reachさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

reach

reach

映画(657)
ドラマ(7)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

長かったのでスキマ時間に細切れにして鑑賞。

中弛みもインド映画特有のツッコミ所もあったけれど、友情・家族愛・信頼・恋愛……ひとの心の動く流れを丁寧に、笑いと感動を織り込みながら描いている。
ランチョ
>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

間違えて吹き替えで鑑賞。
ストーリーの展開やキャラの濃さが面白く、登場する着こなしの素晴らしさという点では視覚的にも楽しめる作品だった。
ブレイクのスーツルックが最高に格好よかった。
素直で天真爛漫な
>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

ジブリで、もののけ姫に次いで好きな作品。
この機会に原作を入手し読破してから鑑賞。
原作はもちろん、映画はひとつの物語として上手く出来ている。(2時間に落とし込むために様々な改変はあるが。)

ものの
>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

-

ポール・ベタニーとジェニファー・コネリーが出会った映画。(その後結婚した)

ファイト・クラブを観たあとだったので、逆に疑ってしまった。
諜報任務は現実で、治療と称して人を狂わせる医者もグルだと回りく
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.1

宗教の治外法権的で多くの人々が信仰の前に踏み込めず、踏み込まなかった部分に切り込んでいく。
神の遣いであるべき神父が人間的に未熟になるのはその教会の禁欲的、閉鎖的体制という皮肉さ。そしてひとの弱さや信
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.0

映像のダイナミックさ、色彩、キャラクターデザイン、挿入歌すべて素晴らしかった。
けれど設定がちょっと投げやりというか、脳筋!力技!主人公パワー!!勢いで押し切ったという感じだった。
私の頭が悪いだけか
>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

違う映画の主題歌だけど、「闘う戦士たちへ愛を込めて」を思い出していた。
コミカルな部分は笑えたけど、現実世界では笑えない内容。
日本のサラリーマンは大変だ。

野村萬斎は台詞が能の延長なので所々発声を
>>続きを読む

NANA(2005年製作の映画)

3.9

漫画の映画化作品としてはいい出来なのでは。
普通に楽しめた。

中島美嘉、完璧に本物のナナ。
お人形のように整ったお顔に華奢なプロポーション。
歌も曲も良かった。HYDEの曲だったのね。

毎週ドラマ
>>続きを読む

叫びとささやき(1972年製作の映画)

2.8

一面の赤と白のドレスのコントラストが印象的。
台詞は少なく、人物の表情や色彩で語りかける雰囲気はフランス映画。

神経質で潔癖で心を開けない長女。
病弱で些細な日常に幸せを感じる次女。
無邪気で少し
>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

3.3

2014年に観ていたようだけど、当時はあまり生徒役に注視していなかった。(林遣都くんはデビューから応援していたが)
ということで再鑑賞。みなさん大きく成長されましたね。

問題だらけの学校だ。
伊藤英
>>続きを読む

ボリショイ・バレエ 2人のスワン(2017年製作の映画)

4.2

もっと評価されてもいいと思うのは、幼少期にバレエを習っていたことと、今でも強い憧れがあるからだろうか。

恵まれて何でも持っているカリーナ。
光る才能があるのに貧しく何事にもタイミングの悪いユリア。
>>続きを読む

RISE UP ライズアップ(2009年製作の映画)

-

林遣都って本当に儚い。
顔の造形を指で確かめるシーンがじんわり素敵だった。

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

-

四谷怪談、作品数が多いですね。
お岩さん、恨んでも恨みきれないでしょうね。

次には仲代達矢の四谷怪談を観たいです。

トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.0

鬼束ちひろの月光で何となく知っている気になっていたけどしっかり観たことがなかったので、鑑賞。
阿部さんも仲間由紀恵もいい味ですね。
シュールな感じを楽しめるひとはよいのでは。
ナポリタンが食べたくなっ
>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

2.8

口喧嘩がリアル。
こういう家族の不毛な喧嘩あるよね。
四半世紀ほどを生きた私的には、どちらの言い分も分かるしどちらも悪い、という感じ。

子供は狭い世界で生かされていることに気付かないし、親は今までの
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

