Jeanさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.4

超好みでした!

実話に基づいてるのが凄すぎるので+0.1しました笑

ブッチとサンダンスの凸凹コンビが盗みから始まる壮大な人生に立ち向かっていきます。盗人をやめられない彼らはどこまでもパンドラの箱を
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.0

金曜ロードショーで鑑賞。中身がない。脚本は悪くない。終わりに近づくにつれてどんどんつまんなくなっていく。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.9

歴史的名作、ライフイズビューティブルを鑑賞。
イタリア映画のいいところが抜群に詰まっています。

「意志こそ全て。」ショーペンハウアー

ショーペンハウアーはドイツの哲学者なんですな。染みるぜ。

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ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

サイコパスおばさんのストーカーホラー映画。

小説家の苦悩を乗り越え、素晴らしい作品が出来上がりました。

さすがにこれはキャシー・ベイツが主演女優賞ですね。

リスボン物語(1995年製作の映画)

4.2

ヴィム・ヴェダース監督の作品を初めて鑑賞。
これほどまでに映画愛を感じる映画は久しぶりです。作り手としての葛藤を超えて、それでもなお映画の可能性を信じている監督の信念を感じました。

それにしても音に
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.2

誰よりも自然を愛し、自然の尊さを信じ抜いた姫の戦いは圧巻だった。自然と共存できることを身をもって証明してくれた。ありがとう、ナウシカ。

自然に勝るものはない。誰もがわかっていることだ。でもなぜかそれ
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.6

歴史的に残る映画表現とはこのことですね。

彼女にとって父親の存在は大きすぎた。それ故に彼女は多くを知りすぎた。

バイク、自転車、振り子、星の指輪、犬、手紙、チラシ etc...何をとってもそれは彼
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.7

誰が観ても感じる日本へのリスペクト。

観づらさには繋がったかもしれないけど、日本語だけにしなかったところがいいと思った。英語だけだとまた違うし。犬が隔離される話だから話に沿っても犬と日本人で言語を分
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

試写会で観ました。当たってよかった。

この作品は家族じゃない人たちが家族のように見える不思議な映画です。家族に見えてしまうような瞬間、時には家族に見えない瞬間もありました。

そういう意味では俳優陣
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

映画史に残る作品。

目に見えるものと見えないものの間で戦う女の子の話。少女は現実と虚構の区別がつかない。その中で好奇心を持つが、映画の中で現れるフランケンシュタインをきっかけに現実を信じられなくなる
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(1954年製作の映画)

3.9

愛情と憎悪が空回り、どんどん孤独になっていく。とても苦しかった。

その気持ちがどこか切ない音楽「ジェルソミーナ」に沁み渡って心に残りました。

白痴女を扱う映画としてタブーを超えたフェリーニ監督。
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.9

今回は小川あんちゃんについて書きます。
大きくて、どこか寂しげな目が魅力的です。幽霊にしてはかなり存在感がありました。主役なので大丈夫か。

お姉ちゃんと目が合いそうになった時、目線を外す仕草が幽霊で
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.7

絵本のそのまま。しかしアニメーションの使い方が高畑監督の集大成といえる作品。アニメにしかできない映像表現が純粋に美しく心に染み渡りました。

心が清められますね。生きとし生けるものは生きるために生まれ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

真理とは何でしょう。専門家が言っている事は全て誠でしょうか?証拠は全て正しいものなのでしょうか?

表面的に見える事はほんの一部にもかかわらず、それで全てを解決してしまう世の中です。それでも世の中は不
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.8

アメリカ女とフランス男の恋愛がうまくいかない。しかしどこか引かれ合う二人。お互いを知らなくても深く愛しあえる、むしろ知らない方がいいこともあるかもしれない。

二人の出会いは劇的ではない。バカンスでた
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.9

話はつまんないけど、よく出来てる作品だと思いました。後半の盛り上がりがかなりあったので楽しめました。映画表現技法もたくさん使われていて、ここまでわかりやすく映像で見せてくれる作品も久しぶりでした。しか>>続きを読む

転校生(1982年製作の映画)

4.3

元祖・転校生鑑賞。

完璧なカメラワーク。
白黒からカラーに変わる瞬間とか歩道橋のところとか、最後の二人で線路渡るところとか超絶的にシビレますわ。

ただ個人的な好みとして脚本は新しい方の転校生の方が
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.3

