お化け屋敷感覚で見れる。ウェルメイドなアトラクション映画の域は出ないが妙に好きなのでたまに見てしまう。怪異の力技と出演者のリアクションが笑ってしまう。カットインしてくる黒目女は心臓に悪い。
吸血鬼の設定に限らず扉が象徴的に使われている作品だと思った。オシャレな雰囲気の映像にB級感のあるゴアシーン&アクションが妙な取り合わせ。終盤の死屍累々なショットは最高だった。
冒頭のシークエンスがとても楽しかった。とりあえず旧作を見直したくなった。
インディの「夢が叶った」瞬間は感動。
ムー的なネタはこれまでで一番トンデモだけどそれ自体は全然嫌いじゃない。あの棺の中身はまさ>>続きを読む
予想以上に黒子が堂々と動き回っていて驚いた。徹底して虚構。こういう映画があるんだな。
映画というより演劇だな、と思って最初はあまり良い印象を持てなかったけど逃避行の繰り返しは良かった。
順序正しく動作を行う、ことの繰り返し。常に何かが行われている。順序というところが肝であり、偏執的なまでに丁寧な所作の中に主人公は囚われつつ守られてもいたのだと思う。綻びは徐々に大きくなり、映画のリズム>>続きを読む
韓国で『シン・ゴジラ』を作ったらこうなると思うくらい要素や構造に共通点がある。点が線になり後戻りできない離陸に至る一連の流れには痺れたし目を見張る映像もあったが過度なウェットさと自己犠牲の賛美に鼻白ん>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まさかのニコラス・ケイジに笑った。DC版『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』かと思っていたけどマルチバースというよりタイムパラドックスの話だった。苦い結論は悪くないけどあのオチはいかんでしょ。DC>>続きを読む
どうなんだろうというところも無くはないが。
珍作。お金のかかった未体験ゾーンという印象。微妙に志が高そうなのもなんなんだろう。
これまで見たクライミングのドキュメンタリーには、自由や生の謳歌と裏腹の死の影、(ポジティブな意味でもネガティブな意味でも)孤独、といった印象があり、感動しつつざらついた気持ちになる。比べるとこの映画は>>続きを読む
骸骨兵士の特撮が凄かった。どうやって作ったのか。「そこで終わり?」と言いたくなるところで終わった。
このレビューはネタバレを含みます
実写と見紛う3Dアニメに驚くがあまりノれず。
ベタであること自体が悪いわけではないがロジックが弱いためにそれっぽい演出・言動のツギハギに思えてしまう。さすがにそれは賞味期限切れだと言いたくなるネタも>>続きを読む
スカイミッション以降はイマイチな印象のシリーズ、今作は面白かった。昨日の敵はだいたい今日の友だしみんな不死身にも程があるけどキャラものとしては全然良かったしアクションのインフレにも飽きが来なかった。こ>>続きを読む
思ったより短かったのと三分の一くらいレースしていた。
我が身の行く末を考えさせられてしんどくなった。まあなんか良い感じに終わったので良かった。人生の分岐を描くには「結婚(恋愛)」「親子関係」「職業」に要約するしかないよなあとも思った。どうでもいいが作品紹>>続きを読む
冒頭のサーカスの見せ方と空襲シーンへの繋ぎが良かった。チンピラとサーカス団員の違いはあれど世間から弾かれた者達の描き方は『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』と共通している。コンプレックスを抱えた悪役の造形は>>続きを読む