Johnny54さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

Johnny54

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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.0

まんま、あれから10何経ちましたな、アビゲイルちゃんが…の第二弾。
ヒッピーなユートピア思想のヤツらがたむろする砦での攻防がクライマックス。マッドマックス2風味で少し味つけてるのだけど何かが足りない。
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

松岡茉優はこういう役をやらせたら本当に上手い。鈴木亮平もいい。田中裕子も久しぶりにみたけど良い、やさぐれた佐藤健もヨシ、と役者陣は完璧に近い。
サイドストーリーが余計、と言うかやるんならもうちょっと深
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キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

4.0

こちらはキューブリック側から請われた男の話。とかく独善的と言われがちなキューブリック。先に見た方の「魅せられた男」な感じはわかりやすいけど、こういう一面もあったのかと。
あることで人生が一変するってな
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キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

4.0

レオン・ヴィターリという俳優がキューブリックの弟子入りを決意し、死に分かれたいまを語るドキュメンタリー。
みんなに「奴隷扱いされて楽しいのか」的な心配をされるも、やはり惚れたほうの負け、か。
名声なん
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.0

記念すべき初の年間劇場鑑賞100本目はダーク・ヤング・スーパーマン。
なんせ擬似両親がかわいそうというか痛ましいというか気の毒というか。。。
お話は、想像の域を超えそうで超えない展開なんで、どうせなら
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.0

クロエたんとユペール姐さんが出てるならみないわけにはいかない。
実際、前半はテンポ良く進んで、ありがちではない展開を予感させる。うーん、いい感じ、と思ってたのに…
ほんとに惜しい!
後半にかけて、脚本
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

4.0

マッツ・ミケルセンが凄いシチュエーション・ドラマ。
飛行機が墜落してサバイバルしてると思われるマッちゃんの独演会。キャストクレジットも3人しかありません。
墜落?した背景もほぼほぼ語られず、発する言葉
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.0

マッケンジー・デイヴィスがキャスティングされたときには大いに不安だったものの、それを跳躍して飛び越えるほどのナイスなご活躍でした。アクションのキレも良し。時折悲しげに見せる表情も良し。彼女のスピンオフ>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.0

大好きな小松菜奈ちゃんを見に行きましたが、綾野剛くんが綾野剛くんらしく、鶴瓶も鶴瓶らしく、そこそこ良い映画でしたよ。
舞台が入院基本の精神科ということでカッコーとかアーカムな感じもするわけなんですが、
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

そりゃこんな風に1人ずつ見せてたら長尺になるわな、と余計なことを思ってしまったけども、長い長い上映時間をそれほどには感じさせない、むしろ彼らの辿ってきた人生のお話をもっと見たいと思わせる、青春ホラーの>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

5.0

「ギャスパー・ノエにしては見やすい」とか言われる、酔っ払っい鑑賞映画。
いわゆる映画的文法を壊す手法が表面的には多く感じるけれども、構成としてはパートごとにはっきりと分割されているので確かに見やすいで
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ザ・レセプショニスト(2017年製作の映画)

3.0

台湾人がイギリスに行って就職に苦労した挙句、次々と不幸な目にあう話。
いわゆる肉体的苛烈描写はそんなにはないのだけども、主人公や仲間たちの心の痛みがヒリヒリします。
移民の現実を突きつけるような描き方
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

大好きな多部未華子を見にいきましたが、思ってるほどにはあんまり出てきません。出会いから結末へ向かう2人の心の機微もイマイチだなあ、というのも正直なところ。ラストあたりの疾走シーンもひとむかし前すぎるし>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.0

北欧製ということなんで、「秘密」とはこういうものではないかな、と思ってたらマンマでした。かと言ってつまんない、ということではなく、人間の本質的根元に迫るような映画になっています。よくありがちな「心が清>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

吉岡里帆が頑張ってるサスペンスミステリー。ハラドキの展開も良いが、田口トモロヲの掘り下げがもう少しなんとかならんかったか。リメイクらしいのだから仕方ないのだけども。
2019-90

アップグレード(2018年製作の映画)

4.0

なかなかやりよるSFアクションサスペンス。格闘シーンもあまり見たことない技ありで終始楽しい。これは拾い物でした。
オチがリー・ワネルっぽいです。
2019-89

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

4.0

ワニがウジャウジャ出てくる、結構面白いパニックスリラー。ハリケーンのせいで出てきたことになってるけど、普通にこんなワニウジャ池がそばにあったらイヤだ。
2019-88

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

4.0

テロリスト視点が多い史実なぞらえモノ。秋のロザムンド・パイク祭りの第二弾でもあります。
そのパイク姐さんのリアルな思想系テロリストっぷりがほんとリアルっぽくて良いです。
2019-87

