とにかく情報量が多い。書き込みの量も半端ないが、アニメ表現のバリエーションは前作よりもパワーアップしていて、毎分毎秒、斬新なアイディアが繰り広げられる。この労力を想像するだけで気が遠くなるが、これがま>>続きを読む
アニメ版をかなり忠実に再現していると思うが、アニメをそのまま実写でやるとエグかったりシャレにならなかったりするんだな…と感じた。キャラや背景をリアルにこだわるのなら、実写に沿った脚色が必要だったかもし>>続きを読む
子ども向けおもちゃ会社で働いてるのに子どもが苦手なジェマが、いきなり子育てすることになって戸惑うところがリアル。ミーガンがケイディの心を掴みながらジワジワと歪んでいく過程も良かった。人間と見紛うほど精>>続きを読む
アントワーヌ役のMB14の声が良いので、出会い頭に才能を感じてしまう展開に説得力がある。音楽や計算など才能に恵まれているが故にあれもこれもと期待されてパンクする…。やることが多すぎて体が一つじゃ足りな>>続きを読む
楽器のことはよく分からないのに、「この演奏はすごい!」って感じるようにできてるのが上手い。師匠と師範代が嫌な感じで、前半はかなりストレスがたまる。カースト制度が古典音楽にも影響しているとは…。自分の考>>続きを読む
「エンドロールにNG集がある映画はだいたい名作」の法則。主人公がめっちゃ強くて爽快!やたら文句言う掃除屋さんとか武器屋さんなど、「殺し屋映画あるある」で安心しちゃう。アクションもキレがあって満足なんだ>>続きを読む
あまりにもリアルな自然の表現に息を呑む。人間の造形もアニメ的でありながら肌感はリアルで、その配分が絶妙。獅子舞の動きもアニメに合っていて良かった。ただ、意地悪な敵チームは、ドラマを盛り上げるためとは言>>続きを読む
能力者同士のバトルは面白いけれど、スピードが速すぎてちょっと分かりにくい。夜のシーンで服が黒っぽいのもそれに拍車をかけている。花火の演出は良かったけれど…。クセのありそうな土偶たちの戦闘スタイルとかも>>続きを読む
タイトルマッチってそんな軽いものではないだろう…という気持ちが強くて、フィクションとは分かっていてもちょっとモヤモヤしてしまう。大団円で終わった話の続きとしては蛇足感も否めない。決着後のやり取りもなん>>続きを読む
長い休みの半ばを過ぎて、終わりの気配を感じながら遊ぶ時の、日曜日の午後のような憂鬱。死んだ方が楽という気持ちを抱えながら生き続けている人にとって、生きている意味とは何なのか。明滅する光の中、フィルムに>>続きを読む
環境音による演出が上手く、ルーヴル美術館の壮大なスケールを活かしたロケなど、映画館で観る価値があった。キャストの演技も古風な雰囲気に合っている。下手な役者だとこの独特の世界観に乗れなかっただろう。衣装>>続きを読む
1975年の映画なので、倫理観とか女性の描き方とか現代に合わないところもあるけど、当時の近未来ディストピアが今見ても面白くて良かった。犬の喋り方が意外に渋くて毒舌なのも良い。めちゃくちゃ喋るからビック>>続きを読む
後出し設定はワイスピの十八番!そして過去の敵が再登場したり、追ってるはずの敵が急に現れたりするのもお約束!なので整合性についてはあまり気にならないけれど、今回は次作に丸投げする終わり方が気になった…次>>続きを読む
バカ映画かと思ってたら、意外にしっかりしてた。サーカスのファンタジックな世界観と、イタリアの遺跡、そしてドロドロの戦争が絶妙に混じり合っている。不思議な力を持つサーカス団員のデコボコ4人組が、ドタバタ>>続きを読む
これはもうほぼ漫画やアニメの世界。異能が身につくアイテムを奪いに来る敵!それを愛の力で迎え撃つというのが、インドらしい。歌って踊るインド映画のラブコメと戦隊ものが合体した感じ。アクションが迫力満点で見>>続きを読む
エンタメ界で高い地位にいる男性がやってきたことをそのままなぞるようなター。ただ、彼女は分かりやすい悪人ではない。くさいものにフタをしたり、気に入らない奴をギャフンといわせたり、可愛い子をひいきしたり、>>続きを読む
「中央の一番高い山と、その周囲の8つの山」という概念。ブルーノとピエトロ、それぞれの人生はどの山を登っているのだろうか。彼らの運命は彼らの親、特に父親からの影響が大きい。都会に住む人が田舎を訪れて無邪>>続きを読む
動物が酷い目に遭うので要注意です。人間は動物たちに対して自分に都合の良い立場を押し付ける。愛、憎しみ、仕事の道具etc.。EOは人間の勝手な振る舞いに流されるように各地を旅する。主にEOの周囲の話だけ>>続きを読む
