ヌテッラさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ヌテッラ

ヌテッラ

映画(1113)
ドラマ(298)
アニメ(0)

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.8

見事に中世の女性の神秘主義まんっますねこれ。肉体への極度の執着とか神から送られるエクスタシーとか。いつの時代もマグダラのマリアになりたいガールズたち

ライ・レーン(2023年製作の映画)

4.1

2023年で一番楽しみにしてた映画の一つ。ロマコメルネサンスに求めてるものはこれだー

Mayday(原題)(2021年製作の映画)

3.9

中盤までは大変良かったんだけど終盤で完全に転けた。

Zolaゾラ(2021年製作の映画)

3.5

「1日が終わる前に家に帰れない映画」が世界で一番怖かった小学生の頃の恐怖が久々にアンロックされて胃が痛い

サントメール ある被告(2022年製作の映画)

4.9

ギリシャ神話のメデイアを題材にして、社会の周縁に置かれた女性の子殺しについて卒論を書いたので、思うところがあり過ぎてボロボロに泣いてしまった。傑作です。黒人女性の子殺し、っていう点では多分トニ・モリス>>続きを読む

ポゼッション(1981年製作の映画)

-

英語圏のfilmtwtがなぜあんなにこれを持ち上げているのかについてはよくわかったけど、女性性のモンスター化についてのフェミニスト批評の論文を読み過ぎたせいでちょっとムリだった

Vita & Virginia(原題)(2018年製作の映画)

2.5

エリザベス・デビッキがシェイクスピアのコスチュームで現れる初登場シーンが最高なのをのぞいてひたすら無味乾燥でつまらん。ヴァージニア・ウルフもヴィタ・サックヴィル・ウェストもyassifyされ過ぎてても>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.0

ひたすらミザンセーヌがすべてでモンタージュに全然興味がないのがこの監督のスタイルなのね。被写体が動くのをほぼ動かないカメラから編集なしのリアルタイムで見せられるので映画を見てるときに特有の非現実的なワ>>続きを読む

刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

-

BBCのシリーズが大好きなんでずっと楽しみにしてたんだけど文字通りドラマの高予算版って感じで良いところというかルーサーらしさ全部そのままだった。シリーズ5からだいぶ時間が経ってるもんで、このシリーズは>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

これは掴みどころがないというか点数のつけようがないと思って観てたけど最後でガツンと上がったわ

The Burnt Orange Heresy(原題)(2019年製作の映画)

1.9

Claes Bang(と今回はエリザベスデビッキも)が見たかっただけですねハイ。ハッシュタグバイパニック。ノワールが本当に好きじゃないんでつまらないのなんの。半年後には見た事実を忘れてる多分

Censor(原題)(2021年製作の映画)

3.7

80年代のイギリスの映画の検閲官が自分の過去のトラウマと対峙するうちに狂気に蝕まれていく、っていうコンセプトのオリジナリティでもう勝利。映画自体が提示する疑問に答えるよりも疑問ばかりが鼠算的に増えてい>>続きを読む

Babysitter(原題)(2022年製作の映画)

3.8

カメラがズームインとズームアウトをひっきりなしに繰り返したり、極端な接写と遠写でその間がなかったり、とにかくシネマトグラフィーが実験的で休みがないので目と頭が疲れた。センス自体は抜群に良くて、ハイコン>>続きを読む

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.3

coming-of-ageジャンルでここまで全然クリシェに引っかからないのがすごい。アスペクト比とか粗めのフィルムとか、インディな様式美の反面で登場人物の造形が地に足がついててとにかくリアルなので全員>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

基本的に私はギミッキーな映画(ラン・ローラ・ランとかスコットピルグリムとか)が好きなので前情報ゼロでシアターで観てたら5.0/5.0をつけてた可能性大だったこれは...だけど何せイギリスにいる間に見逃>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

数日経ってジワリときた。アダちゃんが映る度にセロトニンブーストがすごいんだけど何せ幸せの前借りなんで後がキツい。MDMAか

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.7

エリック・ノースマンのオリジンストーリーもこんな感じじゃなかったけ

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

1.9

こりゃひどい。物語映画としてあらゆる点で失敗している。ネットのみなさんがおっしゃってたようにあの一連の騒動の方がよっぽど面白かったな

On the Count of Three(原題)(2021年製作の映画)

4.1

自分がメンタル壊してるときに観るメンタル壊してる人の映画ほど落ち着くものはない。お互いに銃構えるシーンのあの構図がめちゃくちゃ好き

Mark, Mary & Some Other People(原題)(2021年製作の映画)

3.4

基本はノリの軽いgen zのrelationship dramaだけど、相手の男が特段クソ野郎というわけではなくても(むしろゴールデンレトリーバー系)ヘテロのセックスはどうしても男本位になりがちなので>>続きを読む

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

本を読むような感覚で観る映画。心にトゲトゲと刺さる部分が多くてだいぶ落ち込んだけど。メリッサマッカーシーがここまで役の中に消える役者だとは知らなかった

The Novice(原題)(2021年製作の映画)

4.7

こ…こんな映画今までに観たことがない…新境地…bravo

Test Pattern(原題)(2019年製作の映画)

4.7

性暴力の被害に遭った主人公の「彼氏が」レイプキットを探して躍起になる、というコンセプトが百点満点。ミニマリストなのに全てが計算し尽くされていてすごいインパクト。一つ一つのカットが観客が慣れているよりも>>続きを読む

ブロークン・ハート・ギャラリー(2020年製作の映画)

1.2

なんだこりゃ。最初は役者の演技が下手なのかと思ったけどこれは多分脚本がガタガタ過ぎてどんなに役者が頑張っても阿呆に聞こえてしまうんだと思われ。トーンがバラバラで、もはや全員が違う映画に出演してんのをフ>>続きを読む

アバズレ(2014年製作の映画)

3.9

Watcherで素晴らしい仕事をしていたクロエ・オクノのデビュー短編。good for herシネマティックユニバース入りのフェミニストホラー