現代ポップカルチャーの集合体というべき固有名詞の奔流。その辺のノリが合わなくてこっちが年取ったことを実感する。アニメーションはスパイダーバースに匹敵するレベル。
前半3.5後半2.5
新感染2や犯罪都市2の例に漏れず。ヒット作の2作目なので仕方ないとは思う。好きなところは好き。
なぜ一作目より平均評価高いのか
被差別カーストの女性記者を追うドキュメンタリー。ラーマ神の祭り(ヒンドゥー至上主義者の集会)に沸く群衆と記者の対比が印象的。熱狂が覆い隠すものに冷静な目を向け、小さな声を拾う。インド映画の煌びやかな世>>続きを読む
映画は安全な危険の体験だということを思い出した。サクサク進む展開も合わせてスピードの快感。必要性のわからない新宿観光パートには笑った(ヘンテコ日本描写の無い稀有なハリウッド映画ではある)。
映画その>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
令和仕様のマイルドな工藤とシリーズ最強の市川。
『カメ止め』で見た場所じゃん!というのは途中から気にならなくなった。
足がめっちゃ早い赤い女、金属バット常備、「捕獲」。シリーズのファンには嬉しい要素満>>続きを読む
最初に見たのは数年前。2作目以降の荒唐無稽さからすると普通の心霊モキュメンタリーやってるように見えるけど、よく考えると序盤から笑えるポイントが多い。
・「現代に蘇った口裂け女じゃねぇかな」
・口裂け女>>続きを読む
笑えて怖くてジャンプスケア無しという理想的なホラーだった。最後のオチまで完璧(普通にアプローチしても余裕で行けただろうと野暮なことを思ってしまったけど)。撮影スタッフが明らかにイラついているのやクソ適>>続きを読む
唖然とするような諸々の内容を無視して感想を言うなら、夜の学校や教室で待機ってワクワクするよね。台風で授業が中止になった時を思い出した。
よくわからないけどゴダールっぽいなと思いつつ。ファッションがかなりイカしてた。
ポスターの感じよりもだいぶシリアスで(子どもや学生が犠牲になっていて若干引いた)バイオレンス盛々だった。ヴィジャイが教育を語るシーンはなかなか胸を打つのだけどアクションが始まると戦闘狂になるから戸惑う>>続きを読む
投稿ビデオ一つ一つのインパクトは弱いが、無関係に思われたそれらが実は同一の怪異だと気付いた時の戦慄と興奮。外側にいるはずの撮影スタッフもフィクションに飲み込まれていく展開は『ノロイ』や『カルト』など後>>続きを読む
ジーナ・ローランズの表情筋。街並みとその中で人を動かす長回しが魅力的。ただ、ああいう「ピュアでちょっとマセた男の子」というキャラクターが自分には厳しかった。
見たのはだいぶ前だが、傑作だと思っていた原作の評価まで下げそうになってしまった(好きな人にはすいません)。
現実の土地に空想の登場人物と景色を重ね、千年の昔と今を繋ぐ見立ての想像力。この映画の前半はまさに、自分に物を創る能力があったら描いてみたかったと思わせる世界だった。そこから「幻滅」にぶつかってそれを乗>>続きを読む
とてつもなく凄かった。凄かったが湯浅政明に対する苦手意識は変わらず。あとクジラの腹の中パートが長くて思ってたのとは違った。
『アベンジャーズ エンドゲーム』と『シン・エヴァンゲリオン』を先取りしている。
真面目な話ここまで綺麗な終わり方は中々無い。
今年の暫定ベスト
前編だけどちゃんと区切り付いてるのが好感。
あまりにも過剰。刺激の飽和。予告編のようなテンポで走り切る3時間弱。中二の極地。しかし格好良い。笑いが止まらない。
こういうのが見たかった。個人的には『RRR』超えてる。
唐突にタマンナーが出てくるところでどうしても笑ってしまう。
マフィア周りの演出が全体的にハイローの九龍グループ。
スラッシャー映画の脱構築。新三部作をやる意義はあったと思うし個人的には好みのシリーズだった(原典を再生産しても仕方ないのだし)
お化け屋敷感覚で見れる。ウェルメイドなアトラクション映画の域は出ないが妙に好きなのでたまに見てしまう。怪異の力技と出演者のリアクションが笑ってしまう。カットインしてくる黒目女は心臓に悪い。