今まであまり縁がなかっただけかもしれないが、ゲイよりレズビアン映画の方が少ないように感じる。

キャロルというロールがレズビアンだからということだけでなく、ケイト・ブランシェット本人に女性を夢中にさせ
>>続きを読む

RONIN(1998年製作の映画)

2.9

つかみが悪く盛り上がりにも欠けるが、カーチェイスは素晴らしかった。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.4

英国の60年代、レトロな服に街並み、大好きだ。
風景を見ているだけでもいい。
ダンスパーティーシーン、空間だけでなく衣装、表情、会話がキラキラして、とてもすてきだった。

結婚式のシーンは涙した。
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.9

話題になったと記憶していたので鑑賞。

行間を読み取る映画。
少年、青年、成年と俳優が違うのに同じ空気感を持っているのが印象的だった。

それほど揺さぶられることなく淡々と鑑賞。

フアン夫妻が唯一心
>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.8

クリント・イーストウッドはあまり好きではなかったけど、本作はいい映画だった。
頑固ジジイが絆され、少年を導き、少女の為に涙する過程が自然で愛おしかった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

まとまりのない覚書。
アーミー・ハマーを観に。
2020.6.11オープンのアップリンク京都へ。

気になっていたタイトルだったけれど、生憎公開時期が繁忙で見逃していた。
幸運にも見逃し上映があると知
>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.1

なんとなく観たら良かったとのことで母に勧められ鑑賞。

同様になんとなしで観ていたのに不覚にも牛丼のシーンでほろりと泣いてしまった。

しかしベランダから落ちた星野源はホラー。
なぜ映画の趣旨に沿わな
>>続きを読む

マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.8

マノロ・ブラニクが好きだったので楽しんで鑑賞。
美しいものを見ると心が豊かになる。

2020.06

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

悲しく美しい人生。
純粋な愛。

「本当の愛なんか知らないくせに!」とジェニーが言ったとき、反対だよと皆思ったはず。
フォレストの愛は欲望とはかけ離れたところにある。

「一緒に見たかったわ」
「君も
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5


女優のポスターで時の流れを知る。
冒していない罪で人生の何十年をも拘束され自由を奪われるのはどのような苦しみなのか。

ただひたすらにアンディのキャラクターがいい。
静かなんだけれど諦念を見せず生き
>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

2.8

シュールでシニカルで、しかしアーティスティックだった。

モダンなファッションや建築と、当時は近未来的だったんだろうギラギラした内装など背景に見所たくさん。
そして音楽と倒錯的な内容とのコントラスト。
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

配信を受けて、ついにミッドサマーデビュー。本当はディレクターズカット版観たかったんだけれど。
噂はかねがね、観たいと思っていたけれどコロナ禍で映画館は休業。明けた頃には小さな映画館でのみの上映。密を避
>>続きを読む

ターミネーター4(2009年製作の映画)

-

そこそこ楽しめた。
マーカスとパイロットの女性が何ともよい関係であった。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

クリスピー・クリーム・ドーナツのサブリミナル効果が覿面。

人間はいずれ朽ちる有機物。
だからどうやって生きるか?
安定的で刺激のない日々に漠然とした不満を抱えてはいないか?
社会への怒りをどこにぶつ
>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

自然界から利己的な人間への最後通告。
物的にも精神的にも貧しくなったときに奪い合う、ひとの心の醜さ弱さ。
強烈な風刺とも取れる。

物心ついた時から何故かずっと好きな作品。
ジブリの中でもダントツです
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.5

最初は少し退屈で、ジワジワ恐怖が展開するけれどどこか抽象的で、独特の不気味さと逃げなければ殺される!という焦りで主人公に感情移入していたら最後、騙されていた。
察しはいい方だと自負はあるのだけど、多く
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

2020年6月、今まで映画に限らず様々な作品を観てきてあらゆるストーリーが出し尽くされたからか、面白かったけれど個人的にはこんなものか、という感想。前評価が高かっただけに期待が大きすぎたのかもしれない>>続きを読む

サーホー(2019年製作の映画)

4.8

ストーリーに関する前情報無しに鑑賞。
記念すべきプラバース様主演映画初鑑賞。
タイトルを出すタイミングが秀逸。

一言でいうと気持ちいい。
飽きる瞬間がない。
そして心から湧き上がる歓喜。
バーフバリ
>>続きを読む