のくさびさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

のくさび

のくさび

映画(679)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

メッセージ(2016年製作の映画)

3.0

まっさらな状態で鑑賞して良かった。
オープニングで、こんなに悲しい話だったの??と不安になったけど、コミニュケーションの取り方は面白かった。

でも中盤の期待感は後半の纏まりでちょっと萎えた。

案外
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

切なかった。
グザヴィエの映画って誰かに見られてる描写がエグいほど刺さる。

12年ぶりに帰ってきた弟(ルイ)がこの田舎ではない別の場所で著名な作家として成功しているせいからか何かと突っかかる兄。
>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.9

エマワトソン美しかった。
ビーストはビーストのままでもかっこよかった。

私の中で、エマワトソンはどの作品を見てもハーマイオニー感が拭えないまま。今回もやっぱり本が大好きなハーマイオニーだったし暗がり
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.8

日曜日に観たら幼い子供達もたくさん観にきていたけど、こんな映画に出会えて幸せだなと羨ましくなる。

レビューやツイッターでマッドマックスだったってコメントを多数見たので鑑賞。
間違いなくマッドマックス
>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.8

「英国王のスピーチ製作陣による作品」手のに惹かれて観たけど想像をはるかに超えた素晴らしい作品だった。

サルーと兄の描写には愛情が満ち溢れていた。
成長したサルーが自分のルーツに強く引き戻されてしまう
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.7

吹替で見ましたがそんなに嫌じゃなかった。でも改めて字幕で見たくなる。

この手のアニメーション映画ってキャラクター設定の細かさにいつも楽しませてもらう。
才能豊かな豚さんが主婦って皮肉さに苦笑いした。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

しょっぱなのコング登場から次までの流れが少し退屈だったけどトムヒの胸筋すこぶる良かった。

ガンガン殺される人間と絶望しかない心理描写もっと欲しかったかなぁー。

空いた時間に吹き替えしかなくそれを見
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

デミアン凄いな。

映画というより舞台見てるような臨場感あった。
ライアンがこの作品のためにピアノマスターしたって話聞いてたので彼の腕前にびっくりしたしエマストーンてこんなに踊り上手かったんだってのに
>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.0

前半ちょっと退屈した。

クライマックスの格闘シーンは面白かった。

この映画に関して恋愛要素いりますか?

未来を花束にして(2015年製作の映画)

5.0

ゾクゾクした。

胸の奥深くを鷲掴みにされグラグラと揺すぶられた感覚。

「俺に恥をかかせるな」
「お前は俺の妻であり母親だぞ」
「逮捕はせず亭主の前に出そう」

シンプルな台詞の中にグロテスクな女性
>>続きを読む

ヒトラー最後の代理人(2016年製作の映画)

2.0

ルドルフヘスとの取調室でのやり取り。
自分のしてきたことに良心の呵責が無かったわけではないヘスは、案外人間味あるんだなぁと。

映画としては「アイヒマンショー」なんかのドラマチックさは微塵もなくひたす
>>続きを読む

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.7

ほぼ会話だけ。
ドランの映画は「母親と息子」。
サスペンスと言うのかな?
違う気がする。

精神の病とは?なんだろうか。

奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

4.1

落ちこぼれの生徒が寄せ集まったクラスをどうまとめるかってのはよくある話。
で、実話。

落ちこぼれの生徒が何故落ちこぼれてるのかってのが少ないカットで、くどくならずちゃんと描かれている。
重く大きなテ
>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.3

グザヴィエドランの映画は声を荒げて主張する女の人が登場する。
真っ当なことを主張するために声を荒げる。
ロランスの恋人がレストランで店員にキレるシーンは込み上げるものがあった。

愛する恋人からトラン
>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

グザヴィエドラン見たさに観た。

ちょっと下品でガサツな母親が許せない息子、激しい口調で言い争うのにちょっとたじろいだ。
自分は親とそんな言い争ったりしたことなかったから。

マミーにしろこの作品にし
>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

監督すごいな。
こんな見せ方もあるのかと新鮮だったのと劇中で画面がフアッーと広がるシーンに心震えるものがあった。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

シングストリート良かったので同じ監督作品観ようと思ってコレ。

恋愛ものっぽいパッケージに大丈夫かなと不安だったけど、爽快で良かった。
ラファロは一生懸命に動き回る役がよく似合う!!
最終的なグレタ
>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

「悪魔を憐れむ歌」と「ボヘミアンラプソディー」は良かった。
ストーリーなかなか入ってこない。
うーん。

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

5.0

madmaxは8度目まで数えてたけど、今回で何度目なのか忘れてしまった。

しかし初の白黒madmax!
そして途中白黒であること忘れてしまう。

今回もフュリオサのredemptionの意味を考える
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.1

