いわけんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

いわけん

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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

すげーどうやって撮ってるんだ感が鑑賞のノイズになるくらいの絵力。若い2人を固める俳優が英国の威信かけてるのかってくらい豪華。マークストロング素敵。

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

4.0

タイトル、ジャンルから法廷サスペンスかと思いきや「家族」のお話だった。
女好きで頭脳明晰で大金持ちの嫌なヤツ、が途中で改心。トニースターク弁護士編と言ったところ。彼がキャラから解放される日はくるのだろ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8

おそらくノーランはコロナ禍が起こる事を知っていたのだろう。そして逆行し映画界を救うためにこれを撮った。劇場で観なければならない、観客を取り戻すことの出来る大作を。
複雑なストーリーではあるが、映画の醍
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.6

ロストバケーションで思い知らされたがスタイルの良すぎなブレイク・ライブリー。可愛らしいアナと並ぶと大人と子供のよう。見た目だけで「違い」を判らせる2人のキャスティングは素晴らしい。
サスペンス?ホラー
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.0

話には聞いていて観る機会があればと思っていたらアマプラに。大林監督追悼配信なんだろか。
尾道3部作で大衆的な支持があるが本質はこっちなんだろな。グロくて前衛的でエロい。そして何より女優を魅力的に撮れて
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来る(2018年製作の映画)

3.4

ホラー映画を観ようと思ったんだがどうやらアヴェンジャーズを再生していたようだ。ハラハラするつもりがウォーっとなる。詳しくないのだが中島哲也の作品てこんな感じなんだろか。承認欲求だけで生きている中身空っ>>続きを読む

ガス人間第1号(1960年製作の映画)

3.5

本多猪四郎に特撮円谷英二。初期ゴジラもだが、怪獣や怪異なるもののお話しがおっさんの観賞に耐えられるどころかじっくり観させられるのは、子供騙しをせず登場人物をキチッと描いているからに違いない。ガス人間と>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.9

この明日のジョー地獄篇みたいな話が実話だと…⁈コロナ禍の今観るとあーこりゃダメだの混み混み刑務所。タイは顔に刺青が普通なのか。エイズにして殺すぞと血を抜いた注射器をちらつかせる斬新な脅し。囚人を痛めつ>>続きを読む

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.4

怒涛の展開から引き継いでの後編。誘拐?のやり方がちょっと雑な気がする。拘束してないしフラッと帰ってこないか。あと犯人の探し方、佐藤浩一への着信とリンクしてへーではあるが、執念だけではなんともならんし、>>続きを読む

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.7

まあ豪華キャスト。女児が誘拐の果て殺されるってあらすじで敬遠してたが観始めると一気に後編まで。綾野剛と榮倉奈々が大好きになり、瑛太が大っ嫌いになる作品。実際の記者クラブを参考にしたらしいが、あんなに不>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.1

良いねー松坂桃李。2時間の作品で国立出のぼっちゃん刑事から修羅場くぐった男の顔へ見事なグラデーションを見せた。同じヒーロー出身として脇に出てた載寧龍二も奮起してほしい。
竹野内豊は仁義なきの千葉真一を
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.6

化粧っ気なくても耐えられると言う理由でキャスティングされたのかな吉岡里帆は。今無理して出る内容でなくてもって思えるくらいハード。役の幅広がりそうなので結果オーライなのだが。
前半も後半もハラハラなんだ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.9

ここまで顔面偏差値が突き抜けた自殺志願者の集いがあるものか。今流行りのデスゲームが始まるのかなと思い観ていたら完全な肩透かし。色々あるけど命を大切にしなきゃねなストーリーをハッともしない答え合わせをし>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.6

ミポリンめっちゃ可愛い。宮崎ますみ美人。やはりヤンキー周りにはキレイな人が集まるのか。トオルとヒロシも男前だけど。ノブオの再現度もハンパではない。
懐かしくて楽しい映画なんだけどおっさんになった今観直
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.3

なんじゃこのサイコホラー的な邦題はと思ったら原題の直訳だった。救いのある内容なのに。ボテっとしたおっさんにキアヌリーブスのジェネリックみたいなあんちゃん、12モンキーズのモニター1台ずつ借りてきたよう>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.5

売れに売れたエマストーンをよくぞ呼び戻せた。気取る事なく前作のノリで熱演してくれたのは素直にうれしい。妹は折り合い付かなかったのかな、と思ってたがこれアビゲイルプレスリン?ブルーレイのメニュー画面とも>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.3

アマプラはえーな。借りようと思ってたのに。「ゲットアウト」が良かったので期待してたが前作ほどのインパクトは無かった。黒人を見下している裏で本当は逞しさを欲してたと言う皮肉がきいていた前作に比べ、格差に>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

原作の序盤しか踏襲していないとか言われてるがそんな事どうでもいい。
ジョジョ君話し方まで可愛いじゃないか。こんな無垢な子供までナチスに傾倒させる恐ろしさ。コメディで敷居を低くさせておいて気がつけば目眩
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.3