自分の選択、あるいは理不尽な偶然によって分岐するジュリアの4つの人生。人間、何が幸いで何が不幸なのか、終わる時まで分からないのかもしれない。夢破れたり叶えたり…その時は絶望でも、結果として幸せになるこ>>続きを読む
頑なに語られてこなかったロケットの過去。壮絶すぎる内容にネビュラも絶句。ガーディアンズらしいドタバタ感の中に、キャラ達の成長がしっかりと描かれ、三部作を締めくくるにふさわしい深みを出している。縦横無尽>>続きを読む
原作はリアタイでチラッと読んだだけでほぼ忘れてたけど、「聖闘士星矢ってこんな話だったか…?」ってなった。アテナってあんな核爆弾みたいな存在だったか…?アクションシーンは良かった。人間が吹っ飛ぶところと>>続きを読む
マリオが活躍するあらゆるゲームが詰め込まれていて、「これ知ってる!」とワクワクしてしまう。何度もトライしてやっとクリアした時の喜び。ただ、現実パートは無くても良かったかな…正気に戻ってしまうので…。ピ>>続きを読む
1とはまったく別の話なので予習する必要はありません。「PCやスマホなどデバイスの画面だけで構成された映画」というスタイルが同じ。最初は情報量多すぎて混乱したけど、だんだん慣れてくる。必要に迫られている>>続きを読む
とにかく血の量がすごい。ブシャー!っていっぱい噴き出す。比喩でなく血の海。序盤からガンガン人が死んでいく。警察と極悪人と極悪人の中の敵対勢力で三つ巴…と思ったら、中盤から様子が変わってさらに殺戮のペー>>続きを読む
誰もが自分の幸せが何なのか知らずにもがいている。心の隙間を埋めるように過食に走ったチャーリーは、自分で起き上がるのも困難なほどの巨体になった。落ちた物を拾うことさえできない。セルフネグレクトと言ってい>>続きを読む
観客はジョーダンがどこと契約したか知っているんだから、契約が決まるかどうかというところで変な引き延ばしをする必要は無いのに、すごく虚無な時間だった…。ソニーという個人にフォーカスすらあまり、肝心の靴に>>続きを読む
トロッコ問題ってそもそも前提がクソだよね…というのを再認識した。被害者側を高学歴男性の同性カップルにしたことで、体力があり、思考能力も高い人がどうやって追い詰められていくかがスリルを高めていた。極限状>>続きを読む
偏屈な男がお喋り好きな老婦人と出会ってドタバタの末に心を開いていく…というお決まりのコースかと思いきや、老婦人の半生が壮絶すぎて息を呑んでしまう。女性に人権が無い時代はそれが当たり前だったのだ。人に優>>続きを読む
知らん単語や概念がいっぱい出てくるので「じ、情報量…!」とアップアップしそうになったけど、知らなくても雰囲気でだいたい分かるのが親切。RPGにありがちな「〇〇するために必要な△△を得るために必要な□□>>続きを読む
前日譚なので前作の予習は必要ありませんが、前作のネタバレから始まるので、物語を新鮮に楽しみたい方は前作から先に見るのをオススメします。前作と同じノリでエスターが色々嫌がらせしてくるのかな〜とワクワクし>>続きを読む
前作はちさととまひろの関係性の変化が見どころだったけれど、今作はそれが揺るがないものとして描かれているので、安心して見ていられる。相変わらずユルい会話とキレた暴れっぷりのギャップが心地よい。新キャラの>>続きを読む
ニコラス・ケイジの出演作を相当見てる人でないとわからないネタがチラホラ…。ニコラス・ケイジの内なる自分ことニッキーがかなりブッ飛んでるけど、彼を演じた人の名前にもドキッとする。冗談が冗談でなくなるよう>>続きを読む
もうすぐ18歳、そろそろ大人扱いされる年頃で自分もそのつもりだけど、まだ全然子どもだな〜というのがよく分かる。見ていて恥ずかしくなるところもあるけど、昔は皆こうだったのだ。ただ、子ども時代の感覚に忠実>>続きを読む
願い事がひとつだけ叶う願い星。魔法の地図を持っていれば行ける…ということだが、普通に地図を持つだけではたどり着けないのが皮肉なシステムで面白い。新キャラが全部魅力的で良い。特に超楽観主義なわんこ。名前>>続きを読む
実際の映画製作でのリハーサルはどんなものかは分からない。こんなやり方だったらかなりストレスだな…。ローラの演出は一見不可解だが、役を掘り下げるというよりは役者のエゴをあぶり出した上で役に近付ける手法で>>続きを読む
愛する息子を誰に託すか。恐らく里親候補たちのどこに預けても、マイケルは幸せになる可能性がある。エリートの家、可愛いウサギがいる家、大家族の家…。未来がどうなるか分からないのに選り好みすることは親のエゴ>>続きを読む