意外に(と言うと失礼だが)ノレた。面白かった。
ロケ地にこだわりが見えるし、映像の色調なんかも好きな感じ。役者には個性的な演技が求められたと思うけど、それぞれうまく演じていたし、キャラも立ってた。
何よりも、荒唐無稽な話にもかかわらず気持ちが離れることがなかった。物語が緻密に展開されているからか。それは大事だなと。同じ荒唐無稽でも、昨年見た「神さまの言うとおり」にはまったく気持ちを寄せることができなかったから。
2部作だから話を急いで進める必要がないってこともあるか。
その後編がゴールデンウィークに公開されるようだけど、前編が年末年始で、後編がゴールデンウィークって…
なんかあざとく思えるのは僕が素直じゃないからか。作りたいから作るのか、売りたいから作るのかって問題ね…