LaserCatsさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

僕の世界の中心は(2016年製作の映画)

3.4

ラブストーリーがメインかと思いきや、わりと重たい家族の話だった。
主人公の母親を筆頭に、人の気持ちは考えないのか?とイライラすることが多かった。
序盤はドランもどきのような場面もあったけど、そこまでお
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.5

話が面白いわけではない(むしろ戦争で子を亡くした親たちの苦しみを感じた)けど、イギリスの田舎の風景とか暮らしの様子とかが美しくて、目や耳には優しい映画だったかな。
ジョシュ・オコナー目当てだったけど、
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ダイエット・ラブ(2001年製作の映画)

3.6

日本を舞台に繰り広げられる、ダイエットがテーマのロマコメ。
太った人が痩せてハッピーエンドを迎える話はあんまり好きじゃない(ダイエットできた試しのない私の個人的なひがみかもしれんけど、太ってる人を下に
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ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020年製作の映画)

3.5

チャン・イーモウ監督作品、映画館で初鑑賞。
太ももからお尻にかけてすごく筋肉痛になりそうな映画で、私もあそこで走り回って疲れ果ててみたいという謎の衝動に駆られました。
ただ、“映画ファンに贈る“みたい
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ヘマヘマ:待っている時に歌を(2016年製作の映画)

3.5

正体を隠して何者でもない時間を過ごすのは貴重とのことだけど、この映画で目にしたのは、本来の目的を意識して過ごしている人の姿ではなく、匿名性を悪用している光景だったので、ためになる儀式だと捉えることは厳>>続きを読む

マーシャル・シティー 〜 超人大戦(2010年製作の映画)

3.6

Filmarksの平均点がすごく低かったので、ベニー・チャン監督でウー・ジンも出てるけどあまり期待せずに観たんですが、結構面白かったです。私が変なのかな。

日本軍が失敗した人体改造実験の残骸によって
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ミスター・ココナッツ(1988年製作の映画)

3.6

ちょっといい話になってる。
サイモン・ヤムとレオン・カーファイが出てたのも嬉しかった。カーファイの出番は一瞬だったけど。

スラック・ベイ(2016年製作の映画)

3.6

ファブリス・ルキーニが出てて面白そうだったので。
観てて面白いところはいっぱいあるんだけど、映画の意味はよく分からなかった(特に浮遊系)。
漁師一家の秘密より、上流階級の人たちの振る舞い方が印象に残っ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

これは面白かったな。
ドラマ観てないしどうしようかなと思ってたけど、サム・ライミが監督と聞いて気になって観に行ってよかった。
もちろん話が分からないところもあったけど、気持ち悪い目玉等の程よい怖さ、気
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ゴッド・ギャンブラー III(1991年製作の映画)

3.7

邦題と英題は「ゴッド・ギャンブラーⅢ」だけど原題は「賭侠Ⅱ」で、そのくせゴッド・ギャンブラーⅠ、Ⅱでアンディ・ラウが演じていた賭侠は出てこないというややこしさ。
肝心のギャンブルの試合は完全に超能力バ
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同級生マイナス(2020年製作の映画)

3.7

「大仏+」を撮った後の話から始まる、監督の相変わらず絶妙なトーンのナレーションが好き。
選挙活動する人たちの厚顔無恥さにずっといらいらしてたら、オチが最高だった。
香港映画「大性豪」にも出ていた日本人
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独身の行方(2011年製作の映画)

3.6

チャラいCEO(ルイス・クー)と誠実な建築家(ダニエル・ウー)が同じ女性を好きになるんですが、ルイス・クー推しとはいえ、誠実な建築家の方が断然いいように見えましたがね。
都会の高層オフィスビルの窓越し
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ベケット(2021年製作の映画)

3.7

ギリシャ旅行中に突然訳も分からず命を狙われる一般人のベケット。
ジョン・デヴィッド・ワシントンの緊張感のある熱演がよかったです。
映像の質感も好みでした。

蒼ざめた官能(2006年製作の映画)

3.7

わりと良作だと思うので、邦題とかがあまりいい宣伝の仕方になってないのが残念。
マッサージ師の部屋を覗いててうっかりある人を目撃してしまって混乱してる友だちが面白かった。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

思ったよりよかったなぁ。
オリジナルへの愛とみても家族の愛とみても泣ける仕上がりだった。

M(1931年製作の映画)

3.7

女児ばかりを狙った連続殺人事件が起こる街で、警察の地道な捜査の他、警察の取り締まりの強化のせいで商売ができない裏社会の男たちも結託して犯人を探し始める。
冒頭、子どもたちが無邪気に遊んでいるシーンから
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新Mr.Boo!鉄板焼(1985年製作の映画)

3.6

マイケル・ホイ演じる鉄板焼屋の店員が、義父と妻の目を盗んでサリー・イップと浮気しようとする話。
道徳的にどうなのかという話はあるけど、飛行機でのドタバタとか、インディ・ジョーンズとか、レントゲンのシー
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

ポート・アーサー事件についてはこの映画で知ったから、あくまでもこの映画で描かれている視点での判断になるが、単にマーティンが異常な奴だったと片付けられる問題じゃないと思った。
他人の気持ちが分からなくて
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不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

