おっクウさんの映画レビュー・感想・評価

おっクウ

おっクウ

映画(243)
ドラマ(0)

おばけ(2019年製作の映画)

4.2

カメラを初めて持った時の、少年期の衝動がそのまま表れていて、美しい。
星=神=自分として、自作を語るという反則ギリギリの有効技。
いや、そもそも映画にルールなんて無い。自由に自由に拵えるものだものな、
>>続きを読む

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.1

自分の役割を放棄した最悪すぎる両親に代わって家庭教師が育てる話。
ストーリーは単純なのに、込められたテーマの鋭さ、違和感だらけで不穏な雰囲気、天才的な台詞やフレーズの数々など、不思議な魅力に溢れてて抜
>>続きを読む

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.5

塩辛い陰湿エネルギー充満で悲しくなるが、ギョッとする強烈なイメージ多数で目が離せない。
映画の冒頭と終盤でこっち側に語り掛けながら映画を否定してきてたまげた。
映画見てねえで、町へ出ようってことか。

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

倫理ハチャメチャで笑える。
「キャデラックに免許がいるか!」、金玉龍、「コレがコレなもんで金がいるんすよ」、エロ掃除、「指輪だが?」ラリってるデコ車、「人一人殺すぞ~」、「戸籍は屁より劣るのか」、大暴
>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.6

新鮮に驚きながら楽しめた。
お母さんが紅茶の盆を片付けるだけなのにあの緊迫を生むのはすごい。
唐突な終わり方が一番怖かった。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.9

内田百閒の原作の世界を再現している美しく妖しい最高の映画。

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.7

「アルゼンチン」で「中国人」「ゲイカップル」の「美しい」「タンゴ」という多い違和感を、イグアスの滝が吹っ飛ばす。

秋日和(1960年製作の映画)

3.8

やっぱり慣習とかに切り込みつつ、時代の雰囲気は取り込んだ映画だと思う

お早よう(1959年製作の映画)

3.5

「おまんま食いますよ」と言って項垂れる大人と、テレビが欲しいがために飯を抜いて黙る子供の対比が面白かった

彼岸花(1958年製作の映画)

3.8

グラスに入った飲み物が全部揃ってるのと、ラストの電車のシーンすご。

長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.6

中国の闇をドキュメンタリーのように描きながら、時折、建物がロケットのように吹っ飛んだり、UFO飛んでたり、変面を着けたやつらがゲームしてたりと、シュールな映像シーンがあって笑った。

西瓜(2005年製作の映画)

4.3

静謐で、難解な、AVミュージカル。
衝撃的で、美しいカットだらけで、肌に馴染む。
スイカが割れる、蟹の甲羅を剥がす、女の口にあれを突っ込む、どれも味わうために必要な行為。女=物であるという捉え方?

世界(2004年製作の映画)

3.7

表と裏を明確に描いた映画。
内の世界に入れば傷つかず能天気でいられるけど、外の世界に飛び出すには、身を削ったり、逸脱したり、諦めたりしないといけない。
現実の厳しさを生々しく描いている。
世界公園のミ
>>続きを読む

熱帯魚(1995年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

受験を控えたぼんやり中学生が誘拐されるが、誘拐犯も家族揃って抜けてて、ふつうに暮らしたり、受験の面倒を見たりするというだいぶゆるいとぼけた映画で笑える。

だが、その一方で、誘拐のニュース中に誘拐され
>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.4

絵、音楽、脚本がクールで、ブラジルの地獄スラムの空気をノリノリで感じながら観てしまったが、転がる死体を見て、なんて愚かで馬鹿馬鹿しいのかと、覚める。そんな死ぬか生きるかの状況どころか、のうのうと生き長>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

原爆作って「やりたいことがない」って面白い。屋根ふっとんだまま運転した車が爆発したり、ヘリコプターからぶら下がって拳銃をぶっぱなしたり、確実に心臓撃ち抜かれても死なない、菅原文太のパワー。馬鹿馬鹿しく>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

4.0

ラストにかけて、沁みる。木訥な父娘の人生の一場面。

>|