すーさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

すーさん

すーさん

映画(461)
ドラマ(5)
アニメ(0)

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

2017.4.16
制度とは、何のためにあるのだろう。
人を守るため? 助けるため? 排除するため? 均一化するため?
その中で、ダニエルは自らを主張し続けた。傍から見れば頑固で時代遅れなおじいちゃん
>>続きを読む

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.5

2017.4.10
いかにして金魚はプールに放たれたか?
……そこにいたる女子たちの心の揺らぎ、憂鬱、振動が、デジタル映像という手法を最大限に生かして表現されている。それによって、観る者に少女たちの世
>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.5

2017.4.8
爆音映画祭@丸の内ピカデリー
まさに「震える」体験。
演出や怖さに加え、音が空気で震えて伝わってくる。それこそ、コングの唸り声などが。あのビリビリする感覚を忘れられない。重低音がすご
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

2016.6.19
ひと味違うというのは分かった。
おもしろかったけど。

MARS ただ、君を愛してる(2016年製作の映画)

2.0

2016.6.20
いくら時間をもて余したからって、どうしてこれを観たのか今でも不思議。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.5

2016.7.6
狂気、狂気、狂気!
少年たちの暴走する思春期と、それを見つめる大人の視線。
みんなえぐいなーー
心がかき乱されて、ザワザワする。一方で、ゾクゾクしたり、ヒリヒリしたり…
怖いものに触
>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

2016.7.7
子どもにとっては冒険活劇、大人にとっては差別や偏見、信念の闘いのドラマ。
動物であることによって、人間だと見えにくい問題を提起してくる。
ディズニーの巧みさを改めて感じる一作。

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.5

2016.8.7
小泉今日子の、気の強さの裏に切ない思いが見える演技が好感。味がある。
「誰かあたしを引っ張って…」

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

2016.10.26
本木雅弘の豊かな表情と演技に驚きが止まらない。
世間体と本当の心の狭間、、衣笠の思いが見え隠れすると心が揺さぶられる。
「これっぽっちも」泣けなくても、いいのかもしれない。

何者(2016年製作の映画)

4.0

2016.11.1
冒頭のタイトルバックからしびれた。就活なのに。
自分は、彼らは「何者」を「演じていた」のか。
「青春が終わる。人生が始まる」。

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

2016.11.1
リリー・フランキーの怪演がほんまに恐ろしい。

怒り(2016年製作の映画)

4.5

2016.11.16
観たあとしばらく、「怒り」という単語が頭から離れなかった。
人間の感情、とりわけ怒りをこうも深く見つめてみたことがない。
表現しうる俳優陣の頑強さ。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

2016.12.1
愛というものは力強く、生きるというものは素晴らしく…。

ヒロイン失格(2015年製作の映画)

2.5

2016.12.10
話や設定はさてお桐谷美玲のコメディエンヌっぷりが見処か。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

2016.12.12
多くの人がこの作品を応援したくなる気持ちがわかる。
たくさんの人に観て、何かを感じてほしい。

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

4.0

2017.4.1
大友監督の、どちらかといえば”静”の演出とでもいうか、ずっしりとした重さを感じさせる映画でした。
シリアスが横たわる中で、生まれる笑いや喜びや暖かさがじんわりとくる。
背負うものはあ
>>続きを読む

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

1.5

2017.4.1
これはどうしたものだろう。。。
ひるね姫のごとく眠気がきてしまったので、何がなんやら途中から分からなくなってしまった。
再見の価値はある。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.0

2017.3.29
個人的には普通に面白いやつだった。けど可もなく不可もなく、という感じはある。
人生とは何か、人が生きるとは何か、色んな場面でその問いについて考える。人間と、機械と、そして自然と……
>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.0

2016.12.12
猟奇的エンターテインメント!
グロにためらいなし。展開に甘さもなく、一気に主人公が追い詰められていく。あっという間だった印象。
クライマックスの四人の演技にこっちまで息が切れそう
>>続きを読む

シンデレラ(1950年製作の映画)

4.0

2016.12.13
頑張りを見てくれている人がいて、仲間になってくれる。頑張り続けていれば、願い続けていれば、夢や奇跡がきっと舞い降りる。それは同時に、自分を信じ続けることでもあると思う。そのために
>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

