のくさびさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

のくさび

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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.3

スタトレ好きな自閉症の女の子が自分の書いたシナリオを製作会社に持っていくロードムービー。

泣けた。
自分の感情を思うようにコントロールできないのはさぞや辛かろう。

通りを渡れたことやバスに乗れたこ
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

ナイトシッターが初めて家に来た日、彼女の訪問にも気付かずゲームに耽る父親。シッターのことを「ちょっと変わった人だ」と話す母親に対して「そんな人に任せていいのか?」と父親が言うシーン。
短いシーンだけど
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

5.0

バーフバリにマイナススコアなんて付けられるわけがない。

ひさびさに伝説誕生の方を見たけど相変わらずなシブドウのキ◯ガイ振りに映画館にさざ波のような笑い声が起きていた。

バーフバリは何度となく見るに
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーはともかく、クィーンの再現率高くてラストのライブエイドのシーンだけでもお金払う価値がある。

ドンピシャの世代ではないにしろ若い頃から慣れ親しんだクィーンなので曲が流れるたびにニヤニヤがとま
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つぐない(2007年製作の映画)

3.9

この罪の償い方は自己満足にもならなかったのだな。

レディバード見てシアーシャローナンの作品見たくなって見た。
どうしようもなく切ない結末とそれを浄化しようとするかのごとし海辺での戯れのシーン。
いろ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

凶悪で残忍なヴェノムを期待したけど、突然どうした??って展開になり猪突猛進に良い方向へ進んでいった。まるでプーと大人になった僕な気分だった。
you're welcome ってセリフあたりで雲行きの怪
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タンジェリン(2015年製作の映画)

4.0

iPhoneで撮影されたとか実際その町に住むトランスジェンダーを主役に起用とか話題性のある映画…っていうのは後で知った。

コメディの括りだけど、コメディとはあまり感じられなかったし、むしろドキュメン
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.0

色んな「気まずさ」をたくさん集めてみました!って映画だった。

トークショーでの客席からの奇声やアーティスティックな場での野生人間登場。施しのつもりでサンドイッチ買ってみたら文句ばっかりでブチ切れなど
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.0

安モーテルでその日暮らしの若いシングルマザーとその子供。
礼儀を知らず、大人からお金をせびりながら過ごす子供達よりその母親の方が気になってしょうがなかった。

底辺にいながら向上心のかけらも見受けられ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.5

レバノン内戦をよく知らなかった私が、脈々と受け継がれる憎悪を理解できるわけがないのだけれど、物語序盤でのあの沸点の低さも物語が進むにつれ「あぁなるほどな」と腑に落ちた。

饒舌な弁護士とは対照的に言葉
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.4

「怪物はささやく」とほぼ同じストーリーであるとのレビューを見てから鑑賞したせいかなかなか素直に入り込めなかった。

「怪物ー」よりも拗らせた主人公もさることながらお姉ちゃんの頑張りすぎなところが心打た
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

冒頭シーンに皮膚を開かれて見える動く心臓。
不穏な音楽。キタキタこれだよ感。
マーティンの不気味さはピカイチだったけど、ダンケルクで出会って以来、幸せそうな役を見てみたいと思っている。

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

フランスの軽いホラーという認識で、暗く美しく、理解しがたい部分もそこは芸術的ということで…と乗り切れる作品かと思って観たら、

ガチのカニバリズムで派手に盛り上がる演出が無い分、その日のパスタにソーセ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.9

タイムリーに若い頃見れば違ったのだろうけど、とにかく古臭くて退屈。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

物理苦手な私にとって非常に難しかった。
3次元は、まぁわかる。4次元、ドラちゃんのポケットぐらいの知識。
5次元…とは…?

突然ふと、個人的な愛情と人類愛を秤にかけてどちらが重いのかって問われると永
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

プレデターといえば人間と手を組んでエイリアンと戦ったやつだよね?ぐらいの記憶携えた私としては、「プレデターて完全なヒールじゃないよね」が主観。


んでもって今回、プレデターより元軍人物語だった。
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.7

ありきたりといえばありきたりだけど、スリルは味わえたしドウェインジョンソンの良さ全開だし中国は潤沢な資産があって良いなぁって改めて思えたし悪くなかったです。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.9

