LaserCatsさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

3.8

メル・ブルックスのリメイクは鑑賞済みで話は知ってたけど、1942年の時点でこれだけナチスをネタにしたコメディを作っていることがすごいと思う。
席を立つつもりならせめて端っこに座ってほしいね(問題はそこ
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スリリングな日常(2016年製作の映画)

3.0

Block Bのユグォン目当てで。
本当は推しが出てる作品にあまり低い点数はつけたくないんだけど、褒めるところが見当たらず、これ以上上げるのは無理かなぁ…。
4本の短編のうちユグォンの主演している「Q
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ソウル攻略(2004年製作の映画)

3.5

「東京攻略」の続編。
緩く楽しむアクションコメディシリーズだけど、今回は韓国の地下鉄、銭湯、スタジアム、さらに結構大きい道路まで封鎖して展開するアクションシーンが楽しかった。
スー・チーがかわいかった
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フロント・ページ(1990年製作の映画)

3.5

ホイ三兄弟の最後の共演作だそうです。
リアルタイムで観た方が流行りが分かって面白かったのかなぁと思いました。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

アニータが出てるシーン以外はつまらなく感じるほど、アリアナ・デボーズが飛び抜けて輝いている映画だった。
特にファンではないけど、オリジナル版の方が顔が好きですかね。今回だと、いい役ではないけどコリー・
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

ブラッドリー・クーパー目当てで。
人間の欲や憎しみでまみれた醜い姿を、苦手なグロテスクなテイストで見せつけられる映画だったので、私には合わなかったかな…。
自業自得な話だけど、周りの人を散々傷つけてき
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

すごく良かった…!!
ケネス・ブラナーの故郷や家族や映画への愛が詰まった素敵な作品だった。
パーソナルな話でもありつつ、期せずしてより世界的にタイムリーなテーマにもなっていて、バディ少年のおじいちゃん
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

やっと観れた…!
マット・リーヴス監督の「猿の惑星」が好きで、今1番気になる俳優の1人ロバート・パティンソンが主演で、しかもフィルム・ノワールっぽい作風と聞いて、すごく楽しみにしていた作品。
面白かっ
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シラノ(2021年製作の映画)

3.7

楽しみにしていたジョー・ライト監督によるミュージカル版「シラノ・ド・ベルジュラック」。
ライト監督の作品は「プライドと偏見」「つぐない」「アンナ・カレーニナ」の時代物が好きなんですが、今作もとても美し
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.6

デレク・ツァンの作品ということで。
自分にはそういう友だちがいないせいか、女性の友情物語はあまり心に響かないきらいがあり、本作もその例外にはなれなかった(男たちの熱い友情ものは完全に娯楽として楽しめて
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

凝りに凝ってて観てるのは楽しいんですけど、情報量が多すぎてなかなかついていけなかったし、大きな盛り上がりは感じられなくて、期待したほどではなかったかなぁ。
寝不足で頭痛とか目がピクついたりしてるときに
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

オリジナルはシアターキノで観てすごく泣いて、PIVOTのタワレコでサントラを買って帰った記憶がある。
これも良かったけど、ストーリーが初見だったオリジナルの方が感動できたのかなと思った。
でも、結構笑
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.6

よく集めたねとは思ったけど、スパイダーマンシリーズにさほど思い入れがないので感動するほどではなく。
一応映画は全部観たけど、私は「スパイダーバース」が1番好きですかね。好みが年々変化するので今は分かり
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.6

香港映画の韓国リメイク。
自分はまだまだ香港映画ブーム中なので、他国リメイクをわざわざ観るか迷ってたけどジュノ目当てで鑑賞。

映画全体的に、オリジナルにわりと忠実だった印象。
なので新鮮味はあまり感
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ミステリアス・スキン 謎めいた肌(2005年製作の映画)

3.7

Blu-rayを買ってまでしてやっと観れた。
2人の少年のうち、ニールの言動についてはなかなか理解しづらいところもあったが、最後には本音が聴けてほっとした。
ブラディ・コーベットってこんなにかわいかっ
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大仏⁺(2017年製作の映画)

3.9

好き!
そうは見えないけど、観てみたらすごく面白かった。
何でも「南無阿弥陀仏」を付ければ許されると思ってるらしい口喧嘩シーンとか、何かと衝撃的な証拠映像とか、監督の温和なようで結構キツいナレーション
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.7

何て言っていいのか分からなくなるくらい、打ちのめされる内容。
実際の事件に基づいているから、なおさら衝撃だった。
なんで被害者がこんなに辛抱しなきゃいけないのか、理不尽で腹が立ってくるけど、被害者は、
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

70~80年代のポップスを聴いて育ったので、予告編で『Heart of Glass』を聴いたときから、かなり楽しみだった作品。
もっと痛快な感じなのかと思ったけど、何だか哀れな印象を受けた。
大変身が
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MONSOON/モンスーン(2020年製作の映画)

3.6

ベトナム再統一のとき幼くして難民となった主人公が、両親の遺灰を撒きに30年ぶりに帰郷。
変わってしまった生まれ故郷で、ベトナム戦争のしこりや自身の過去・現在と向き合う時間を静かに描いた作品で、音楽もほ
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よい子の殺人犯(2018年製作の映画)

