muraさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.0

ただ泣かせるだけの映画にはしたくないってこだわりはよくわかる。でも…どうもノレない。どの人物にも気持ちを寄せることができない。

そのこだわりのために人物の背景の描写が淡白になり過ぎたような。

でも
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.5

【1度目鑑賞 2015.1.13】 4.0

冒頭にツアーガイドが白々しく説明するマイナスイオンの効能ってのは、「滝」そのものよりも「滝を見にいく」っていう行為にこそ付いてくるってことね。

無性に滝
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.5

意外に(と言うと失礼だが)ノレた。面白かった。

ロケ地にこだわりが見えるし、映像の色調なんかも好きな感じ。役者には個性的な演技が求められたと思うけど、それぞれうまく演じていたし、キャラも立ってた。
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福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.5

シュールな笑いを誘うだけの映画かと思って見たけど…なかなかいい映画。いい意味で裏切られた。

不器用にしか生きられない人たちへの優しいまなざしを感じる。そしてなんといっても「ゆるし」がある。

ちょこ
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日々ロック(2014年製作の映画)

1.5

このバンドのやる音楽に「ロック」を感じることができなかったらこの映画には絶対ノレないよなと。

個々の感じ方しだいだろうけど、僕には「ロック」ってふうには届いてこなかった。たとえ清志郎を出されても。
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紙の月(2014年製作の映画)

3.5

前半、主人公の女が変貌していくところの展開があまりにも速すぎていまいちノレず。テレビドラマの方が伝わってきたような。時間の制約があるんだろうけど、心情の描写がもう少し丁寧でもよかったのではないかと。>>続きを読む

黒い下着の女 雷魚(1997年製作の映画)

4.5

伊藤猛追悼上映会で見た。上映後のトークショーでは瀬々監督の盟友に対する思いを感じた。

周りを見まわすと、バーチャルな世界を描く映画ばかり。そんな中でピンク映画だけがリアルな世界を描くのか…なんてふう
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.0

最後はこう着地するんだなと(笑)

不思議とエロさは感じない。むしろ笑える。人間の性への執着は滑稽なんだなと再認識。

マリアの乳房(2014年製作の映画)

4.0

宮沢賢治「ひかりの素足」のなかの言葉、「もう何もこわいことはない」をこうとらえるとは。

ピンク映画のようで面白い。さすが瀬々監督。

水の声を聞く(2013年製作の映画)

4.0

教祖が自らのあり方に思い悩む姿を描くことで、オウム事件以後、善悪二元論的に「宗教は悪いもの」って決めつける社会への警鐘のようにも思えた。

「カナリア」を思い出した。

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