血塗れベネディクト最高。
マッツの色気も最高。

街並みがドミノのようだったり万華鏡のようだったりで迫力あった。

か細いティルダのアクションも鋭くキレがあってとても良かった。
結構笑えるところもあっ
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

小さい頃から平和教育とやらで戦争映画は散々見せられたのであまり観る気がしなかったけど、評判良すぎたので観た。

当時の日常にじわじわと入り込んでくる戦争。ドラマチックに逃げ惑い、肩で息をしながらサバイ
>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ワンダーウーマン見たさに見た。

ストーリーは詰め込みすぎ感満載。
ワンダーウーマンもっと出番増やしてほしいのとスーパーマンやバットマンと対等に戦うのならもう少し筋肉あってもいいんじゃないかな。
デッ
>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

ヒトラー本当に蘇ったんじゃないかって錯覚する。

たまにドキュメンタリーじゃないかと思ってしまうカメラワークも重なりこの世界に引き込まれた。

2016年が過ぎ、アメリカではトランプ大統領が誕生する2
>>続きを読む

五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

4.1

血や肉、ドレスの赤が印象的に散りばめられている。

世界最初のお伽話がベースになってるとか。

不妊に悩む王女と王様の体裁で無理やり嫁がされる姫、そしてかつて老婆だった美しき妃。

映像美と衣装、素晴
>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.9

インド映画ってとにかく長いのでどっかで退屈しちゃうんじゃないかと思ってたけどなんのその。

アーミルカーンやっぱ最高。「きっと、うまくいく」でもそうだったけど前半のアレがここにきてこの展開になるのか!
>>続きを読む

ダバング 大胆不敵(2010年製作の映画)

2.7

うーん。予告編の方が面白かった。
期待してただけにそれを上回るものがなかったかな。
アクションは良かったけどその他大雑把。

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.8

静かに残酷な物語が進んでいく。

穏やかでどこか不安な日常の裏で、残忍で凄惨な戦争が大きくなっていく感じが伝わってきた。

激しい爆音もなければがなり立てる兵士達もいない。子供達の子供達らしい日常をい
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハリポタの世界観崩さないままさらにグレードアップした感じ。
エズラミラーは不憫で影のある役がよく似合う。
エディレッドメインの猫背や首の傾げ方最高すぎ。エンディングも良かったけど話題になってたジョニー
>>続きを読む

サヨナラの代わりに(2014年製作の映画)

3.2

ヒラリーの演技力圧巻。
自分の身体がもどかしくなるサマ充分過ぎるほど伝わった。しかしこの2人の信頼関係がここまでのものになったのは何故?そこもう少し掘り下げてほしかった。

ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

2.0

ネタとしては面白いだろうな。

「皆んな同じに見えた」店主の言葉がこいつらの姿を皮肉にも正しく物語っている。

20年ほど前に観たキューブが我が人生の中で胸糞悪映画ワーストワンだったがあっさりとこれが
>>続きを読む

恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

3.7

絢爛豪華。リベラーチェのお屋敷もファッションもわんこたちも煌びやかで、荒んだ私の心に夢を見せてくれた。
マイケルダグラスは間違いなくリベラーチェだった。スコット(マット・デイモン)の転落するシンデレラ
>>続きを読む

ヴィクター・フランケンシュタイン(2015年製作の映画)

3.7

好きな俳優たくさん出て嬉しかった。ポッターは良い俳優になったなぁ。でも重厚なセットや衣装のわりにクライマックスのあれ。ちょっと物足りない気がした。この映画に限ったことじゃないけど映画のラストあたりで男>>続きを読む

プリシラ(1994年製作の映画)

3.9

ドラァグクイーンのド派手なコスチュームが赤い砂漠によく映えてた。奥さん最高。奥さんのキャラでこの映画の印象は大きく変わった。今の時代で同じ設定のロードムービー作っても結局田舎に行けば同じようなヘイトに>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

3.9

素晴らしい映像美。ハイセンスな衣装と鮮やかな色彩、どこを切り取っても美しい絵画のよう。それからCGなんてなかった時代のスタントって本当に恐ろしい職業だったんだなぁと。お姫様ポジションは出てこない方が好>>続きを読む

ミルク(2008年製作の映画)

4.4

トランプが大統領になってしまってから妙な不安感と恐怖に苛まれてるもので、なんだかもう一度観たくなって観た。語りたいことはたくさんあるけど、カムアウトを叫ぶハーヴェイを観てるとこの時代の方が無邪気だった>>続きを読む