前半はもう、どうしちゃったの?クリストファーロビン…どうしてそんなにやさぐれてしまったの?わたしの知ってるクリストファーロビンじゃない…一体何があったの?戦争がそうさせたの?マイクロフトがそうさせてし>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.7

サメもっと暴れて欲しかった。
「めちゃくちゃ怖かった〜」とかってコメントする宣伝に惑わされちゃったのかしら。スリルもアクションも全然足りないしあっさり終わるし、ステイサムだから安心して観れるわーなんて
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

人に勧められて観たけど、前半は何故こんなの勧めてきたんだろうって思うほどだったのが後半にかけてのどんでん返し、いい意味で裏切られた。

テンポ悪いし見辛いしわざとらしい演技にナニコレ?って思った自分は
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

私にとってアントマンはマーベルの中で一番難しい。

アントマン見たさと言うより、インフィニティウォーの行く末の手掛かりが欲しくて見た。

テンポよくて忘れかけてた前作も、あぁそうだったと思い出させてく
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.0

マンマミーア!ヒアウィーゴー!を見て前作観たくなったので。

コリンファレルの立ち位置最高じゃないか。しかしヒアウィーゴーで気になったポイントは結局よくわからないままだったけども、こちらも老いも若きも
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.0

老いも若きも歌って踊ってハッピーハッピー!前作見てなかったのでイマイチわからない部分もあったけどそれを「まっいいかー」ってうっちゃって楽しめた。

皆さんが言うようにシェールのラスボス感半端ないのと自
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.7

佐藤さんが前作より面白かった。
話自体は可もなく不可もなくイメージ通り。某シーンの数珠つなぎみたいな助け合いって前作もやってなかったっけ?
橋本環奈さんはアクションスターの道を歩いて欲しい。彼女が一番
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

小さなカプセルの中にひとまずの安全があるものの、広大な宇宙の中に居続けるのは危険極まりないので生き延びるためには地球へと脱出せねば。という描写はどなたかも仰ってたように胎内のメタファーのような気もした>>続きを読む

捜査官X(2011年製作の映画)

4.0

前半の朴訥なドニーイェンに拍子抜けしたけど、いやいや中盤から後半にかけてガラリと雰囲気変わって面白かった。
イップマンとは全く違う拳法(?)なのかな。

CG使った体内の説明もアニメ見たいで面白かった
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.6

多くを語らない映画。
何かがきっかけとなって依存症になったのか。
彼なりに打破しようと一人の女性と食事するも結局うまくいかなかったのが印象的だった。
兄と妹の、突き放したいけど突き放せない関係性などな
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

スリル少なめではあったけど面白かった。

観る前までアンハサウェイの立ち位置が不安だった。というのも、「派手好きなだけの取り敢えず売れてる女優」のスキに付け入るだけなら、賢く強かな犯罪集団vsまんまと
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.0

ソーセージパーティってタイトルまんま。ポップで可愛いキャラクター達がエログロな感じで暴れる。
初っ端のミュージカルシーンから下品。
社会的メッセージが全くないわけじゃないし稚拙なネタの割に作り込んでる
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モンキー・マジック 孫悟空誕生(2014年製作の映画)

3.0

ドニーイェンの無駄遣い。

スタートから孫悟空誕生までがちょっと長過ぎてその時点で飽きて来た。

キャスティングにも問題があるよ。残念。

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.7

前半マイクタイソン出てきたときは「なぜボクシングと戦いたがるのかイップマンよ」と心配になった。
バトルシーンが短くなったような、イップマンの動きがスローになったような。一作目が一番好きだったな。

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ムンバイ・ダイアリーズ(2010年製作の映画)

3.6

アメリカからやって来たハイクラスな女の人とインドに住む比較的貧困層の男の人の格差が見せつけられるようで(決して大げさな演出は無いのだけど)ただ辛かった。

おしゃれな映画ではあるけど私にとって切なすぎ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

閉塞的な地元を抜け出したい若者と母親の葛藤。
自分らしく幸せに素直に行動できるレディバードは素敵だった。

グサヴィエドランの映画のように母親に自分の言いたいこと言えるっていいなと思う。私は若い頃そん
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カンフー・ジャングル(2014年製作の映画)

3.6

カンフー映画へのリスペクトを込めて作った作品とのことですが、カンフー映画をよく知らないので有名な方々の出演シーンがイマイチ分からなくて自分が残念。

ストーリーとしては武術の達人が武術で生計立ててる人
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