もの。
小さな成功→挫折→復活→大団円という典型的スポ根ストーリーは鉄板で、いくつかの綻びも気にならない良脚本。
家族、
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

大好きなシャイニングの続編。
というか、ダニー・トランスのその後の物語、の方が正しい。
エクトプラズムのような生気描写や、あの場所でのあの方々の描き方が陳腐すぎる、ラストの決断に至るのが唐突すぎる、監
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.0

松本穂香ちゃんがボーッとして世間に馴染めない女子を好演してる自分探しもの。
再開発が迫り、潰れかけの銭湯でいろんな人と関わりながら少しずつ居場所を見つけていくプロセスは、丁寧でいて説明的すぎない演出。
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