LaserCatsさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

クンフー・マスター 洪煕官(ハン・カーロ)(1994年製作の映画)

3.4

「怒火」が楽しみすぎて、ベニーさんとドニーさんの名前に釣られて観てみた。
洪熙官について知っていることが前提条件なのか、外国人にはやや情報の乏しいスタートで、途中の重要そうな場面も割愛され、まだまだこ
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傷だらけの男たち(2006年製作の映画)

3.5

これまた悲しい話。
復讐しても心が満たされるとは限らない。でも過去を忘れて明るく生きることもできない。
唯一明るいスー・チーとかわいいチャップマン・トーに癒されます。

キング 罪の王(2005年製作の映画)

3.6

ガエル・ガルシア・ベルナル、ウィリアム・ハート、ポール・ダノ共演で観てみたが、ちょっと胸糞悪い映画だった。
だってこれは主人公が短気すぎるんじゃないの?
そもそも息子として受け入れられたいのか、彼女と
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美人図(2008年製作の映画)

3.6

女性が絵を描いたらいけなかった時代、落ちぶれた絵師が死んだ息子の代わりに娘を男として生きさせ、ライバルの下に送り込んで返り咲いてやろうとする。
でも、権力争いのどろどろ感はあまりなく、彼女が純粋に美し
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ヒーリング・ハート(2000年製作の映画)

3.5

こてこてのラブストーリーかなと思ってたけど、結構ヒューマンドラマ寄りで優しい雰囲気の映画でした。
トニー・レオンがお医者さんを演じていてすこぶるかっこいいんですが、とにかく優しいケニー・ビーと出番は少
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.6

合法だけど、やってることは思いやりの欠片もなくて本当に酷い。実際に後見人が必要な方もいるだろうけど、このヒロインの動機はお金以外にないように見えた。
とにかくヒロインが不屈で怖くて女性たちがパワフルな
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.4

トムハとヴェノムが相変わらずかわいかった。ヴェノムったら鶏に名前つけちゃって…。
ミシェル・ウィリアムズももちろんかわいかったし、スティーヴン・グレアムを観られたのも嬉しかった。
「Veep」のダン
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山中傳奇(1979年製作の映画)

3.7

観てるだけで咳き込みそうだったけど、映像は景色も特殊効果的なやつも見応えありました。
打楽器対決もかっこよくはなかったけど、頑張ってました。
シルヴィア・チャンがかわいかったです。
画質がすごく悪かっ
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パリ、ただよう花(2011年製作の映画)

3.3

タイトル的にお洒落そうと思ったら、男を渡り歩く花(ホア)さんのお話だった。
男性たちの言動にも不快感があり、共感ポイントはなかった。
タハール・ラヒムがとても若くて、「モーリタニアン」の時の方がかっこ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.7

私より若い子たちの時代の話なのかなと思ってたけど、トニー賞のベン・プラットのパフォーマンスに感動して以来、すごく観てみたかったミュージカル。
舞台版の方が歌に集中できそうな気もしたが、久々にスッキリし
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酔いどれ詩人になるまえに(2005年製作の映画)

3.8

先日、本屋さんで帯に惹かれて買った「パルプ」でブコウスキーを初めて読んだ。品は良くないけど面白かったし、こんなに何でもありな小説があるのかと衝撃を受け、ブコウスキー原作のこの作品を観てみた。
その日暮
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

カンバーバッチが冷酷な悪役らしいと聞いて気になっていた西部劇。
でも、確かに態度はよくないんだけど、あんなに頭のいい人が理由もなくそんな態度をとることはないんじゃないかと思えて、観ているうちにどんどん
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Jの悲劇(2004年製作の映画)

3.7

冒頭の気球事故のシーンから結構怖かった。
イアン・マキューアン原作の映画を観るのは3本目だけど、これもまた、あの時自分がああしてなければ…という後悔を背負って生きる人が主人公の話。
これは特にトラウマ
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ラッキー・ガイ(1998年製作の映画)

3.6

意外に素敵なラブコメだった。
シンチーの初恋の回想シーンが結構切なくて泣くっていう…。
家出した不動産王の娘役スー・チーは、ちょっと「ローマの休日」のヘプバーンっぽい役どころでかわいさを存分に発揮。ち
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ナショナル・シアター・ライヴ 2015「スカイライト」(2014年製作の映画)

3.9

かつて不倫関係にあった男女の室内劇って楽しくなさそうだ…と思いきや、笑えるシーンもすごく多くて面白かった。
イギリスに住んでる人にしか分からないジョークも多くて、それが分かってたら2倍くらい面白かった
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花椒の味(2019年製作の映画)

3.7

サミー・チェン、映画館で観るのは初めてです。綺麗でした。
父親役のケニー・ビーはこの映画館で今年2回目の鑑賞です。香港の俳優を映画館で観られる機会があまりないので、かなり高確率に感じます。
死んだ人間
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硝子のジェネレーション/香港少年激闘団(1998年製作の映画)

3.5

「古惑仔」シリーズの前日譚。
親不孝者だなぁ…とネガティブな見方をしてしまったのであまりかっこいい話だとは思わなかったかな。
ニコツェーとダニウーがとてもイケメンでしたねぇ。
あのおばあちゃん役の方、
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唐人街探偵 NEW YORK MISSION(2018年製作の映画)

