Takumuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Takumu

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二十日鼠と人間(1992年製作の映画)

4.8

どうしようもないよな。

あんな時代だし、正解はないよ。切ない、お前は悪くない。

知恵遅れの怪力大男レニーと世話焼きのハンサムクールジョージの凸凹コンビが自分たちだけの農場を持つことを夢見て、国中を
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.2

地上波に合わせてサブスク。

1,2とは少し毛色が違う今作。インディの父親ヘンリー・ジョーンズが出てくるのが面白いですね。ていうか、ショーン・コネリーだったんだ!?初めて殺されかけたみたいなこと言って
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

4.8

スピルバーグで一番好きかも。

子供が主役の戦争ドラマ。同監督の「シンドラーのリスト」を彷彿とさせるが、個人的にはこっちの方が好きだった。「戦メリ」も感じた。

日中戦争時下、上海に住む裕福なイギリス
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.1

満足度高い。

まず、アニメ版で中弛み気味だった地上のシーンにアリエルとエリック王子の新曲を2曲も持ってきたのは良かった。あと、スカットルの曲も。とにかく、ハリー・ベイリーの歌がうますぎた。歌が上手い
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ミヨリの森(2007年製作の映画)

4.2

毎夏の恒例。

あと、「河童のクゥの夏休み」と「ももへの手紙」も自分の中で同じ夏×妖怪シリーズ。「ミヨリの森」は珍しく、テレビ放映された単発の長編アニメーション。実家で録画したものをDVDに焼き、小さ
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.8

色々とデジャヴ。

まぁ、もろジブリに影響を受けたキャラデザ・演技・ストーリーだけど、背景だけは新海誠だった。不思議な世界観で普通に面白いんだけど、この分野はジブリに任せとけって感じ。新海誠は現代日本
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

ドラマ系SF。

SFなんだけど、舞台が宇宙だったり、メカが出てきたりするわけではなくヒューマンドラマがメインで描かれている。2人が打ち解けていく様子や、弟との再会は見応えがあった。

SF要素につい
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J・エドガー(2011年製作の映画)

3.5

権力者なりたい。

FBIかっこいいよね。名前も、やってることも。よく映画とかのテーマになってるし名前に馴染みはあるけどふわっとしか知らなかったから、見て良かったと思う。権力は持ちたいとは思うけど、自
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.2

インディで1番笑える。

やっぱり超常的なオカルト能力はあるんだけど、それに反してアナログな洞窟内の仕掛けが面白い。虫は本当に無理〜。多分CGじゃないよね…。あと、インド人への風評被害がすごい笑。あん
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。

Mark数少ないけど、見たのは完全版なので、こっちをレビュー。でも、カットするとこあるか?ってくらいこの状態で完璧だと感じた。あ、1900がキスするシーンはかなりキモかったしカット
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

なにこれ好き〜。

ストップモーションだから油断してたけど結構グロい。最序盤のう○こは変な声出たよ。あと、クノコも訳分からんけど気色悪かった〜。上二つが代表例だけど、ここまでバズると思ってなさそうな、
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.9

逆に究極のポリコレ(?)。

身体障害を持った人々をサーカスの見せ物にする、聞いたことあるけど実際こんな感じなんだ〜と。サーカスの舞台裏での物語だから、実際のショーのシーンを見たかった。もしかしたら、
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怪物(2023年製作の映画)

4.8

『怪物だーれだ』

邦画をあまり見ないため(アニメは別)、坂本裕二も是枝裕和も初。坂本裕二がカンヌで脚本賞を取ったことで話題の今作を見てきました。正直邦画を舐めてましたね、ここまで良い作品を日本で作れ
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

3.8

尊さで爆発した。

2人には一生ピュアな恋愛を続けて欲しい。百合作品は結構嗜んでますが(主に漫画)、最初から付き合ってるってのは珍しいパターン。序盤で付き合って最後までイチャイチャか、付き合うことがゴ
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.3

いわば二次創作なのか。

調べたところ、1999年に新海誠の自主制作版「彼女と彼女の猫」が発表されており、これはそれを元に制作されテレビ放送されている。

素朴で温かみのある作品だった。けど、あの精神
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

4.0

久しぶりに鑑賞。

配信されてすぐ見た、理由はもちろん大好きなヨルシカが楽曲を手掛けてるから!“花と亡霊”はカラオケ行ったらほぼ100%歌うので、毎回カラオケ映像でこの映画を見た気になってる。それにし
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インフェルノ(2016年製作の映画)

4.0

人間は絶滅するのか。

人間という種を守るためには、人間を減らさなければならない。そんなことわかってるけど、実際にそうすることはできない。けど、本気で実行しようとする人がいるんだよね。映画の世界ではな
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

