福岡市総合図書館シネラの企画「スウェーデン映画への招待」で鑑賞。ステファン ヤール監督のドキュメンタリー「モッズ3部作」の1作目。ケンタとストッフェという2人のモッズ(というか小ぎれいなホームレス)と>>続きを読む
内容の割にさらっとしていた印象。英仏独語が入り乱れるのが気になって何となく集中できなかった。ヴィッキー クリープスの声は本当に素敵だと思う。(2018/7/22 シアターシエマ)
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家族とか絆とかそういう安っぽい人間ドラマでもないし、正しいことと間違っていることの境界が揺らぐ映画だった。「捨てる人がいるから拾った」信代の言葉がこの映画を表していると思った。家族や親、社会に見捨てら>>続きを読む
この映画を観なかったら、今の私はなかったというほど、人生で重要な位置にある作品を4Kの映像美で観られるというなら、観に行くしかない! 一度だけ映画館(KBCシネマで再映だったはず)で観たが、ほとんど画>>続きを読む
「夢を共有する」という不思議な現象で出会ったマーリアとエンドレ。現実でエンドレとの上手い距離感がつかめず、失恋しかけて自殺未遂のシーンのローラ マーリングの曲が絶妙だった。鮮血の赤と光の白と映像の美し>>続きを読む
母親と娘の微妙な関係。「ママなんて私のこと全然好きじゃない!」とは口では言うけど、ママが一番自分を分かってることは分かってるし、顔を合わせれば喧嘩してるけど、ママが話しかけてこないと心細い。難しいもの>>続きを読む
フランスの国民的歌手と言われ、数々の大ヒット曲を残したものの、私生活では愛した男性が次々に自殺を遂げるという悲劇に見舞われ、自らも54歳という若さで自ら命を絶ったダリダ。波乱万丈で壮絶なダリダの人生を>>続きを読む
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狙ったわけではないが、6月9日「ロックの日」に相応しい映画。世界的なアーティストのアルバムジャケットやポートレイトを手掛けた日本人写真家、鋤田正義氏のドキュメンタリーであり、ロック史でもある。デヴィッ>>続きを読む
観ている側も神経を削られる映画。色のコントラストとか、演者の立ち位置とか人間が作り込んだ美しさを極限まで表現した映画。衣擦れの音や刺繍の針を通す音があんなに神経質な映画も他にない。何より完璧なのはダニ>>続きを読む
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そもそもナビゲーター必要か?というのを大前提に。
スクリーンに映る元気なヒデちゃんを懐かしく思いながらも、亡くなった当時の築地本願寺のファンの泣き叫ぶ声を聴いて当時を思い出して涙したり、未だに冷静に>>続きを読む
スウェーデンに対してどんな印象持ってるんだ? 社会福祉が進んでて、平和で、豊かで、おしゃれな国? そりゃあ外国にはそういうところしか見せないからな!と嘲笑われているような映画。やっぱり黒い映画作るなぁ>>続きを読む
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爆弾テロで愛する夫と息子を失ったカティヤの復讐劇。ダイアン クルーガーの演技に圧倒された。自分には犯人が分かっているのに、証拠不十分、悲しみを癒すために一時手を出した麻薬の所為で証言の信ぴょう性を疑わ>>続きを読む
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ここ数年観た中で、「キャロル」と並ぶ映画。主人公のレオとガブリエルがキュートなのはもちろん、ジョヴァンナの複雑な立ち位置も共感できるし、いじめっ子たちも何だか根っからの悪ではない感じが好きだった。レオ>>続きを読む
北イタリアの美しい景色の中で繰り広げられるひと夏の恋。エリオ役のティモシー シャラメの美しさに目を奪われるばかりだった。ただ全体的に冗長な感じがした。エリオのお父さんが、エリオと話すシーンと、エンドロ>>続きを読む
映画館で予告を観たときに「ゲイリー オールドマン出てるんだぁ。何の約何だろう」と結局よく分からないままで、後になってチャーチルがそうだと知り驚いた。ゲイリー オールドマンの元の顔とか話し方とか、全部思>>続きを読む
今でこそHIVウィルスに感染しても進行を抑えることができるほど治療法が進んでいるけれど、ほんの20年前は感染したら死ぬ、そんなイメージだった。まだ治療法が今ほど進んでおらず、病気に対する知識や理解も広>>続きを読む
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こういう映画には大抵主人公を理解して支えてくれる友達が出てくるのに、オルランドと歌の先生以外はほぼマリーナに敵意をむき出しだし、バイト先のレストランの人もマリーナの隠している事実を知ったらどうなるのか>>続きを読む
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映画全編が水の底で撮られているような不思議な印象の映画。雨の音とかお風呂とかゆで卵の鍋とか。ダークファンタジー的背景はよかったし、俳優陣もとても良かった。サリー ホーキンスは特別美人とかではないと思う>>続きを読む
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先天性の病気で、日常生活もままならないほどの弱視になったサリーが、弱視であることを隠しホテルに就職。周りの協力を得て仕事を続けるも、やはり綻びが生じてしまう。面接時にいきなり遅刻してきた女好きで酒飲み>>続きを読む
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ウォーターゲート事件に関してあまり詳しくもなく、さほど興味もなかったのだが、相棒がエキストラでリーアム ニーソンの近くに映っていると大騒ぎだったので行ってみたら、思いのほか面白かった。近頃アメリカのT>>続きを読む
