SEIJISANさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

潮風のいたずら(1987年製作の映画)

5.0

心底笑わせてくれて、泣かせてもくれる最高の「ラブコメ」映画!ゴールディ・ホーンの演技が冴え渡っています。一作の中に様々な表情を見せてくれます。冒頭の「嫌な女」で登場した時には一発で「嫌な女!」と思わせ>>続きを読む

偉大な生涯の物語(1965年製作の映画)

2.0

娯楽性を一切排除して新約聖書を映像化!それも3時間オーバーの上映時間!内容が盛り沢山なので3時間オーバーで丁度良いけど。出演者がやたらに豪華。でも、効果的に俳優を配しているかと言われればかなり疑問。映>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.0

公開当時は「大ベストセラーの映画化」という情報だけで観ました。元来「魔法」が出てくる作品が苦手な自分。SFなら好きなんですが...。何故世界中で好まれているかは理解できます。ですが、やっぱり「魔法」が>>続きを読む

ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)

3.0

色々と創意工夫がされている本作。大阪万博会場が舞台。そこに展示される古代遺跡が怪獣ジャイガーを呼び起こしてしまった!このままでは万博が開催できない!そこでガメラの登場となる。ジャイガーの頭がデカくてバ>>続きを読む

恋をしましょう(1960年製作の映画)

2.0

マリリン・モンローの為に作られたような作品。でも、僕はマリリン・モンローが苦手。なんか男の視線を意識しているような感じが苦手にさせているのかなぁ。一方的にモンローに惚れる大富豪役にイヴ・モンタン。めち>>続きを読む

キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(2003年製作の映画)

3.0

1は「スーパーポジティブ」が自分の未来を変えて周囲の人達も幸せにしていく「アメリカン・ドリーム」が目一杯詰め込まれていた予想外の良作でした。本作も「スーパーポジティブ」で自分の道を切り拓くのは変わらず>>続きを読む

敦煌(1988年製作の映画)

3.0

制作・宣伝に45億円を投じたバブル期真っ只中の歴史スペクタクルロマン!...となれば良かったのですが、お行儀良くまとまってしまった感じで、いまいち面白みに欠ける大作でした。それでも本物の敦煌でのロケー>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

過去に実写版で映画化には良くない印象を持っていた「スーパーマリオ」。本作もあまり期待をしていなかったのですが、面白かったー!何よりCGのクオリティと画面の端々まで丁寧に描かれている事に驚きました。肝心>>続きを読む

キャリー(2002年製作の映画)

3.0

傑作ホラーをリメイク(TVドラマだけど)。原作が面白いから大コケはしないよね。本当の恐怖は、キャリーの「超自然の力」ではなくて、子供を自分の所有物の様に扱う「毒親」であり、悪意しかない「虐め(或いは暴>>続きを読む

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

3.0

「平成ガメラ3部作」の第2作目。前作同様に怪獣アクションと人間ドラマがベストな配分。ヒロインの水野美紀さんがとても美しい。しかし寒そうな札幌の冬にミニスカートの衣装は可哀想でした...(個人的にはウェ>>続きを読む

キネマの天地(1986年製作の映画)

2.5

松竹オールスター、と言うか山田洋次監督オールスターと言った感じの作品。映画の売り子さんから銀幕のスターへ。映画はサイレントからトーキーの時代へと移っていく途中の時代が舞台。寅さんとさくらが出ている(笑>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

2.5

戦争の英雄が泥酔して公道で器物破損。そして刑務所へ。入所後様々な事で周囲の注目を浴びて、やがて仲間内のリーダー的な存在に。ただ看守にも媚びない態度は「権力者」側には疎ましい存在になっていった...。邦>>続きを読む

Wの悲劇(1984年製作の映画)

4.5

角川映画×薬師丸ひろ子さんの作品の素晴らしさときたら...。夏樹静子さんの原作は劇中劇に留めて、映画はその舞台を巡る人間ドラマという何と大胆な脚色でしょう!世良公則さんの優しい演技。三田佳子さんの情念>>続きを読む

ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走!(2000年製作の映画)

2.5

「ドラえもんズ」もこれで最後!新作が発表されない限りは。ベタもベタ、超王道のストーリー展開ですが、古き良き時代のアニメーションという感じで面白い、面白くないよりも先に「懐かしい」がきてしまう。思い出補>>続きを読む

ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?(1999年製作の映画)

2.5

ヒロインのキャラクターが藤子・F・不二雄先生とはかけ離れたデザインでした。少し古い感じのデザイン。こういう絵が流行ったよねぇ、としみじみ思いました。至上のお菓子は「どら焼き」ですね、やっぱり!お菓子が>>続きを読む

ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!(2002年製作の映画)

2.5

「ドラえもんズ」...もう作られる事はないのかな?超短編の本作。サッカー推しの勢いで押されたまま終わりに持っていかれました。感想を抱けない程短い...。

エイリアン3(1992年製作の映画)

3.5

マドンナのMVで注目を浴びていたデヴィッド・フィンチャーが映画界へのデビューを飾った人気シリーズ第3作目!公開当時は酷評されていたし、監督自身何が現場であったかは知らないけど「映画はもうやりたくない」>>続きを読む

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.0

平成ガメラ3部作開幕!ガメラ、ギャオスの造形がとてもリアル!そして格好良い。更に特撮の素晴らしさ。ミニチュアなどの細かな作り込み方、爆破の火柱の上がり方は「特撮の極み」すら感じました。ストーリーは「そ>>続きを読む

月光仮面(1981年製作の映画)