4.5

ラスト泣くって…。

花火をすると現れる幽霊。彼らは突然現れた幽霊に驚きはしなかった。なぜなら、現世に希望を持ってないから。主人公の友也は幽霊からの頼みごとを叶えるために頻繁に会うようになり、ある想い
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

人生はわからん。

なんか、今のままだと自分の人生もこうなりそうとか思ってしまう。まだ、共感できる歳ではなかった。ひとつ、いい単語を覚えた、“undateable(非モテ)”。

あらすじでタイトルに
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.2

心から尊敬します。

どんなに笑われようと、貶されようと「女性を守る」という目標を決して諦めない姿はかっこよすぎます。しかも、その方法がインドでの普及率が低い生理用ナプキンの安価生産だなんて!普通の男
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.7

これは、うーん。

面白かったんだけど、あの裁判をどう捉えるかというかイライラせずに見れるかというか。パパ視点でしか描かれてないからなんとも言えないけど、あの不快さは無理だった。裁判になるまでの、テッ
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

4.2

こんな結末だったか。

ディズニーあるある、ラストが思い出せない。まずハッピーエンドだろうけど。この辺りのディズニーは原作があるから、それと誤認してるのもある。童話の人魚姫は結ばれずに泡になってしまう
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.1

無念。

もう10年とか前にユニバのアトラクションは入ったことあるが、ほとんど覚えてない。それでも、無くなるのは悲しいね。

さて、本作。思ったよりもドラマ性があって面白かった。もはや、サスペンス寄り
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.4

いや、そりゃそうだよな!?

いや、どうなんだろうな。2人の軋轢は解消されておらず、次回作は同じ敵(ダンテ)でホブスが主役説。でもやっぱりあんたがいないと物語は終わらないよ。

めちゃくちゃ面白かった
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愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

4.3

邦題のセンス◎。

語り口調の物語で原作を忠実に再現したんだと思う。原作が読みたくなる映画。セリフも詩的で良かった。主に、女性蔑視だとか女性の社会進出だとかが主題にはなっているけど、そんなのどうでもい
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.1

宗教vs科学。

「ダ・ヴィンチ・コード」よりテーマは分かりやすかったが、トリックとか衝撃が弱かった。ローマの地理に詳しくはないけど、車の始動とか乗降とか考えたらあのスケジュール感で動くのは不可能とし
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.9

データか魂か。

『ペンは剣よりも強し』というように、今の時代では情報は何よりの武器となる。それを野球で体現した理論を実践に用いた、アメリカの野球団のGMがいた。最初はピーターがすごいだけなのかと思っ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

難しくてエモい。

エモくてソフィが可愛らしくて見るに足るが、難しいポイントは初見じゃまじで何もわからない。ネットに転がってる考察記事読んだけど、どうしてその考察になるのかもよくわからなかった。考察が
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.4

不朽の戦争映画。

25年前の作品とは思えない。逆に今これ以上の作品を作れるのか。冒頭のロングショット連発のノルマンディ上陸作戦のシーンは圧巻。でも、逆にこれで35人しか死んでないんだって思っちゃった
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.2

やっと見た。

だって難しいって聞くから見る覚悟が必要だったんだもん。確かに難しかったけど、それなりに理解できたと思う。人物関係が難しい。キリスト教の歴史を詳しく知ってたらもっと評価高かったかも。ベス
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

カーチェイス憧れる(?)。

童顔と裏腹のワイルドな車捌き。圧巻のカーアクションとポップミュージックとの音ハメが最高。音楽とアクションはかっこいいけど、キャラの行動を理解できない部分が多く、ストーリー
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.1

ハリウッド版「亜人」。

こう比べてみると、「亜人」の不死への解釈と似たものがあって面白い。調べてみたら、この作品もコミック原作らしい。原作だともっと詳しく不死の説明してるだろうし読んでみたい。あの特
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.6

アメリカンサムライスタイル。

ジム・ジャームッシュ最高だな。クレイジーでシュールな笑いを届けてくれる。BUSHIDOを聖書のように携帯して、教えを守り抜く主人公ゴースト・ドッグ。法律とか倫理はガン無
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.2

こんな泣ける話だったんだ。

公開当時以来だから、全く覚えてなかった。というか子供すぎて、理解しきれてなかったんだと思う。ただ、この映画と「風立ちぬ」を見て、堀越二郎の「零戦」は読みました。ただただ専
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.9

これこれ〜!

久しぶりに見たけど楽しい面白いちょっとグロい!インディの無茶の仕方はツッコミどころ満載だけど、かっこいいんだよな。初めて知ったけど、S・スピルバーグとJ・ルーカスのタッグ作品なんだね。
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.7

確かにすごい。

まだ、誰も月面着陸を成し遂げていない時代にここまで忠実に宇宙を表現しているのはすごい。けど、正直話には着いていけなかった。「一方向的な観測者=神」的な視点は他の作品でも見たことあった
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