2016.12.13
パニックもパニック、追いつめられる連続で、中盤からの引きこまれ具合は半端じゃない。
妙にリアリティを感じさせるSF設定が、夢を崩しきらない興奮を与えてくれ、かつ、現代に警鐘を鳴ら
>>続きを読む

キッド(1921年製作の映画)

4.0

2016.12.15
100年近く前とは思えない程、今観ても遜色ない。
冒頭でまるで邪魔もの扱いされる赤子が、いつしか手放せなくなっていくところに人情味が溢れていて面白い。
子どもにまつわる責任とか愛
>>続きを読む

シノーラ(1972年製作の映画)

2.5

2016.12.16
イーストウッド!
西部劇のイーストウッドは、いつにも増してちょーかっこいいと思います。
クライマックスの、法廷の一撃とかね…
西部劇ならではの広大すぎる荒野と空。
この場合、解放
>>続きを読む

赤穂浪士(1961年製作の映画)

3.0

2016.12.19
広い画面にたくさんの役者が動き回るのがすごいんだなー。
カメラも寄ったり引いたり、なかなかにダイナミック。一方で、じっと見つめ合う”間”が生じ、息が詰まるような瞬間になる。その中
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

2017.3.22
夢と現実の狭間、あるいは自分と周囲の狭間で揺れる人々に贈るサクセス・エンタテインメント。
勢いのあるイルミネーション作品ですが、怪盗グルーのシリーズは見てないので初でした。

努力
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.0

2017.3.17
海がめちゃくちゃキレイ。キャラよりも背景に見惚れるくらい。実写とは別段の美しさがあるなぁ。
なかなかの冒険アドベンチャー。

冒頭から神話を思わせるつくりだが、まさに全体を通して「
>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.5

2017.3.14
初めて映画でちゃんと泣いた。
何に泣いたって、先生サイドのストーリーがトドメだった。

結末は分かっているのに(タイトルに書いてるのに)、どうしてここまで泣かせるのか、というのをす
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

2017.3.2
2017.3.24
オープニングから圧巻のミュージカルシーン!
広大なロケーションで緻密かつ大胆な演出を魅せられたかと思うと、次は入り組んだ家の中でキャストを動かし、ロケーションの転
>>続きを読む

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

2.5

2017.2.22
このシリーズの好きなところは、「そりゃそうなる」という、ある種の予定調和を外さずに見せてくれるところ。
ピンチが繰り返され、すんでのところで助かったり、時には食われたり。飽きは少な
>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.5

2017.2.20
物語が動き出した瞬間からブラピの表情から仕草までが一変して、観る者に感情移入を急速に誘ってきた。見ているこっちがハラハラする。
ストーリー的にはどうなるのが面白いのかとか、どんでん
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

2017.2.16
ハリポタシリーズを劇場で観るのが初めてだったので、冒頭タイトルバックでテンション上がった。

全体的には、前作までより大人向け映画になっている印象。
迫害や差別的なテーマが色濃く、
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.0

2017.2.16

ただただエンターテインメントで楽しい。魔術を手で操る系に心ときめく時代もありました。今でも好きです。
魔法はキラキラしてるしカラフルだしで、映像に圧倒される。酔いすら覚えかねない
>>続きを読む

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

2.5

2017.2.12
単純に楽しく観た。
前作は恐竜登場!って感じも大きかったけど、そこのインパクトはほとんどなかったなー。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

2017.2.10
「沈黙」は残酷だが、それは何かを信じた故の残酷さか?
「信仰とは何か」「布教とは何か」「神とは」。圧倒的な悲惨さを前に、突きつけられるいくつもの問いに、答えるのは難しく、躊躇いもす
>>続きを読む

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.0

2017.1.29
三条大橋を通るたびに、「南山くん!」を思い出す。
原作を真面目に映像化した感じで、逆に言うと普通。でも期待は裏切らないし、映像で増幅される感情はある。
なので個人的には本編よりも予
>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.0

2017.1.29
暑苦しい!泥臭い!汗くさい!むさ苦しい!
けどすごくかっこよくて、美しくもある。こんな風に働くのも良いんだろうな。
前後編でしっかり見てみたかった感は残る。

宣伝が「永遠の0」を
>>続きを読む