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午前十時の映画祭。映画館で上映されるたびに必ず一度は観るようにしている作品。ざらついた砂漠にある干上がったオアシスのようなレストラン兼モーテルの「バグダッドカフェ」にジャスミンというドイツ人女性がふら>>続きを読む
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この監督の映画は「ボディガード」しか観たことなかったので、こんなシリアスな法廷ものを作れるとは思っていなかった。歴史学者でホロコーストの真実を追うデボラ リップシュタットとホロコースト否定論者デヴィッ>>続きを読む
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第二次世界大戦時、ナチスドイツに侵攻され、ヒトラーに従うのか、ノルウェーという主権国家を貫くのかの決断を迫られた当時の国王、ホーコン7世。ナチスドイツの傀儡政権に国を乗っ取られ、ヒトラーとの交渉の場に>>続きを読む
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2018年1本目に相応しい派手な映画。コリン ファース演じるハリーは回想シーンでの登場程度なのかと思っていたので、まさかのガラハッド復活に歓喜。ハリーの最高に美しいシルエットこそこの映画の価値の68%>>続きを読む
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全編通してミステリアスで悲しげな雰囲気の映画。アドリアン役のピエール
ニネの線の細さに、オゾン的な違う展開を予想しながらみていたのだが、意外な展開だった。アンナがフランスにアドリアンを追いかけていく件>>続きを読む
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エレ マリャはサーミ人として差別され、進学もできずに生きることを拒絶し、サーミの村から逃げ出しスウェーデン人のクリスティーナとして生きることを選んだが故に、サーミ人からも白い目で見られる。スウェーデン>>続きを読む
トリシャのアンジェリーナ ジョリーメイクがとても特徴を掴んでいてうまかった。フィリピンのざわちんのような人らしいけど、素顔がPlaceboのブライアン モルコっぽくて素敵だった。トリシャの遺言を受けて>>続きを読む
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クストリッツァの生まれた国の背景からして、彼の映画に「戦争」というキーワードは外せないはず。だからこそ日常的な戦争の中にも、ファンタジーの要素を強くし、きれいな花嫁に派手なパーティー、表情豊かな動物の>>続きを読む
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地元の劇場で公開決定から実際の公開まで半年以上かかったと思われ、ずいぶん楽しみにしていたから、観てみると物足りなかった印象が拭えない。映画の舞台、ホテルヨーロッパで繰り広げられる3つのエピソードが切り>>続きを読む
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シャロンを取り巻く環境は非常にハードだが、とても静かな映画で映像が美しかった。「黒い肌が月の光で青く見えるからブルーと呼ぶ」というファンが幼い時に言われた台詞が印象深い。
それにしてもアカデミー賞はこ>>続きを読む
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病気で仕事を失ったダニエルと、2人の子供を抱えるシングルマザーのケイティ、どちらも四角四面の役所の対応で適切な支援が受けられない。逆境が2人に重くのしかかり、観ていてやるせなさや怒りを憶えるが、彼ら自>>続きを読む
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クロアチア紛争中、戦争直後、現在の3部構成からなるそれぞれの時代の恋人たちの映画。主人公の2人はどの時代も同じ俳優が演じるという斬新な手法。戦前には隣人友人恋人夫婦で民族が違うこともあったのに、戦争の>>続きを読む
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X JAPANの歴史。当時ニュース番組で報道された映像から舞台裏まで、ファンが観ると嬉しいけれど、とてもつらい部分もあるドキュメンタリー映画。HIDEが亡くなったときのYOSHIKIの会見や、築地本願>>続きを読む
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ビートルズに憧れてバンドを始めたノルウェーの少年たちの、ちょっと地味目の青春映画。楽器もあまりうまく弾けないし、好きな女の子ともうまく付き合えないし、何するにも間が悪くてポールマッカートニーの若い頃に>>続きを読む
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En man som heter Ove妻を亡くし、仕事も失った偏屈な老人オーヴェが、近所に越してきたパルヴァネの家族のドタバタに巻き込まれるうちに、お互いに敬遠していた地域の人々と心通わせる話。去年>>続きを読む
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初のIMAX 3D字幕で鑑賞。ストーリーは大したことない、そもそも余り憶えていない。ベネ40%、マッツとティルダ様で30%ずつくらいの期待で観始めたが、映画が始まったらティルダ様演じるエンシェント ワ>>続きを読む