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ホアキン・フェニックスがジョーカー演じるとすればこんな感じだろうな…という映画ファンの夢想をまんま具現化してくれたことだけでも感謝。
いろんな解釈が出来る、心を掻き毟られる傑作です。
2019-86

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.0

どんどんフィンタジックになってくるシリーズ第3弾。確かにこうテイストのメジャー映画ってのはあまりないですね。
これからも頑張って欲しいです。
2019-85

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

5.0

テロの現場感を表出させた凄まじいスリラー。著名な人もちょこちょこ出てますが容赦ないです。
いわゆるドラマ性としてはあまりないけど、対テロ対策として、戦時に備える体制として何が必要かいろいろと考えさせら
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サラブレッド(2017年製作の映画)

3.0

海外では妙に評価が高い、サスペンスを装ったブラックコメディ。
ありがちっちゃあ、ありがちなストーリーだけれども、なんつっても、アニヤ嬢とオリヴィア・クックの共演が最大の見どころ。結果、満足はしましたよ
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

あの娘の行動が不可解すぎる、鍵オキッバなはずなのになんで?、ヴェラ姐さんもっと早く出てこんかい!となどなど、まあ、ぶっちゃけ不満だらけの映画なんですけども、ユニバースの中にいる多幸感は感じるので、まあ>>続きを読む

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

秋のロザムンド・パイク祭り第一弾。
実話ベースの熱血記者もの。必要以上に美化しない人物描写はこうかんがもてるのだけれど、編集が雑で時間の経ちかたがよくわかりません。
パイク姐さまは体当たりの熱演でした
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

5.0

しっかりとニキビだらけでだらしない体型がリアルな拗らせ女子のグローイング・アップもの。
グッチーな面と奥手な面と、現実と理想ともがきながらも年は取る。そしてひとつずつ成長。
主人公新天地でガンバレ!と
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アス(2019年製作の映画)

4.0

ジョーダン・ピールの新作スリラー。
政治的にリベラル臭が鼻につくのは好きではないし、妙に科学的になってしまう後半はもいただけないが、スリラーとしてさすがのクオリティではあります。
窓の外に佇んでるあの
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.0

結構ハート・ウォーミングで心温まるバート・レイノルズの遺作。これほど「遺作」がピッタリくる作品もなかなかない。
にしてもアリエル・ウインターちゃんがカワイー!
2019-78

フリーソロ(2018年製作の映画)

5.0

これはすごいです。
こんなクレイジーなスポーツがあるのもビックリだけど、単にスゲーで終わらずに人物や背景などを丁寧に描いてて、主人公をスーパーな人物として撮ってないとこがます良い。そして、本当に手に汗
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

タランティーノの9作目。あと一つでおしまいなのは極めて残念だけど、彼の世界観を考えると引き際かもね。世の中、特にハリウッドはリベラルになりすぎた。
かのマンソン事件の一つをモチーフにしてるけど、イング
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

この手のジャンル好きには堪らない極上の一作。あえてジャンルは語りますまい。
とにかく予告もあまり観ずに鑑賞することをお勧めします。
ゴーストランドの惨劇、ねえ‥なるほど。
2019-75

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.0

これは拾い物です。
ぶっ飛んだ白人と踏ん張ってる国人、というバディはステレオタイプではあるけれど、設定でひねってて単なるソレ系ではありませんよ。
なかなかの佳作、というか秀作です。
2019-74

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

とにかく重い重いドラマ映画。
形式としては一応回想モノになります。
胸を打つシーンのつるべ打ちで、そりゃあそうだわねえ、と納得。
あのシーンは特にやられるなあ。
2019-73

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.0

マガーク探偵団の新作のような邦題が好感持てる、シンデレラことリリー・ジェイムズがキュートなドラマ。一応ミステリーってことになってるけど、いわゆる謎解きものではありません。
終盤はロマンスに比重が置かれ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

エルトン・ジョンの半生を少し凝った見せ方で綴る伝記音楽劇。
どうしても比べてしまうボヘミアンよりも、演出面でかなり奇をてらってますが、彼らしくぶっ飛んでてしかも嫌味過ぎず、バランスが良いのではないでし
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ドッグマン(2018年製作の映画)

5.0

大人になったのび太とジャイアンの物語。
日本人ならこのコンビを想像せずにはいられない不条理なスリラードラマ。
本当は心優しい主人公役の演技が超絶レベルでハマってて、厭な展開が本当に厭になる心が締め付け
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葬式の名人(2019年製作の映画)

2.0

想像しているのはどんな映画でしょう。
旧友を亡くした同窓生たちが、生きるとは?を考えるハートウォーミング?あっちゃんを取り巻く貧困を描いた社会派ドラマ?
いやいや、想像の斜め上の裏側から押し寄せる超絶
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