2.0

日本のヒーロー活劇の元祖、月光仮面がリメイクされて登場!バイクは由良拓也率いるムーンクラフトが担当。肝心の月光仮面の衣装が微妙...。ストーリーはカルト集団対月光仮面とシンプルそのもの。捻りを加えてい>>続きを読む

妹の恋人(1993年製作の映画)

3.0

予備知識ゼロで期待も何もせずに観たら良作でした!若き日のジョニー・デップが素顔で出ています。そして嘘みたいにイケメン!!幼い頃に両親を亡くした兄妹。妹は情緒不安定。兄は懸命に世話をする。そこへひょんな>>続きを読む

金田一耕助の冒険(1979年製作の映画)

2.5

大林宣彦監督は苦手な監督です。本作は「金田一耕助」のパロディの他、邦画、洋画の有名どころのパロディに加えて公開当時のCMなどもパロディとして組み入れています。原作は同名の短編集。ですが、タイトルだけ拝>>続きを読む

大巨獣ガッパ(1967年製作の映画)

2.5

日活が作った怪獣映画。オープニングから昭和歌謡曲風「ガッパのテーマ」が流れて期待が高まる。ストーリー的には「キングコング」に近い。日本の金持ちが未開の島へ珍しい生物を連れて帰る企画を立ち上げる。そこで>>続きを読む

ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

3.0

シリーズ第4作目。子供達が喜びそうな設定が沢山。少年はボーイスカウト所属で格好良い制服を着ている。腕時計型トランシーバーで仲間と通信。外国人の友人。自分達の活躍で日本を救う。子供の頃は夢中になりました>>続きを読む

幕末純情伝(1991年製作の映画)

1.5

沖田総司が女性だったら...という「IF」で始まるハチャメチャ時代劇。史実など無視!兎に角ハチャメチャ。映画としては大失敗作だと思う。でも、牧瀬理穂が可愛い過ぎるのだよ...。それだけで成り立っている>>続きを読む

大西部無頼列伝(1971年製作の映画)

2.5

ユル・ブリナー主演の西部劇。黄金を巡って欲深い男達の闘いと騙し合いを緩く描く。アクションはそこそこの出来で、ストーリーの展開がモタモタしてるからイマイチ楽しめなかったです。ユル・ブリナーは真っ黒な衣装>>続きを読む

プロディッジー(2019年製作の映画)

2.0

子供に凶悪犯の魂が乗り移った!所謂「生まれ変わり」。平和に暮らせるはずだったのに、子供は徐々に異常な言動を繰り返すようになり、我が子を恐れるようになった夫婦の選んだ道は...。「オーメン」に少し似た感>>続きを読む

野のユリ(1963年製作の映画)

2.0

メチャクチャ評価の高い本作。主演のシドニー・ポワチエなどはアカデミー主演男優賞まで受賞している。ドイツから亡命してアリゾナで教会を建てる事にしたシスター御一行。そこへ流れ者の黒人青年が建築を請け負う。>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

劇場で観てから何回観たのだろ?何回観ても面白いから...。様々な事が胸に迫ってきてその都度ジーンと感動してしまうけれど、カオナシには変に共感してしまう部分があります。始まりからエンディングまで一気に駆>>続きを読む

デッド・インパクト 処刑捜査(2008年製作の映画)

2.0

映画っぽくない。日本で例えるなら「Vシネマ」みたい。音楽も映像もTVスペシャル・ドラマみたい。ストーリーは、爆弾魔に妻を殺害された刑事が8年後再び対決をする、という流れ。ハードなアクションを目指してい>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.5

ミュージカルは基本的に苦手なんだけど、本作は別!歌もダンスも超一級だから観ていて惚れ惚れする。ストーリーは「ロミオとジュリエット」をベースとしているから間違いない。スピルバーグ版も観てみたいなぁ。それ>>続きを読む

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.0

タイトルで観るのを避けてきたけど、ある意味「ディズニーっぽくない」感じがとても良かったです。とは言え、随所で「ディズニーの良いところ」も散見されて世界のアニメスタジオの底力も感じます。舞台がニューオリ>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

3.5

アガサ・クリスティ原作、監督はビリー・ワイルダー!期待しかない。そして期待を上回る面白さでした!老弁護士の元に舞い込んだ事件は資産家未亡人の殺人容疑をかけられた男。男は無罪を主張していて、「妻がアリバ>>続きを読む

ロブ・ロイ/ロマンに生きた男(1995年製作の映画)

2.5

実在の人物を描いた歴史もの。リーアム・ニーソンが若いのに渋い(笑)そしてジョン・ハートが徹底的に憎たらしくて汚い男をネチネチと好演。本来なら燃えてくるストーリーなのにイマイチ燃えてこないのは何故何だろ>>続きを読む

ジョン・キャンディの大進撃(1994年製作の映画)

2.0

東西冷戦は終わり、「世界の警察」を自負していたアメリカは兵器をもて余すようになった。その為、軍需産業で工場閉鎖が起こり、失業者は増えて、大統領の支持率は下がりっぱなし。支持率を上げる為には「敵」が必要>>続きを読む

ガメラ対大悪獣ギロン(1969年製作の映画)

3.0

怪獣ギロンのデザインの斬新さが強烈なシリーズ第5作!今回も子供達が大活躍!同シリーズではお馴染みの「白人と日本人コンビ」の子供達。子供が好きなものなら取り入れる姿勢がありありと感じられ、大村崑さんがゲ>>続きを読む

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス(1967年製作の映画)

3.0

「ガメラ・シリーズ」第3作目!好敵手のギャオス初登場!!本作から本格的に「子供向け」という方針が取られています。突如現れたギャオスに名古屋を始め、甚大な被害を被る。どうすれば良いのか自衛隊や日本を代表>>続きを読む