2016 9/26 3回目。
2018 1/12 4回目。
ナオミワッツ素晴らしい、アントニオバンデラスやらしい。
すげえ出っ歯って?
「ハンナとその姉妹」みたいなモチーフ(銃が出て来たり)だが煮え切らない。移ろいと変遷はペーソスと肯定。ウディアレンがスポーツカーを運転するとはね。
喜劇と悲劇でラダミッチェルの顔が全然違う。喜劇の側の男のセリフはいつものウディアレン。悲劇の側はクロエちゃんだわ。アニーホール以降は業の肯定。
JJといえば植草甚一と相場は決まってる。年の瀬にスパイ映画は酒のつまみだなと思いつつドラマティックな展開はワインの酸化を促進したよ。
大野雄二のテーマ曲は満点だし、オープニングのタイポグラフィも満点。石坂浩二は座布団3枚、草笛光子は4枚、三國連太郎はほぼ演技していないが座布団5枚、加藤武は奮発して座布団10枚。
如何にもコッポラ女史がやりそうだよ。途中、10ccがかかるところと電話で7インチの聴かせ合いのところはやられた。
前半、眠気に耐えきれず(映画がつまらなかったのではない)寝たのがまずかった。全く話についていけず、ベルリンだかにとりのこされ、唯一の先導は暴れる金髪だけ。
フランキー堺怪演、でたらめフランス語を喋る。マッシュルームヘアのカツラをかぶる森繁久彌、三木のり平、小林桂樹、当時のビートルズ旋風の影響か。
冒頭、ワインのコルクを抜こうとして死ぬところがあるのだが、高木ブーがやりそう。
公開中作品と似ているが、こっちの女優のほうがモニカベルッチよりはるかに良い。
パールハーバー以前かと思うと恐ろしい。滅茶苦茶。ハーポ、チコが活躍。グルーチョは弁護士役でいつでも腰から下の動きが良い。喜劇人は腰から下の動き方にかかっているのか。どなたか考察求む。
ジョンマルコヴィッチが昔から結構好きなのだが、久々にみたらモーリーロバートソンに似てる。往年のスパイ映画風味。