孤独とは好奇心の対象となるような珍しい現象ではない。それどころか、孤独こそまさに人間の存在の中心であり、誰も孤独から逃げることはできない。これは私の信念であり、私の人生に対する全面的な確信はこの信念に>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.4

500日のサマー監督の映画をファーストデイで鑑賞。

さよなら、僕のマンハッタンというタイトルは
The Only Living Boy in New Yorkからはかなりかけ離れてダサいですが映画自
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

サントラをずっと聴いててすごく楽しみにしていた映画。感想としては、ちょっと思ったのと違った感じでした。音楽が良すぎて映像が音楽に依存している感じがありました。全体的な印象は芸術的です。

音楽と映像は
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.3

わしはドロっとしたのが好きなんじゃ。甘酸っぱい感じでくるならもっと深みが欲しいんじゃ。

個人的に見た感想ですが実写の方が良いのでは?と言った感じです。まぁ映像美はアニメじゃないとできないか〜

足を
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

遅めのレオン鑑賞。

運命の出会いと別れ。マチルダはレオンを失ったけど愛の存在を知った。レオンも最後までマチルダを守ってカッコよすぎる。

マチルダの最後のセリフはとんでもない成長を感じたねぇ…

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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.3

優勝で賞金放棄するし、友達自殺するし、最後は熱く握手を交わし「私たちは友達」で抱擁。なかなかカオスなサタデーナイトフィーバーでした。

アルパチーノに似てなくもない。
7&7 セブンクラウンとセブンア
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エル・トポ(1970年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大きく分けて前半、後半といった流れでしょうか。

前半はエルトポの話。
前半は、マーラに執着したエルトポが息子を見捨て、マーラの命令で4人の達人を殺して愛を証明しなければならない。達人たちはエルトポに
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恋の渦(2013年製作の映画)

4.2

わろたwwwって感じの映画。
知らない人ばっかでなになに?って感じでしたが、終始笑いが止まりませんでした笑

恋愛で優位になってる方はどこか強気。形勢逆転すると、男たちは孤独を感じ、とことん女々しくな
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.4

長回し多すぎ、よく頑張ってセリフ覚えたで賞あげたいですね💮ー

二人の器用さが際立つが、さすがにやろうとしてることが難しすぎる。自主映画みたい。

まぁ好きな小話もありました。

みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

4.2

2回目の視聴。

人の成長スピードはそれぞれ。それは時に人とは違って、なかなか自分でも受け入れられないかもしれないけど、それをきっと乗り越えられる日が来るんだよね!!悟の場合は、それを何より一番わかっ
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.9

どこか相手を傷つけたくない心理から深入りできないような性格だからこういうことはなかなかできないんだけど、深入りしてしまいたくなる人間関係というのはどこか惹かれますね。

妻夫木聡はてきとうなんだけどお
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転校生 -さよなら あなた-(2007年製作の映画)

4.5

映画の愛は、監督の愛。そしてそれを演者とスタッフがカタチにしていくのやなぁ。

久しぶりに涙がスーッと出ました。
大林作品は物語よりセリフが好きです。
じわっと、じわっとココロにくるねぇ。

俺もどん
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.4

僕たちは、数千から数億もの精子の中で競争し、生まれてきた。クジラの口から脱出しようとするの同じくらい困難な壁を乗り越えてきたわけだ。

口の中から飛び出した瞬間、まるで何かが始まるような気持ちになった
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.5

幼少期の映画館ぶり、2回目の鑑賞。

ピクサー全盛期は恐ろしいね。良すぎる。
こんな優しい映画ある?
ブーの表情が本当に愛おしい。。
サリーの表情がさらに愛おしい。。。

ドアの使い方が遊び心しかない
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.9

開いた口がふさがらない映画。
何回も観て体に染み込ませる必要がありそうですね。

特殊効果乱用への警告。
神話の解釈。
モノリス。

-
体感映画。

ミッシングリンク
猿人がいるはずだ。人類のルーツ
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.1

ウォン・カーウァイを初鑑賞。

冒頭の走るシーン。脱帽。映像美すぎる。

このロマンチックな恋模様はどういうインスピレーションからきてるのか。。映像的な構成が割と好きだった。

何をもって映画なんだろ
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