あれ?アーロンエッカートは?モーガンフリーマンが大統領では健康上不安では?と疑問に思っている間に今回の目玉であるドローン爆撃。前作のロンドン同時テロも大胆だけど今回もえげつない。
予算が付かなかったの
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

ラッシュ以来の燃えるカーレースシーン。ザ・ファイター以来のクリスチャンベールの名演。ジョンバーンサルも今回は良い奴役。強大な相手に挑む1度は夢を諦めかけた男たちのドラマはなぜこんなにも心を揺さぶるのだ>>続きを読む

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

1.0

吉岡里穂は可愛い。アマプラで2時間を無駄にした程度で済んだが、劇場で観られた方々にはお悔やみ申し上げる。吉岡里穂は可愛い。こんな作品のダジャレに過去のロックスターを使うな。よく分からんレイアウトの部屋>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画もだけど「原因」はどうでもよくて、状況をどう生きるかがメインテーマになってくる。電気ダメなのに飛行機いけるやろって発想がアホすぎる。計器、管制塔諸々動くわけないし。上のばあちゃん亡くなったて>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.3

頭の中にアレクサを入れてる状態。リーワネルだからお話にもツイスト入り。AIが無機質故に残酷であるのが怖い。

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.7

町山智浩さんが紹介しててたまたまネトフリ契約中だったので観る。
障害者の性についての作品。商業的には手を挙げるとこはほぼ無いであろう。自分も含めそう言う問題はあるとはわかっていても見て見ぬふりをしてき
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーション、90分弱。サクッと観るにはもってこい。迫りくる人喰いザメのハラハラ感より、ブレイク・ライブリーの嘘みたいな抜群のスタイルにビビったわ。美人だが好みでは無いと思ってたが、そらサメも>>続きを読む

巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

2.8

ゴツいのに美人。粗雑なのに巫女。スポーティでコメディもいける広瀬アリスだからこそ出来る芸当。探偵が早すぎるに通じるものがある。
しかしシナリオが…。子供とのよく分からない触れ合い。自業自得な同僚の意味
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

2.9

うーん、90年台の陰謀系映画の古臭さを感じさせる。ドローンみたいなガジェットは使っているんだが…。ウィルスミスの無駄遣いなのか、彼もセガールやニコケイ路線になってしまうのか。作品自体の評価とは別だが吹>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.3

ヒャッハーシリーズのフィリップラショーのはちゃめちゃコメディぶりが漫画原作と言う制約の中で押さえ込まれてしまった気がする。ハンマーやってもっこりして海坊主が出て…とああフランスでこれをやってくれてあり>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.5

スクールカースト上位の空っぽ女と関係性に無自覚な母親からのパーティーの誘い。優しいんだけど所在なさげな空気を読みとってあげられない先輩。そしてヤリたいだけの最悪男。これ以上主人公を追い込まないでといた>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

原作者のキング自身が嫌っていた前作、キューブリックの作家性が強く出ていたためにオカルトよりも父親の狂気性が強烈なインパクトを残し長く語られる作品となった。で、今回だがオカルト寄り。原作をきちんとなぞっ>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

エドシーランも影響受けてるだろと突っ込むのは野暮か。現代最高のアーティストが脱帽するって演出には必要なわけだし。if世界が良く描けてた。曲だけでなく4人の個性がスーパースターたらしめたのではないかと作>>続きを読む

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.0

とんでも設定でも綾瀬はるかが出ていれば「まあ良いや」で済ませてしまう。彼女に謎の説得力があるのか自身の持つつかみどころのない存在感がそう思わせるのか。
にしても地元としてはあぶり餅を歩きながら食べてる
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富美子の足(2018年製作の映画)

3.5

多くの人をここまで狂わせるほどの足。創作ではあるが説得力を持たせるだけ片山萌美の足は本当に美しい。ただ痩せてるだけのモデルのほっそい足と違い程良い太も…。と映画自体の評価とは別の話をせざるを得ないほど>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.3

田舎の閉鎖的な社会で鬱屈してしまった岩男。アイリーンとの結婚をきっかけに溜まりに溜まったものが爆発し事態が急展開。ヤスケンの怪演はもちろん凄いのだが、それを上回るのが息子への偏愛を持つ木野花。嫁姑の愛>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.7

新井浩史はこう言う役が本当に似合う。てか1人だけドキュメンタリーかってほどに。4人4様でお互いに無い部分に惹かれ、また忌み嫌う。窪田くんの実力は当然だが、中でもニッチェ江上が素晴らしかった。コントも役>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.0

回を増すごとにグロのパターンだけ増えて内容はつまらなくなっていったシリーズ。ファイナルで終えたはずなのに、あれ?出てくるって事はリブート?とか色々考えてる間にああそうか、となる。1.2ほどではないが、>>続きを読む