3.7

夢を追っているはずがいつの間にか見栄を張っているだけの夫に振り回される妻子。
キャリー・クーン演じる妻がはっきり物を言う性格でかっこよいのだが、よくも悪くも夫に頼らずある程度自分で頑張ってどうにかしよ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

優しくて希望を与えてくれる映画だった。
子どもを世話した経験がないからあまり共感できてるかどうか分からないけど、子どもと心を通わせるには大人が自分をガードしたままでは駄目なんだなと感じた。
また、子ど
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バーフライ(1987年製作の映画)

3.6

ブコウスキーの脚本ということで鑑賞。
毎日酒浸りでまともに働くなんて真っ平な作家チナスキーが主人公で、「酔いどれ詩人になるまえに」と似たような内容だった。私は「酔いどれ~」の方が好きだな。

インディアン・ランナー(1991年製作の映画)

3.8

真面目で善良な警官の兄と、真っ当に生きられない弟の話。
デヴィッド・モース演じる兄は、不条理なことや不安もあるが人生はいいものだと考えて弟を支えようとしている優しいお兄さんなんですが、個人的にはピンク
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男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

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まさか映画館で「男たちの挽歌」を観られるとは。

私が香港映画にハマって丸2年。
挽歌やウォン・カーウァイ映画を観たのはそれより前だけど、私が今までで1番多く観ている香港映画は間違いなく「男たちの挽歌
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モービウス(2022年製作の映画)

3.6

挽歌までの暇潰しに観たが、嫌いじゃなかった。
目まぐるしすぎてよく分からんところも多かったけど。
この作品を観た限りだとモービウスさんは正義感のあるいい人に思えたが、今後どうなるんだろうか。
劇中で観
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あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

3.7

ジコが泣いたなんて聴いて、どんな映画か気になって鑑賞。
泣かせ要素盛り盛りやん…と冷静に観ていたけど、いつの間にか素直に泣いてました。
失意の時にお互いの存在が希望を与えてくれる。そんな美しい兄弟愛を
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恋する天使(1996年製作の映画)

3.6

少々意味不明なボケもあったけど、全体的には楽しい作品だった。
レスリー・チャン演じるイケメン神父ツォンが、借金まみれの娼婦たちを救おうとするコメディで、レスリーの美しさを堪能できるのはもちろんなんだけ
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バーニング・ダウン 爆発都市(2020年製作の映画)

3.7

あんまり大丈夫じゃなくないかと言いたくなるくらいあちこちで被害出てる気がしましたが…?
原題に2とついてはいるものの、例によってお話は別物なので原題無視な邦題でも問題はないのかも。でもなんで無視するん
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親愛なる同志たちへ(2020年製作の映画)

3.7

ノボチェルカッスク事件について、この映画で初めて知りました。
熱心な共産党員のヒロインが、1人の愛国者として、また娘の身を案じる1人の母親として事件に放り込まれてどのような感情を抱くのかが見処でした。
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少林寺 4Kリマスター版(1982年製作の映画)

3.7

何となく観てこなかった映画なんだけど、なんと映画館で観られるということで本日もそそくさと定時退社して観てきました。
ストーリーは目新しくもないし、動物のシーンは観るのが辛かったけど、本物の武術家たちの
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.6

ジュード・ロウとマッツ・ミケルセン目当てだったのである程度満足なんだけど、シリーズの予習復習をしたことがないので、話は理解できたのかできてないのか分からない。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.7

雰囲気がかなり好み。
ただし、別の理由だったらもっと共感できた気がするなぁ。
そもそも病気の原因や自立プログラムで何故あんなことをさせるのか、そちらの方が気になって仕方がない。

ベルベット・レイン(2004年製作の映画)

3.5

ちょっと面白かった…!
黒社会の悲しい生き様を描きたいのか、コメディ路線でいきたいのか、ウォン・カーウァイ風でいきたいのか、ややまとまりのない感じはあったかな。スタイリッシュな映像にしようと凝ってるの
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.7

起こったことの意味は分からないけど、一応ラブストーリーだった?
生命の起源とか宇宙の真理とかに全く興味がなく知的探求心も欠けている自分にとっては共感が難しい話だったけど、凄い映画体験はできたので満足感
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.7

元気をもらえる映画だったなぁ。
実在の親子のお話だそうで、無条件の愛情を注いでくれる母親がすごく素敵だった。
キャストはリチャード・E・グラントしか知らなかったけど、ちょっとテーマは違うが大スターが目
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北京原人の逆襲(1977年製作の映画)

3.5

香港版キングコング×女性ターザン。
女子向きではない気もしたし、北京原人がただただ可哀想な映画だったけど、女優さんや特撮のスタッフさんたちはすごく頑張ったんだろうなぁと思った。

アネット(2021年製作の映画)

3.4

レオス・カラックスは「ボーイ・ミーツ・ガール」しか観てないくせに、サイモン・ヘルバーグ目当てで観に行ってみたが、私には特に何も響かない映画だった。
アネットが夢に出てきそうで怖い。