3.6

アニメオタクの青年の話。
純粋な青年を利用するイチゴちゃんとか、横暴な叔父とか、周りの人によって追い込まれていく姿が観ててすごく辛かった。
しかも過去にそんな事件があったならもっとケアしてあげる必要が
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ゴッドスピード(2016年製作の映画)

3.7

不思議な魅力のある映画!!
谷村新司の「昴」が似合ってしまうような哀愁も帯びつつ、負け犬に優しく、シュールなコメディだけど、涙が出そうなくらい心温まるっていう。
小籠包が食べたくなった。
拷問シーンは
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.8

マギー・ギレンホール監督作品。
子育て経験のある人が一番よく共感できる内容なんだろうとは思うけど、無くてもヒロインの感情に入り込ませる力のある作品だった。
自分なんか自分1人の人生に手一杯なのに、子ど
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パームビーチ・ストーリー(1942年製作の映画)

3.8

気になっていた名作がAmazonプライムにあったので鑑賞。
色んな人を巻き込んで夫婦喧嘩する話自体は、昔のコメディに多い印象かな。
冒頭の気絶しまくるメイドさんの時点から既に面白かったし、大富豪のお姉
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愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

3.5

小学生の頃、再放送していた「アイ・ラブ・ルーシー」を観てた。そういえばウィリアム・ホールデンはルーシーを通して知ったんだった。
この映画を観るまで、番組にこんな危機があったとは知らなかった。知らなかっ
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アイスマン 宇宙最速の戦士(2018年製作の映画)

3.5

シリーズ2作目なんて知らずに観始めてしまったけど、まあ1作目はまた今度でいいか~と思ってしまえる感じは何だろう。
でもやっぱり1作目は観てみたくなった。サイモン・ヤム、ドニー・イェン、ユー・カン、ワン
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幽幻道士(キョンシーズ)3(1988年製作の映画)

3.5

2021年の締めの映画が「霊幻道士3」と間違えて観てしまったこれ。
しかもたまたま吹替で観てしまったから、エンドロールでキャスト名観るまで香港映画じゃないことにも気づかず。
道理でラム・チェンインも出
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風雲 ストームライダーズ(1998年製作の映画)

3.5

コミック原作だそうで、当時はかっこよかったのかもしれないけど、キャラクターのビジュアルも特殊効果頼みのアクションも今観るとちょっと微妙な感じではあったが、野次を飛ばしながら楽しく観られる映画ではあった>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.8

ブラックパンサー党のフレッド・ハンプトン議長のもとに潜入することになるビルは、もともと公民権運動にあまり興味のないただの車泥棒だった。
でも潜入先は彼にとって敵ではなく仲間といえるものだから、活動に深
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クライム・ゲーム(2021年製作の映画)

3.7

ソダーバーグの新作が劇場で観られず残念。
1950年代デトロイトを舞台にしたケイパームービーで、映画館で堪能したいお洒落な感じの映画だったのだが、社会背景も興味深くて、予備知識があればもっと楽しめたの
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.7

企業を守る側の弁護士事務所で活躍してきた人が、在籍したまま巨大企業を相手に立ち向かったというのが意外だった。ティム・ロビンス演じる主人公のボスが、訴訟に反対する弁護士にガツンというところがかっこよかっ>>続きを読む

BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

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SNLが好きと言っても番組丸々は観たことがなくて、主にビル・ヘイダー(本作にも声のみ出演)やアンディ・サムバーグの時代のネタをちょこちょこと観ていた程度でファンを名乗れるほどではないんですが、せっかく>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ楽しみにしていたベニー・チャン作品、念願の劇場鑑賞!!!
ベニー・チャン…最高やったよ~!
こんな凄い高密度のアクション観ちゃったら、しばらく他のアクション映画観れないね。
正直ストーリー
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

アダム・マッケイの最新作は見逃せなかったので、映画館で鑑賞。
最近はキャストがますます豪華になっていってるけど、笑えるのは「マネーショート」までだったかな。
言いたいことがいっぱいあるのは分かったけど
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夢の向こうに(2020年製作の映画)

3.6

香港映画祭にて。
統合失調症の主人公の恋愛。
現実と幻覚の区別がつかないのは不安でたまらないだろうなと思う。
私は現実的な悪い夢を時々見て、それがだんだん本当に起こったことのように思えてくることがある
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こうしょう碧 真珠の涙(2019年製作の映画)

3.3

時代劇ファンタジーBL?
よく分からんけど、特に好みではなかった。
オチもちょっと謎。
人間役の方はイケメンだったけど、映画の描写は色んな意味で観てて恥ずかしくなっちゃうし、やっぱりもっとちゃんと感情
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フレンチ・イグジット さよならは言わずに(2020年製作の映画)

3.7

ニューヨークのマダムとその息子が破産してフランスへ移住。
息子が働けばいいんでないか?と少し疑問に思ったことはさておき、ヒロインを演じるミシェル・ファイファーがいいですね。気高くて他人に媚びなくて、ヒ
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