3.5

未だに1作目は観れてないのでよくわからないところもあったし、笑いのツボが合わないところも多いけど、中国映画の勢いは凄いなぁ…と圧倒されるほど豪華で楽しめる映画だったので、観に行ってよかった。
マイケル
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チャウ・シンチー 新精武門(1991年製作の映画)

3.6

ブルース・リーのオリジナル版は未見なので、そのあたりの面白さは分からなかったけど、知らなくても結構面白かったし感動した。
ゴッドギャンブラー(字幕は賭神と書いてあったけど、ン・マンタが付いてるなら賭聖
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.6

「レント」の作者の自伝ミュージカルの映画化だそうです。
私は特に「レント」のファンではなく、「チック・チック・ブーン!」という舞台があったことすら知らなかったけど、ミュージカル映画を作ってくれること自
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.6

実在の作品に着想を得ており、主人公をシリア難民に設定することでより多くの意味を持たせた映画になっているそうです。
人間としてだと駄目だけど芸術作品としてなら国境を越えられるとか、その作品を買うというこ
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私のオオカミ少年(2012年製作の映画)

3.5

ファンタジーラブストーリーが好きな人、若しくは今現在、温かい心を持ってる人に向いてるんですかね。
オオカミ少年役のソン・ジュンギはとてもかわいかったです。

ドリフト(2000年製作の映画)

3.5

話は少しややこしかったけど、アクションは見応え抜群。甘すぎないラブストーリーなのもよかった。
壮絶なお産シーンにはハラハラしたけど。
ニコツェーがかわいかった。

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

スケールが大きくて感情移入するような話でもないし、特に話に新鮮味もないし、カリスマ的なヒーローもヴィランらしいヴィランもいないし、アクションも特にかっこよくなくて、盛り上がりには欠けたかな。
でも、キ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.5

自分にはまだ早かっただけなのかもしれないけど…。

年に1~2本、これはいけるんじゃないかと思う邦画の予告編に出会って、そしてわりと期待して観に行くんだけど、何でこんなに刺さらないんだろうとがっかりし
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High Flash~引火点(2018年製作の映画)

3.5

題名的に「導火線 FLASH POINT」系の映画かと思いきや、社会派サスペンス映画であってアクション映画ではなかった。
大企業による環境汚染に対する地元住民たちの抗議活動中に、住民の1人が焼身自殺す
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.8

この秋1番好きな映画かも。
家庭環境の劣悪さと、温かい家族愛と子どもの無邪気な笑顔の美しさとのギャップが激しい。
ここに出てくる親たちは自分の考えを押し付けるだけなのに、この姉弟は親の気持ちを理解して
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新喜劇王(2019年製作の映画)

3.7

オリジナルよりいい映画になってないか。めちゃくちゃ感動しました。
皆からバカにされても夢を追い続けるヒロインの姿に力をもらい、厳しいけど娘思いなお父さんの深い愛情に胸が熱くなり、最後はお父さんと一緒に
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.7

9.11の首謀者であるとして何年間も不当に拘留されていたモハメドゥさんのことは知らなかったが、この映画を観て実際の手記を読んでみたくなった。
重たい内容だけど、彼自身は明るい性格でユーモアもあるようで
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軍中楽園(2014年製作の映画)

3.7

主人公がエリート部隊から落ちこぼれて異動になった先が「軍中楽園」と呼ばれる娼館を管理する部隊。
軍の公式な施設として1990年まであったということが驚きだったが、制度自体がどうこうと言う映画ではなかっ
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赤い部屋の恋人(2001年製作の映画)

3.0

昔サースガード目当てで観たけど、ストーリー自体に面白さはあまり感じられなかった気がする。納得できないというかチープというか。
サースガードは昔から脱ぎっぷりがよろしいが、私はあの独特のしゃべり方がとて
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.6

確かに色んな情報を捕まれてるから、あんな嫉妬深いAIを敵に回したら恐ろしい。
人付き合いが億劫で1人でお家に居る方がいいと私も思ってしまうけど、顔を上げて人と交流して自分の人生を楽しめと言われてるよう
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.5

冴えない高校生なの…って言ってる序盤までしか共感できなかったし、別にロックファンでもないので音楽にも刺さるところはなかったけど、キャストが意外に豪華なところは楽しめた。
お父さん役パディ・コンシダイン
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恐怖のまわり道(1945年製作の映画)

3.4

ヒッチハイクして身の破滅を招く、運の悪い男の話。
もちろん本人の選択も悪かったんだけど、なんかちょっと気の毒。
ベラさん怖い~。

プロジェクトV(2020年製作の映画)

3.6

生身のかっこいいアクションを観たくなって。
なかなか面白かった。
ジャッキー・チェンばっかりではなく、その部下たちも楽しくかっこよく活躍してて、いいチームだなぁと思いました。
エンドロールの、ジャッキ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

期待してがっかりしたことのないドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF映画。
原作も過去の映像化作品も未見ですが、ストーリーやセリフは古風に感じました。スケールが大きすぎるのか、特殊能力頼りなせいなのか、あまり
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